最高裁よ、お前もか!ボウリング大会、そば打ち、娯楽費344万円
2009年12月4日(金)17時0分配信 夕刊フジ
-PR-
ボウリング大会、野球観戦、そば打ち講習会まで…。わが国の司法府を統括する最高裁判所が2007年度までの4年間に、職員の親睦を図るレクリエーション費、いわば娯楽費として、計約344万円もの国費をつぎこんでいたことが分かった。中央省庁の税金無駄遣いは続々と暴かれているが、最高裁まで“汚染”されていたとは。 毎日新聞が4日朝刊で報じた。同社の開示請求による04年から09年度分の「レクリエーション行事支出等一覧表」によると、支出総額は04年度が116万円、05年度が102万円、06年度が88万円、07年度が37万円だった。 行事別でみると、ボウリングが最も多く、4年間で総額261万円。次いでプロ野球観戦(33万円)、そば打ち講習会(6万円)と続いた。 また、最高裁によると「用具の購入」では04年度に約6万円でデジタルカメラと付属品を購入。行事の様子を撮影するためというが、今は故障しているという。 08年度以降は支出を見直したというが、当時は国土交通省が道路特定財源でマッサージチェアなどを購入し、国民的批判を浴びたころ。最高裁はこっそり見直していたようだが、これで他者を裁けるのか。 【最高裁が支出していた主な娯楽費】 04年度 健康作り講習会 5万3000円 そば打ち講習会 3万5250円 ボウリング大会 81万400円 05年度 プロ野球観戦 12万9900円 ボウリング大会 74万9424円 06年度 プロ野球観戦 8万7600円 歌舞伎の鑑賞会 3万円 ボウリング大会 73万6378円 07年度 ボウリング大会 32万1400円