岡山放送局

2009年12月3日 18時26分更新

人権週間を前に啓発活動


4日から始まる人権週間を前に、ファジアーノ岡山や岡山シーガルズの選手らが3日、岡山市の街頭で、市民に人権を守るよう訴えました。

JR岡山駅の地下広場で行われたオープニングセレモニーには、岡山地方法務局や県の職員ら70人が集まりました。
そしてサッカーJ2、ファジアーノ岡山の西原誉志選手やバレーボール女子プレミアリーグ、岡山シーガルズの前キャプテン、野村まりさんら4人が「1日人権擁護委員」に委嘱されました。
4人はさっそくJR岡山駅前で、「あすから人権週間です」と呼びかけながら、ビジネスマンや学生らにチラシやティッシュを配って、女性や子どもなどの人権を守るよう訴えました。
岡山法務局によりますと、最近は、恋人や夫からの暴力や、インターネットの掲示板を使ったひぼう中傷の被害に関する相談が増えているということです。
岡山地方法務局では人権週間にあわせ、今月10日には岡山市役所で、いじめやストーカー、それに家庭問題についての弁護士による無料相談会を開きます。
相談には予約が必要で、予約受付の電話番号は086−224−5761です