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08年度県内小中高校の暴力行為、4年連続で全国最多/神奈川

2009年12月1日

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 2008年度に全国の国公私立の小中高校で把握された暴力行為が過去最多の5万9618件に上り、そのうち県内が最多の9232件を占め、4年連続で全国ワーストを記録したことが30日、文部科学省の問題行動調査で分かった。事態を重くみた県教育委員会は市町村教委とも連携し、暴力行為の発生が顕著な学校への対応を話し合う「検討会議」を12月中にも発足させる方針。県内のいじめの認知件数は、前年度より約380件減の4106件で2年連続で減少した。

 県内の暴力行為の設置者別内訳は、公立8879件、私立340件、国立13件。このうち児童生徒数の多い横浜市立の学校での発生件数が3397件と、全体の4割近くを占めた。

 前年度比では、私立が17件減少したのに対し、公立は1525件増と約2割も件数が増加した。高校が前年度より91件少ない923件だったものの、小学校1220件、中学校6736件とそれぞれ過去最高を記録したため、全体数を押し上げた。

 暴力行為の内容(公立)は、「生徒間暴力」が4091件(前年度比592件増)と最多。以下、「器物損壊」3456件(同701件増)、「対教師暴力」1147件(同232件増)、「対人暴力」185件(同増減なし)の順。

 いじめは、千人当たりの認知件数が4・5人で全国で25番目だった。

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