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二次元裏@ふたば
来たわよ
ヒッ
ガクガク
六日目「ひっ!?」目を覚ますと最初に耳に入ってきたのは小さな悲鳴だった声の主はもちろん彼女であり、その声は僕に向けられたもであるしかし彼女はこちらを見ようとはせず、ケージの中で視線を落とし震えていたなんでそんなに脅えているのか。昨日は元気にご飯を食べていたのに…なるほど、それが原因なのだろう。ご飯を食べている彼女に…少しやり過ぎてしまったか
六日目昨日はごめんね。もうあんなことはしないから、出てきてよ出来るだけ優しく話しかけるも、彼女は小さな体を奮わせるだけだった困ったな。君に逃げて欲しくないからそんな檻の中に入ってもらったんだでも、起きている間、意識のある間は出来るだけ近くで触れ合っていたいのにそう思いケージを開けようと手を触れるも…「ひっ!?やめて!許して!」こんな状況にいながらも気丈だった彼女はすっかり鳴りを潜めてしまった
六日目なんとか出てきてもらおうと手を差し伸べるも、悲鳴を上げながらケージの中で暴れたあんまり言うこと聞かないと僕もそれなりのことをしないといけない、そう口にしかけて止めた駄目だ、こんなんじゃ駄目だ。確かに突然こんな所に連れてこられて自由を奪われてこんな気持ち悪い男と同じ時間を過ごすなんて苦痛で、何より恐怖だろうでも僕は彼女の脅える顔など見たくはなかった拘束して檻に入れたのは、普通ならば決して交わることなど叶わない二人を結びつけるための最低限の手段なのだ
六日目彼女がこんなに脅えるほどの苦痛を与えては駄目なのだ障害はあっても、僕と彼女は幸せでいなければならないのだどうすればいいだろう。脅える彼女を横目に考えて…そうだ、テレビを見よう。それくらいは許してあげるべきだったんだごめんね、気付かなくて。見たい番組もあるだろう?言いながらテレビをつけると、チャンネルを合わせるよりも先に聞き覚えのある地名が耳に届いたそれは当然彼女の耳にも入り、途端テレビを食い入るように見つめた写っているのは彼女の家、風新新聞御茶ノ水専売所だった
六日目顔は映っていないが、悲痛な声で彼女の無事を願う女の子たちすると彼女は即座にケージから出て、テレビを抱きかかえるように見入った「みんな!私はここよ!すぐ近く、家からすぐ近くよ!」届くはずなどないが懸命に叫び、懐かしいだろう面々を順に掌で触れていく「私はここに…ここにいるんだから!早く助けに来なさいよ!」放送の間、何度も何度も。必死でブラウン管の向こうに呼びかけたしかし程なくそれも終わり、彼女はがっくりと項垂れた
六日目テレビに出てたね。まあいい加減ニュースにもなる頃だろうね「…そうね。だからここがばれるのももうすぐでしょうね」そう言って彼女は僕を睨む。先ほどまでの脅えた様子とはうって変わり、瞳には生気が宿っていた良かった。元気を出してくれたね。やっぱり君は元気でなくちゃいけない「…何言ってるの?さっきの見たでしょ?ここがどこかわからないけど大した距離じゃなかったわ」そうだね、実際大した距離じゃない。だから毎日君を見続けることが出来たんだ
六日目僕の言葉に顔をしかめると、すぐに大きく息を吸い叫んだ「火事よ!!火事!!火事!!」やれやれ、元気になってくれたのは嬉しいけど、そう大きな声を出されちゃ困る手を伸ばして口を塞ぐも必死でもがき叫ぼうとしている暴れ始めたので両手だけでは事足らず、後ろから抱き締めてようやく抑えつけた「!?んぐ!んぅ!っっっ!!」しっかりと抑えつけてしまえばさすがに大人の力には敵わないしばらく抵抗していたが力尽きたのか、体から力が抜け、呻き声もなくなった
キャー!!!
六日目と、この体勢を改めて実感する。ちょうど胡坐をかいた上に彼女を乗せて背中から両手で抱き締めているのだ「!?っ!んぐ!んぅ!!」片手で口を押さえ、もう一方で彼女の体をまさぐってみる途端再び大きく暴れ始めるも、しっかりと抑えつけ抵抗を、叫びを許さないそして彼女が暴れる度に、結果としてお尻が僕の股間に押し付けられることになるちょ、ちょっと待って。少し大人しくしてて…一瞬だけ…彼女を逃さぬよう気をつけてズボンとパンツを下ろし、勃起したモノを直にお尻に押し付けた
六日目「!?ん、んぐ…っ!!」僕が何をしているのか気付いたのだろう、大きく暴れるそれを抑えつけようとすることで、自然とお尻との摩擦が増して刺激される片手を彼女の体に回して体を封じ、片手を口に回して声を殺すそれをより正確なものにするために、彼女の後頭部に自分の顔面を押し付ける結果として彼女の髪の感触を顔全体で感じ、匂いを思い切り吸い込む形になる
六日目両手は彼女を抑えつけるだけでいっぱいいっぱいだ。しかし、それだけで十分な刺激だった彼女が暴れれば暴れるほどにお尻で扱かれ、息を吸い込めばその芳香に興奮を煽られるただ暴れる彼女を抑えつけているだけなのに、あっと言う間に昂っていくのを感じるああ咲妃ちゃん、気持ちいいよ。お尻に当ててるのわかる?咲妃ちゃんが暴れる度にどんどん擦られて…「んん!?んぅっ!!んぐっ!!!」僕の言葉の意味を理解したのか、一際大きく暴れ、しかしそれを抑えることでさらに擦れて…ああいいよ、もうガマン出来ないよ咲妃ちゃん、咲妃ちゃんの可愛いお尻が気持ち良くて…僕は射精した
六日目出した、出してやって。咲妃ちゃんの可愛いお尻を僕の汚らしいもので汚してやった…「…ぅ…うぅ…ぐす…っ!ひく…っ!」興奮に白む意識が徐々に冷めていくと、彼女がすすり泣いているのに気付いたああごめんよ。泣かないで咲妃ちゃん。そんなつもりはなかったんだ。君を泣かせたくなんてないんだお願いだから泣き止んで。どうしたら泣き止んでくれるの?ねえ咲妃ちゃん僕はどうしたらいい?当然ながら彼女は答えるはずもなく、床の一点を見つめてすすり泣くだけだったそんな彼女を僕はただ見つめるだけしか出来なくて、彼女の嗚咽を見ていると僕も悲しくなって来て……我ながら最低だとは思う。彼女の嗚咽を見ているうちに生じる熱いもの。それは彼女の全てがいとおしいからにガマン出来ずに…先ほど射精したばかりにも関わらず勃起し始めたモノを泣きながら扱き、すぐに射精に至った
外部の出来事が出てくるのって珍しいねわざと出さないようにしてるのかと思ってた
あれ5日目あった?
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