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殺人未遂容疑:米兵の子ども4人逮捕へ 警視庁

 東京都武蔵村山市で今年8月、道路に張られたロープに原付きバイクに乗った女性が引っかかり重傷を負う事件があり、警視庁組織犯罪対策2課は米軍横田基地に所属する米兵の15~18歳の子ども4人が関与した疑いが強まったとして、殺人未遂容疑で逮捕状を取った。近く米軍から身柄の引き渡しを受け逮捕する方針。捜査関係者によると、同基地の憲兵隊の事情聴取に4人は事件への関与を否定しているが、現場付近の防犯カメラの映像などから4人がかかわったと判断した。

 組対2課や東大和署によると、今年8月13日午後11時半ごろ、武蔵村山市の会社員女性(23)が同市伊奈平の市道で原付きバイクを運転中、路面から約1.4メートルの高さに道路を横切る形で張られた合成繊維製のロープに首が引っかかり転倒。女性は頭の骨を折り、全治約3カ月の重傷を負った。

 ロープは現場前の運送会社が敷地内に関係者以外が立ち入るのを制限するため、正門の両端の支柱に結びつけていたもので、事件当時は一方の端が外され、道路向かいの電柱に結ばれていた。

 捜査関係者によると、ロープを張るのを目撃した人はいなかったが、近くの防犯カメラを分析したところ、4人の姿が映っていた。また、4人のうち1人が事故直後、現場を通りかかった車の運転手に「人がロープに引っかかった」と119番を依頼していたことも判明したという。【古関俊樹】

毎日新聞 2009年11月25日 11時36分(最終更新 11月25日 19時32分)

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