昔より島全体が信仰の対象とされた日本三景ひとつ 神の島 宮島。 その地に創建された世界遺産の厳島神社は、 弘仁2年(811年)には 既にその名を記載されているほどの歴史を持つ。 厳島神社社殿は、推古天皇(593年)の時代、佐伯鞍職による創建と伝承されている。 現在の社殿の基礎は平清盛が安芸の守に任官してより、 仁安3年(1168年)頃築かれたとされる。 厳島神社は自然を崇拝し、手付かずの自然が残る弥山などを御神体としている。 それ故に宮島は神の島と呼ばれる。 厳島神社の象徴でも有る大鳥居だが、楠の自然木を使った四脚造り。 土に埋もれず、全体の重みで立っている。 現在の鳥居は明治8年(1875年)に建立されたもの。 平安時代にはすでにあったとされている。 宮島へは頻繁に連絡船が出ているので、シーズンは大して待たずに利用できる。 島には神の使いの鹿。 「杓子」と言えば宮島と言われるほど有名な宮島杓子があちこちで見られる。 これは 寛政の頃光明院の修行僧誓真によって作られ、島民に伝えられたもの。 商売繁昌、家内安全、勝負などにご利益があるとされている。 Copyright (C) 2004-2006旅楽トラベル 旅楽編集部 All Rights Reserved. 世界遺産 厳島神社 |