令官総司令部)の民主化政策として、日本人に健全なレクリエーションを普
及するため、スクエア・ダンスを教えたことを嚆矢とするらしい。
教えたのはGHQの教育官として、昭和23年、北海道民事部教育課長とし
て着任した将校のウィンフィールド・パンティネ・ニブロさん。そこから当
時の青年の間にフォークダンスがモーレツな勢いで広がって行ったようだ。
生みの親である、ニブロさんが今春95歳でコロラド州デンバー市でなくな
られた。そこで、三笠宮さまのご発案でニブロさんの功績に感謝するパーテ
ィーが10月東京で開かれ、200人が参加し、思い出を偲んだそうだ。
日本フォークダンス連盟の機関紙「みんなでおどろう」2007.11月号
には出席されたニブロさんの奥さんが「ニブロは決して偉大な人ではありま
せん。みなさんが彼の指導で踊り続け、みなさんの熱い心と支援があったか
ら、今があるのです。・・・・」とあいさつされたと伝えている。
いい話しである。全く、ニブロさんを知らないフォークダンス世代だが、い
いものはいいのだから、大事に踊り続けていきたい。
【日記の最新記事】