2007年11月06日

日本フォークダンスの父、ニブロさん

日本のフォークダンスの普及は、戦後日本を占領したGHQ(連合国最高司

令官総司令部)の民主化政策として、日本人に健全なレクリエーションを普

及するため、スクエアダンスを教えたことを嚆矢とするらしい。


教えたのはGHQの教育官として、昭和23年、北海道民事部教育課長とし

て着任した将校のウィンフィールド・パンティネ・ニブロさん。そこから当

時の青年の間にフォークダンスがモーレツな勢いで広がって行ったようだ。


生みの親である、ニブロさんが今春95歳でコロラド州デンバー市でなくな

られた。そこで、三笠宮さまのご発案でニブロさんの功績に感謝するパーテ

ィーが10月東京で開かれ、200人が参加し、思い出を偲んだそうだ。


日本フォークダンス連盟の機関紙「みんなでおどろう」2007.11月号

には出席されたニブロさんの奥さんが「ニブロは決して偉大な人ではありま

せん。みなさんが彼の指導で踊り続け、みなさんの熱い心と支援があったか

ら、今があるのです。・・・・」とあいさつされたと伝えている。


いい話しである。全く、ニブロさんを知らないフォークダンス世代だが、い

いものはいいのだから、大事に踊り続けていきたい。
posted by 管理人 at 20:36| 埼玉 霧| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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