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大麻取締法違反(所持)の罪で逮捕、起訴されたロックバンド「男闘呼組」の元メンバー・成田昭次(本名・成田昭二)被告(41)の初公判が2日、東京地裁で開かれた。即日結審し、検察側は懲役6月を求刑。判決は10日に言い渡される。公判では、成田被告がジャニーズ事務所在籍中に大麻を初めて使用したことが明らかに。今後は芸能界を引退し、陶芸職人の道に進むつもりという。
自慢のロン毛をバッサリと切った丸刈りに近い短髪、黒縁メガネにスーツで法廷に現れた成田被告。ほおはこけ、かつて人気を誇ったアイドルの面影やオーラはみじんもなかった。裁判官の質問には淡々と応じたが、終始うつむきがち。情状証人として出廷した母親の尋問中は、口を真一文字にし、申し訳なさそうな表情を見せた。
大麻を初めて吸ったのは、なんとジャニーズ事務所に所属していた20年前の89年だった。88年にデビューした男闘呼組の絶頂期。1度だけだったが、アメリカで吸ったという。きっかけは、尊敬するビートルズの伝記。「音の感覚がすごくよくなると。自分もやってみたいという好奇心で使った」と振り返った。
次に使ったのは10年後。成田被告は93年に男闘呼組が解散してから事務所を辞め、ソロ歌手として活動していたが、10年前の大麻の感触を味わいたくなった。片頭痛持ちで、大麻を使うと頭痛やストレスがなくなったという。それからの10年間は、1週間に2~3回のペースで使い続けた常習者だった。
9月27日に東京・渋谷区の自宅マンションで乾燥大麻1・689グラムを所持し現行犯逮捕、3週間の拘置所生活を送った成田被告。保釈後は地方で母親と同居している。保釈中に知人の陶芸職人の仕事に興味を抱き、今後は陶器の勉強をする予定で「分野は違うけど、心機一転して頑張りたい」。
この日の法廷は酒井法子さん(38)、押尾学さん(31)と同じ425法廷。引退を決断しきれなかった2人と違い、芸能界とは決別。陶芸職人の道を進むという。
◆成田 昭次(なりた・しょうじ)1968年8月1日、名古屋市生まれ。41歳。高校を中退しジャニーズ事務所入りし、岡本健一、高橋和也、前田耕陽と男闘呼組を結成。ボーカルとギターを担当。1988年に「DAYBREAK」でCDデビュー。主なヒット曲に「TIME ZONE」など。1993年にバンド解散後は、新たなバンドを組んだり単独で活動。血液型A。
(2009年12月3日06時02分 スポーツ報知)
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