2009年12月05日(土)
暖冬にスキー場から“悲鳴” 県内ゲレンデ造り進まず
ふじてんスノーリゾートのゲレンデは、土がむき出しで雪はまったくない。当初は11月24日から雪づくりを始める予定だったが、気温が氷点下2〜3度、湿度が60%という条件に合う日がなかった。 オープンの延期は5年ぶりといい、前田武志支配人(37)は「ここまで雪ができなかった年は記憶にない。寒くなるのを待つしかない」とため息をつく。 例年11月下旬から準備に入るというサンメドウズ清里スキー場も、これまでに本格的な降雪作業は一日もできていない。担当者は「昼夜を通して雪をつくっても滑走できる状態にするには最低4日は必要」と説明。今後、延期を検討しなければならない可能性があるという。 笛吹市のカムイみさかスキー場は、19日のオープン日を変更しない見通し。ただ「人工降雪機は使えないため、現在は氷を作ってゲレンデにまく機械で、ゲレンデ造りを進めている」(担当者)という。 甲府地方気象台によると、今年11月下旬の平均気温は、河口湖が6・3度(平年比1・3度高)、大泉が6・9度(同1・6度高)など、県内の10観測地点すべてで平年を上回った。同気象台は「今後も急激に気温が下がる確率は低い」と、暖冬傾向が続くとみている。
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