WMCフェザー級王座のベルトを巻いたサムラーデット
「MAキック」(4日、後楽園ホール)
ラジャダムナンとルンピニーの2大殿堂王座に匹敵する権威があるWMCのフェザー級王座決定戦が行われ、サムラーデット・モー・ラーチャパットジョームブンがWMAF世界フェザー級王者・駿太を3回1分37秒、TKOで破って新王者となった。
元ラジャダムナン3階級王者で現ラジャダムナンSバンタム級6位のサムラーデットをパンチとローのコンビネーションで追い込んだ駿太だったが3回、右ヒジで額を切り裂かれる。セコンドの08年K-1ワールドMAX日本王者・城戸康裕が傷口を見た瞬間、天を仰ぐほどの出血で、試合は即座にストップ。8月にラジャダムナンSバンタム級王者デットパノムをKOした駿太だったが、メジャータイトル奪取はならなかった。
(2009年12月4日)