2009年12月3日 18時26分更新
岡山県で2件目となる裁判員裁判は3日目に入り、3日は裁判員が裁判官と判決について話し合う非公開の評議が行われました。
裁判員が審理しているのは、ことし6月、倉敷市の45歳のとび職の男が倉敷市内のたばこ店の自動販売機からたばこおよそ100個と現金を盗んだうえ、逃げる際に店の経営者の指にかみついてけがをさせたとして、強盗傷害の罪に問われている事件です。
被告はたばこを盗んで経営者にけがをさせたことは認めていますが、現金を盗んだなどとする内容については否認しています。
裁判では被告本人や被害にあった男性などに対して裁判員による質問などが行われ、検察側が2日被告に懲役7年を求刑したのに対し、弁護士は懲役3年が相当とする意見を述べて、法廷での審理は終わっています。
裁判3日目の3日は午前中から6人の裁判員が3人の裁判官とともに判決について話し合う評議が非公開で行われました。
判決は4日、言い渡されます。