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2009年12月5日(土)
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跳ねるコイ 冬の味覚
右京・広沢池で鯉揚げ
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威勢良くボートに引き上げられるコイ(5日午前9時55分、京都市右京区・広沢池)

 京都の師走の風物詩「鯉(こい)揚げ」が5日、京都市右京区嵯峨の広沢池で始まった。冷たい雨の中、肥えたコイを養殖業者が勢いよくすくい上げる姿に、買い求める人たちが熱心に見入った。

 下京区の平岡健一さん(69)が4月に15センチ程の稚魚約800匹を放流し養殖した。水位を下げ追い込んでいくと、池の水面には、40センチほどに成長したコイが姿を見せた。平岡さんら5人が太ももまで水につかりながら、跳ね上がるコイを網で舟に引き上げた。

 フナやモロコ、モエビも販売しており、常連客らが列をつくった。例年並みの大きさに育っており、平岡さんは「洗いにしても、つけ焼きにしてもおいしいです」と冬の味覚に太鼓判を押していた。鯉が売り切れる今月下旬ごろまで続ける。
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