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アサギマダラ:福島→熊本1000キロ 2カ月の旅

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原賀さんが撮影したアサギマダラ。羽に「8/11」「5287」「デコ」と書いてある
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 熊本県玉名市岱明(たいめい)町三崎の美容室経営、原賀由美さん(41)が、羽に数字やカタカナが書かれたチョウを偶然、カメラに収めた。約2カ月前の8月に福島県でマーキングされた「アサギマダラ」だった。福島-熊本間約1000キロを旅したチョウに原賀さんは「びっくり、感激」。マークした大学教授は「熊本からは初めての報告」と感謝している。

 10月22日午後1時半、自宅庭の鉢植えの「フジバカマ」に、1匹のチョウが飛んだり止まったりを30分ほど繰り返していた。購入したばかりのデジタルカメラで3コマ撮ったところ、羽に「8/11」「デコ」「5287」と書いてあった。

 知人らのつてで調べたところ、アサギマダラ研究で有名な群馬パース大の栗田昌裕教授(57)が今夏、デコ平湿原で知られる福島県北塩原村のグランデコスキー場で捕獲したチョウと判明。マーキングの意味は、1カ月で捕った1万3724匹のうち「8月11日」に捕獲した延べ「5287番目」だった。

 「渡りのチョウ」と呼ばれるアサギマダラは春、南西諸島から本州に北上し、秋は南西諸島に南下する。移動形態を詳しく調べるため、各地の研究者や愛好家が捕獲した日付や場所などを記入して放している。

 栗田教授は「03年に始め、屋久島や長崎市などから発見の報告があったが、熊本は初めて。素人の方が写真に収めてくれ、感謝です」と話し、「マーク入りのチョウを見かけたり捕獲したら、近くの博物館などに知らせて」と呼び掛けている。【西東靖博】

 2008年11月1日

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