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2009年12月4日(金) 19:15 |
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成本市議が辞職、揺れる岡山市議会
岡山市内の農地を別の用途に転用する際に、口利きをしたとして収賄容疑で逮捕された岡山市議会議員の成本俊一容疑者が、議員を辞職しました。 また、岡山地検は、この贈収賄事件で成本容疑者ら2人を起訴しました。
予定より40分遅れて開会した岡山市議会の2日目。 本会議の冒頭、成本俊一容疑者から3日付けで宮武議長宛に辞職願が出されたことが報告されました。 議会は全会一致で受理することを決めました。 成本容疑者が逮捕、送検されて20日。 検察が起訴するかどうかを判断する日に合わせて、成本容疑者から辞職願が出されました。 午後になって検察は、成本容疑者を受託収賄の罪で起訴しました。 岡山地検によりますと、成本被告は「政治献金名目で賄賂を受け取った」などと起訴内容を認めているということです。 また贈賄の罪で、岡山市中区の不動産会社社長・小野勇治容疑者も起訴されました。 成本被告は、農地の転用許可を審議し議決する市の農業委員で、小野被告からの農地転用の許可申請に有利な取り計らいをして、現金200万円を受け取ったとされています。 成本被告の辞職で揺れる本会議。 代表質問では、農地転用のありかたについて議論が交わされました。 今回は自らが辞職してけじめをつけたという形です。 しかし、議会への不信感はぬぐえません。 これからどのように信頼を回復していくのか、市議会は大きな課題を突きつけられています。
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