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「主人公は僕だった」/バナナケーキ
フードスタイリスト 飯島奈美
お菓子の力で
世の中は幸せになる
奇抜な設定ながら、生きることについて考えさせられる映画「主人公は僕だった」(2006年、アメリカ)。登場するたくさんのスイーツは単なる小道具ではなく、観る人をあたたかな気持ちにさせる演出効果があるようです。
歯磨きの回数もバス停までの歩数もいつも同じ、几帳面な生活を送る会計検査官のハロルド。彼はある悲劇作家が執筆している物語の主人公で、人生はその物語どおりに進む。主人公が死ぬ結末が近づいてきたとき、ハロルドは自分の運命を知る。
ハロルドは、査察で入ったベーカリーのオーナー女性に恋をします。市販のお菓子しか食べたことのなかったハロルドが、焼き立てのチョコチップクッキーをミルクに浸して食べると、硬い表情がみるみる緩んでいきます。お菓子の力で世の中を幸せにしたい、というオーナーの言葉も大げさには思えません。
幼いころにお母さんが焼いてくれたような懐かしい味のバナナケーキ。簡単なレシピだけに失敗は避けたいもの。バターと砂糖を混ぜたものに卵や牛乳を加えると、ぶつぶつと分離してしまいがち。人肌のぬるま湯にボウルの底をつけて湯せんするようにして混ぜると、全体がとろりとして分離を防げます。バナナは完熟したものを使うとおいしいです。
◆レシピ
21cm×8cmのパウンド型1台分
バナナ 2本
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 小さじ1
バター 100g
砂糖100g(グラニュー糖50gときび砂糖50g)
卵 2個
牛乳 大さじ3
1
材料はすべて常温に出しておく。
2
バターをボウルに入れてホイッパーで混ぜ、砂糖を3回に分けながら加え、白っぽくなってもったりしたら、混ぜておいた卵と牛乳を少しずつ加えながら混ぜる。
3
薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら加え、さっくり混ぜ、つぶしたバナナを加え、粉っぽさがなくなる程度に混ぜ、型に入れる。
4
170度に温めたオーブンで45~50分焼く。
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