絶食リバウンド？捜査関係者「だいぶ太ってきた」

　英国人女性を殺害したとして千葉県警に再逮捕された市橋容疑者は依然として取り調べで黙秘を続けているが、捜査関係者によると、２週間にわたる絶食後は３食の食事を完食するだけでなく、弁護士に差し入れを求め、差し入れられたあんパンやチョコレートなどを大量に食べているという。

　市橋容疑者は１１月１０日午後に大阪市内で逮捕され、翌１１日未明に捜査本部のある千葉県警行徳署に移送されてから同２４日朝まで、緑茶や水を飲むものの、食事は全く取らず、この間、地検と県警は健康上の理由から、栄養剤を投与したこともあった。しかし、千葉刑務所内の拘置施設への移送が決定した同２４日昼、焼き肉がメーンの弁当を完食。その後は１日３度の食事だけでなく、弁護団に「甘いものが食べたい」などと求め、差し入れのあんパン３個を平らげるなどしており、捜査関係者も「顔がふっくらとして、だいぶ太ってきたという話は聞いている」。捜査本部は「心境に変化の兆しがあるのではないか」と注目している。

[ 2009年12月03日 ]