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緊急ロングインタビュー 小向美奈子「ソフト・オン・デマンド」からDVDリリース! その気になる内容とは......

2009年12月04日08時20分 / 提供:日刊サイゾー

日刊サイゾー
緊急ロングインタビュー 小向美奈子「ソフト・オン・デマンド」からDVDリリース! その気になる内容とは......
 今年、覚せい剤取締法違犯容疑で逮捕・起訴され、懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決を受けた元グラビアアイドルの小向美奈子。その後、ストリップ劇場「浅草ロック座」で25日連続公演をこなし、自叙伝を上梓するなど積極的な活動が見られる彼女が、衝撃的な過去と現在の赤裸々な心境を余すところなく語ってくれた。

──先日発売された自叙伝『いっぱい、ごめんネ。』(徳間書店)が話題です。かなり赤裸々な内容という評判ですね。

小向美奈子(以下、小向) 私、初めての喫煙が小学6年なんですよ。初体験は中1。なのに15歳のときに清純派グラビアアイドルとしてデビューして。ギャップを抱えながら過ごす日々が続いて、挙げ句の果てには高校退学してクラブ通い。男と同棲、クスリに手を出して逮捕、釈放されてロック座でストリップ......1冊の本にまとめてみると、24歳にしてはいろいろあったかなぁとは思います。

──ありすぎです。それらが全部書かれているということですよね。しかも、妊娠していたことも告白している。

小向 15歳のとき、大好きだった彼との間に子どもができました。それなのに、彼は交通事故で死んでしまい、その直後に子どもは流産してしまいました。今、思い出しても辛いですね。でも、本の中には、そういう暗い話だけではなくて、ファーストキスの甘酸っぱい思い出もちゃんと書いてありますけど(笑)。

──どんな読者層に一番読んでほしいですか?

小向 やっぱり同世代の女性たち。心も体を大事にしてほしいから。「おまえが言うか」という意見があることも分かっている。でも、自分がしたことを、「なぜ悪かったか」「どこで間違えたか」と自分自身の中で逃げずにしっかり認めたから、「これは悪いことなんだよ」と世の中に言えるとも思うんですよ。だから本として伝える意味もあるわけで。

──確かにそうですね。でもそこまでさらけ出すことに抵抗はありませんでしたか?

小向 う〜ん、でも、正直に綴ろうとすると見せたくない自分もさらさないとだめですよね。私はこの本で、元アイドルとしてではなく、一人の人間としての私を見てほしかった。それなら都合のいい部分だけじゃなくて、自分を全部出さないとダメですから。隠すことなくすべてをさらけ出すことで、結果的には自分が少しでも強くなれると思うんですよね。そうでないと、先に進めないと思うんです。

──自分と向き合うという辛い作業を通しながら、結果的に自分が強くなれると。

小向 すべて出すということは、自分がしてきたことに一つ一つ向き合って考えるという作業をしないとできない。私は今それをしなければならない、という想いがありましたから。だから、単にスキャンダラスなことを話題作りのために書いたというわけではなくて、実は拘置所に入っている時に、一人で考え続けたことを正直に綴ったという気持ちなんです。

──拘置所での心の動きというのは興味深いです。たとえば、どんなことを考えましたか。

小向 何が原因でこうなってしまったんだろう、どうして自分は変わってしまったんだろう、どうしてクスリにいってしまったんだろう......。そんな風に、自問自答を延々としましたね。

──クスリは、当時の交際相手から時にはDVを受けながら勧められたわけですよね。酒井法子さんも夫の影響と報じられていますが、やはり交際相手や友人による影響は強いですか?

小向 ドラッグに手を出したのが、周囲の環境に強く影響されることは間違いないですよね。でも、私自身がしっかりしていれば断つことができたはずですから。だから、私はどうしてそれができなかったのか、その時の自分は何が欠けていたんだろうかなど、とことん突き詰めて総括してみました。

──それでも「どうせまたやるんだろう」という目で見ている人はたくさんいると思います。

小向 それは十分すぎるほど分かっている。むしろ、その疑いの目でこれからの私を見続けていてほしいという気持ちかな。あの事件で私は、十分すぎるくらいたくさんのものを失った。そのことと向き合えたから、もう同じことはしないと自信を持って言えます。

──今「多くのものを失った」とおっしゃいました。その中で特に大きなものを一つ挙げるとすれば。

小向 社会での信用ですね。私の逮捕で、私自身の信用も当然なくなりましたけど、うちの家族が失った世の中からの信用を考えると、本当に取り返しがつかない。

──罪を犯すと自分だけの問題ではなくなってきますからね。

小向 いくら私が一人で生きていると言い張っても、事件を起こせば最後は家族へ行く。世間からも「小向さんとこの娘は......」ってなるし、お母さんも周囲から「どんな育て方したんだ」って。弟も当時は高校生だったから、同級生からは好奇心混じりにいろいろなこと言われたと思うんですよ。全部、私のせいで。それはもう、失った最大のものです。それを全部取り返すのは、厳密にいえば無理ですよね......。

──そういうことも拘置されていた時に考え続けていたということですか?

小向 ずっと。それに、出てからもいろいろな報道が目に入りますよね。お父さんがレポーターから取材受けているシーンが流れたり。「あぁ、お父さんごめんなさい」って......。

──変な質問かもしれませんが、逆に事件で得たものってありますか?

小向 だから、逆に家族の存在と大切さを改めて知ったんですよ。家族の支えがどれだけ今の自分にとって大切か。矛盾するみたいだけど、芸能活動をしているときは、すごく孤独だったのに、(事件と)同時に一人じゃないってことにも気づいて。それはこの事件がなければ、これからもずっと気づかなかったかもしれない。

──もしこの事件がなかったら、自分はどうなっていたかと想像することはありますか?

小向 どうしようもない人間で終わっていたと思いますよ。世間の常識も知らない、勉強もできない。人の優しさも大切さも、何も分からない、分かろうともしない。ただその時にやりたいことをしている人間。女性としても人間としても、魅力のない生き方だったでしょうね。

──そうしたさまざまな過程を経ながら、踊り子という仕事に辿りつきました。ロック座で25日間、98公演も成功させました。

小向 とにかく新しい世界なので興味津々ではありますよね。すごく難しいし厳しいけれど、やりがいがある。何よりやっていて楽しい。毎日がライブですから、この瞬間に自分をどう表現しようか、どう伝えようか、まさに一分一秒が真剣勝負。本当の意味で実力が試される世界だと感じています。

──芸能界とストリップは全く違う世界ですが、対応していけそうですか?

小向 私は本気でこの世界で頑張っていこうと思っていますから。次のステージも決まりましたし、タレントが腰掛でやっているんじゃなくて、一人のプロの踊り子として。どうやってこの厳しい世界へ自分をはめ込んでいって、自己表現をして新しい世界を作っていこうかと。それが私にとってのこれからの新しい道ですよね。

──小向さんのショーは、女性も見に来ると聞きましたが。

小向 私だけが目的じゃないけど、若い女の子も来てくれますよ。でも当然だと思う。だってすごくキレイな空間なので、もしかしたら女性のほうが楽しめる場面もたくさんあると思いますよ。全然不思議なことじゃない。

──それにしても、裸になることに抵抗はなかったですか?

小向 あ、ないですね(笑)。

──全然? もしグラビア時代に「脱いで」と言われたら脱いでいました?

小向 はい(あっさりと)。むしろ「私でいいんですか?」みたいなノリなので、もともと(笑)。私でもヌードでいけますかね? みたいな。大事なのは、その仕事が果たして自分に合っているかどうかなので。脱ぐか脱がないかではないと思っていますから。

──「小向がストリップなんかしている」という偏見の目で見る人に対しては?

小向 ストリップのイメージを変えていきたいというのが、やりたいことの一つでもありますよね。こういうパフォーマンスを表現する場所があるんだよって、いろいろな人に伝えていくこと。実際、ストリップって見たらめちゃめちゃキレイですから。ショーとして一つの完成された空間なので、初めての人が見るとびっくりしますよ。想像と全然違うから。

──ストリップの世界が「小向以前」「小向以後」なんて表現がされるくらいイメージが変わるときが来るかもしれませんね。

小向 それくらい影響を与えられればいいとは思うけど、すでにすごい実力の人たちがたくさんいますからねぇ......。まずはその人たちに追いついて、本当の意味でプロにならないと。

──「この人すごい!」「うまい!」という人が、やっぱりいますか?

小向 たっくさんいますよ! ダンスがめちゃくちゃうまい人、表現力がハンパじゃない人、とにかく色っぽい人......。どれをとっても今の私では太刀打ちできない。「はぁ......、きれい」って見とれちゃう(笑)。「なんだろ、この人たち」って思いますよ。動き一つで場の空気を一瞬で変えてしまうって想像できます?

──たしかに振り付けの所作を一つひとつ教わることができても、表現力を言葉で他人に伝えるのは難しいですね。

小向 だから苦労しているんですよ(笑)。最初の頃なんか、踊っていて「あれ? あれ?」って思っいてるうちに終わっちゃった。表現するどころじゃない。私は今何をしたんだろって(笑)。だから、踊り子としてやらなければならないことも、やりたいこともたくさんあるので。

──踊り子としての活動のひとつが、来年1月7日に出るDVDということになりますか?

小向 そうですね。ロック座のステージで私が踊っている映像と、屋外で撮影したイメージ映像による構成です。今回のDVDは2D映像に3Dダイジェストを特典映像につけています。3Dの完全版も後日リリースされる予定です。あくまで踊り子である私を打ち出すためのものなので、昔のグラビア的な水着のDVDとは違います。

──発売元が有名AVメーカーの「ソフト・オン・デマンド」ですしね。裸で踊る小向さんがドーンと3Dで画面から飛び出すわけですか。

小向 男優さんとの絡みはないですけど(笑)。でも、3Dということで編集には何倍も手間をかけていただいていますし、デマンドさんには本当に感謝です。

──しかしこうしてみると、今さらですが、ストリップをやっていくというのは本当に本気なわけですね。

小向 だって私は今、初めて自分がやりたいと思える仕事に辿りつけたという気持ちなので。なかなか理解してもらえないけど、それは仕方ないです。

──下世話な話ですが、先輩の踊り子さんから、いじめられたりしませんでしたか。

小向 実は私もそれ、ちょっと心配していたんだけど(笑)、全然なかった。むしろ逆で、お姉さんみたいにすっごくいい人たちばかりで。いろいろなアドバイスをくれたり。

──具体的にはどんなアドバイスを?

小向 楽屋であるお姉さんに「この場面でどうやって体を動かしたらいいですか?」って聞いたら、すごく詳しく教えてくれて、最後にはその場で実演してくれて。本番前に「口紅がない!」って焦っていたら、横から「あたしのお気にのルージュ使いな」って塗ってくれたり。「あんた主役なんだからさ、頑張んなよ」「1日4公演で25日間は疲れるでしょう」「大変だけど頑張りなよ」って。涙が出そうになりましたよ。芸能界と違って、ネチネチしている人なんか一人もいない。

──ジンとくる話ですね......。世間は多分そんなイメージ持っていないかと。

小向 そうかもしれない(笑)。逆に厳しいことも言ってくれますしね。踊りがおかしければ「おかしい」って言ってくれる。そうすると新しい疑問が生まれてくる。で、また聞いちゃう。私もしつこく聞いちゃうんだけど、しっかり答えてくれる。そうでないと25日間も続かないですよ。本当に助けられたと思う。

──25日間の公演中に変わったお客さんとか、危ない人はいませんでしたか?

小向 うーん、変な人はいなかったですよ。ただ、驚いたのは、私の踊りを客席から見た感想をメモに書いて、スタッフに「小向さんに」って渡してくれる方がいて。

──どんなことが書いてあったんですか?

小向 それがすごく的確で!(笑)。焦らずゆっくり動いたほうがいいとか、大事なことをピンポイントに抑えて指摘してくれるんですよ。公演の最後の方は「最初はぎこちなかったけど、すごくよくなった」って褒めてもらいましたから(笑)。

──いわゆる目の肥えたお客さんだったわけですね。

小向 あるお姉さんのファンの方なんだけど、当然流れで私の踊りも見ますよね。あまりに下手だったので、言わずにいられなかったんじゃないですか(笑)。ストリップの世界は優しいファンの方が多いですよ。

──ストリップをやることに、ご家族はどんな反応でしたか。

小向 「は?」って感じだったみたい。田舎のおじいちゃんやおばあちゃんは「何やらせているんだ!」って。お母さんはだいぶ責められていると思いますよ。だって水着のグラビア時代でも田舎ではすごく言われていたんだから、ストリップなんて絶対理解してもらえない(笑)。私は本当にこの仕事をしたいからするんですけど、なかなかね......。

──お父さんはなんて?

小向 お父さんは「自分がやりたいと思うならやりなさい」って。「それならば応援するから」と。それ以外にもいろんな言葉をくれました。逮捕されたときは「もう家族からも完全に見捨てられたな」って思っていたのに。
──家族の支えがあるからこれからもやっていける。

小向 家族だけじゃなくて、周りにいる人みんなですね。さっき話した踊り子のお姉さんたちもそうだし、今の事務所のマネジャーさんやいろいろなスタッフ......。事件によってそういう存在に気づけたことが今の自分を支えている。だからその人たちに恩を返していかなければならないし、悲しませることはできない。

──前回のロック座の公演は、メディアが大騒ぎしたことが結果的に集客につながったという見方もできます。そういう意味での今後の不安はありませんか?

小向 当然そういう部分はあるでしょうね。ある意味、自分でハードルを上げちゃったのでそれは仕方ない。それを自覚して頑張れると思える自分が今いるので。そこをはねのけてがんばらないと。やり続けていきますよ。

──事件から約10カ月。復帰は時期尚早という声も世間にはあります。そういう声にどう答えていかれますか?

小向 早いか遅いかは私が答えるのは難しいけど......。ただ、一つ言えるのは、「業界に復帰」ではなくて「社会復帰」という形で理解してもらいたいと思うんです。私にも命があって、一人の人間としてこれから生きていかなければならない。そのうえで何ができるのか、何をすれば充実して生きられるのか、もがき苦しんで探した一つの答えがこれだったんです。これが今の私の生きる道なんです。それを応援してくれとまでは言わないまでも、道を塞がないでほしいという気持ちはあります。

──これからあらゆる偏見と直面していかなければなりませんが、その覚悟は?

小向 事件に関しては全部自分の責任ですから、偏見というか、社会的評価ですので。それについては、一つひとつ向き合って総括できたから。ストリップに対する偏見は、私が芸術だと理解できているので大丈夫です。むしろ、イメージを変えていきたい。私は、私を批判する人たちに言い訳をするためにこれから生きるわけではなくて、支えてくれる人たちに感謝をしながら、自分のやりたいことを、自信を持ってやり続けるしかない。色眼鏡で見られても「私はロック座で踊っています」「こんな小向もいますよ」って言えることに、幸せを感じられる自分が今いるんですよね。
(取材・構成=浮島さとし)


小向美奈子(こむかい・みなこ)
1985年、埼玉県生まれ。15歳のときに、グラビアアイドルとしてデビュー。童顔に似合わぬ、豊かな胸は「スライム乳」と称され、人気を博す。01年には、フジテレビビジュアルクイーンに選ばれ、以降はバラエティ番組等でも活躍。08年9月に、当時の所属事務所から契約解除され、09年1月には覚せい剤取締法違反で逮捕、起訴。懲役1年6カ月執行猶予3年の判決を受ける。同年6月、ストリッパーとして、浅草ロック座の舞台に立ち、復活。このほど、これまでの半生を赤裸々に語った著書『いっぱい、ごめんネ。』(徳間書店)を出版。

小向美奈子ストリップ出演情報!
広島第一劇場(浅草ロック座特別興行)
12月11日〜20日 1日5回公演
<http://www.rockza.net/asakusa/>

SOFT ON DEMAND×浅草ロック座
『小向美奈子 DANGEROUS STRIPPER【デンジャラス ストリッパー】』
ソフト・オン・デマンド/1月7日発売/時間70分(2D本編+3Dダイジェスト映像)
ロック座での妖艶なステージに加え、太陽の下で裸体が揺れるセクシー度満点のイメージ映像も収録。特典映像として、最新3Dカメラで撮影した本格的3D映像をダイジェスト版で収録。



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