新ユニ“空振り”イケシオ不戦勝で４強…バドミントン

相手ペアの棄権で不戦勝となり、準決勝進出が決まった池田、潮田組

　◆バドミントン　全日本総合選手権第２日（４日、東京・代々木第二体育館）　混合ダブルスの池田信太郎（２８）＝日本ユニシス＝、潮田玲子（２６）＝三洋電機＝組は、橋本博且（トナミ運輸）、藤井瑞希（ＮＥＣ・ＳＫＹ）組が棄権したため不戦勝で４強に進んだ。女子ダブルスは北京五輪４位の「スエマエ」こと末綱聡子、前田美順（ＮＥＣ・ＳＫＹ）が順当にベスト４へ。女子シングルスでは女子高生の松友美佐記（聖ウルスラ学院英知高）が準決勝進出を果たした。

　「イケシオ」が肩透かしを食った。相手の藤井が体調不良で棄権。「アドレナリンが出る勝負服」（潮田）の真っ赤な新ユニホームは汗でぬれることもなく、２人はざわめく会場を後にした。

　「きょうからレベルが高くなり、パフォーマンスが問われると思っていた。会場の雰囲気も違ったし、やりたかった」と池田。９月の全日本社会人４強ペアと戦って準決勝以降へのリズムをつかむはずだった。潮田は「冗談かと思った。アップを終えて気持ちも整ってたし残念」と苦笑いし、「気持ちを切り替えていくしかない」。準決勝の相手は広部好輝、金森裕子（日本ユニシス）組。この日の分もコートで爆発する。