2009年 12月 4日
中国銀行職員が窃盗で懲戒解雇
岡山市に本店を置く中国銀行の広島県の支店に勤務していた56歳の男性職員が両替用の硬貨などを盗んだとして今年10月懲戒解雇されていたことが分かりました。懲戒解雇されたのは、広島県三次市の中国銀行三次支店で客の案内や警備などを担当していた56歳の男性職員です。中国銀行によりますと、この職員は今年3月から10月までの間3回にわたり、集金業務などを手伝った際、顧客から預かったり、両替のため用意していた硬貨約69万円を盗んだものです。取引先に両替用の硬貨を渡した際、金額が合わなかったことから発覚したもので、この職員は「飲食代などの遊興費に使った」と話しているということです。中国銀行ではこの職員をすでに懲戒解雇しています。

2例目の裁判員裁判 判決
強盗傷害事件を審理していた岡山県で2例目の裁判員裁判の判決公判が岡山地方裁判所で開かれ、懲役7年の求刑に対し、懲役5年の判決が言い渡されました。判決を受けたのは、倉敷市のタバコ販売店の自動販売機からタバコと現金を盗み、販売店の男性にケガを負わせたとして強盗傷害などの罪に問われた倉敷市のとび職大下剛広被告です。裁判では検察側が懲役7年を求刑し、弁護側は懲役3年が妥当と主張していて、裁判官3人と裁判員6人が、2日間に渡って評議を行いました。判決公判で、岡山地裁のケ蓋k精枷縦垢蓮◆嵌鏐陲両攜世聾世ぬC箸靴Z廚┐鎖ヒ僂任C覆ぁ廚箸靴疹紊如嵌鏗下圓僚菷慨蕎陲猟磴気覆票爐爐戮Zシ陲發△襦廚箸靴督ハ鬘鞠C糧酬茲鮓世づ呂靴泙靴拭」

笠岡市の住宅で男女の変死体
3日、笠岡市の住宅で、この家に住む女性と近くに住む兄が死亡しているのが見つかりました。2人に目立った外傷はなく、警察が自殺と事件の両面から捜査しています。3日、午後4時45分ごろ笠岡市十一番町の住宅で、この家に住む67歳の無職の女性と近くに住む70歳の兄が階段で倒れているのを帰宅した女性の長男が発見し、110番通報しました。警察が駆けつけたとき2人はすでに死亡していて、目立った外傷はないということです。家にはカギがかかっていて、荒らされた形跡もないということです。女性は長男と2人暮らしで、警察は2人の遺体を司法解剖して死因の特定を急ぐとともに自殺と事件の両面から捜査しています。

穴吹前社長支持の株主総会開催請求書提出
経営破綻した穴吹工務店を巡る問題で、解任された前社長を支持する株主が、役員の解任と選任を行うための臨時株主総会の開催を求める請求書を高松地裁に提出しました。請求書を提出したのは穴吹工務店の穴吹英隆前社長を支持する複数の株主です。請求では会社法に基づき、役員の解任と選任を行うための臨時株主総会を開くよう求めています。株主は経営陣に対して臨時株主総会を開くよう求める文書を送っていて、代理人によりますと、会社側からの返答がないため請求書の提出に至ったと話しています。穴吹工務店では、「内容がわからないのでコメントできない」としています。

香川で子供のワクチン接種 集団接種も
健康な1歳から小学3年生までの新型インフルエンザワクチンの接種が、香川県で始まり高松市の病院では集団接種が行われました。集団接種が行われたのは高松市民病院です。病院内の会議室に1歳から小学校就学前の子供160人が訪れ次々と接種を受けていました。接種は予約制で3日間で400人が接種を受けます。現在国から供給されているワクチンは10ミリリットル入りと1ミリリットル入りの2種類があり、10ミリリットルは、幼児の場合、50人分に当たります。一度開封すると24時間以内に使い切ることが義務付けられているため余った場合には廃棄しなければいけません。集団接種は、ワクチン不足が深刻化するなか効率的な活用法として実施されました。また香川県は、小学校高学年の児童と1歳未満の子供を持つ保護者のワクチン接種を今月下旬に前倒しすると発表しました。

収賄の罪で岡山市議を起訴
農地転用を巡る贈収賄事件で逮捕された岡山市議会議員が受託収賄の罪で岡山地裁に起訴され、市議は議会に辞職願を提出し、全会一致で許可されました。受託収賄の罪で起訴されたのは、岡山市議会議員の成本俊一被告です。起訴状によりますと、成本被告は岡山市の不動産会社から依頼をうけ、農地転用の許可申請で便宜を図り、見返りとして、おととし3月ごろ、現金200万円を受け取ったものです。成本被告は弁護士に「政治献金として現金を受け取ったがほとんどを車を買うなど私的に使った」と話しているということです。また、成本被告は岡山市議会に辞職願を提出し全会一致で許可されています。