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覚せい剤使用:強制採尿「違法でない」 被告の女に実刑 /京都

 ◇男性警官ら足押さえる

 覚せい剤取締法違反(使用)罪に問われた公判で、男性警察官に足を押さえつけられて強制採尿されたと主張した伏見区の無職の女(27)に対し、京都地裁(柴田厚司裁判官)は2日、「しゅう恥心は抱かせるが違法とまでは言えない」として、懲役1年6月(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。

 判決によると、今年5月、女性警察官も含む複数の警察官が、令状に基づき強制採尿し、覚せい剤が検出された。弁護側は「違法捜査で証拠能力がない。被告は性暴力にも匹敵する恐怖を味わった」と主張。判決は「裁判所の令状があり、医師や看護師が立ち会い、性犯罪とは根本的に異なる。刑事訴訟法は女性警察官のみの立ち会いまでは定めていない」と退けた。【熊谷豪】

毎日新聞 2009年12月3日 地方版

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