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五輪へ千載一遇の好機 遅咲きの鈴木明子 番狂わせ狙う

 フィギュアスケート女子の鈴木明子(邦和スポーツランド)にとって、3日開幕のグランプリ(GP)ファイナルはバンクーバー冬季五輪代表を決める千載一遇のチャンスだ。

 GPシリーズの上位6選手が争う大舞台で表彰台に上がり、安藤美姫(トヨタ自動車)の順位を上回れば初の五輪切符を手にできる。ファイナルに進出できなかった浅田真央(中京大)らが満を持して出てくる最終選考会の全日本選手権(25〜27日・大阪)で勝負するよりも確率は高いといえる。「しっかりやるのみ。それで結果がついてくれば最高」と意気込む。

 無心で挑んだ10月末の中国杯でGP初優勝を果たしたが、11月下旬のスケートカナダは初のファイナル進出を意識し、ジャンプのミスなどで5位に沈んだ。「GP2試合に初めて出て、調子や気持ちの持続という部分でいい経験になった」。カナダから名古屋に戻って平常心を取り戻し、2日の公式練習でジャンプの復調を印象づけた。

 東京・国立代々木競技場は、GPデビュー戦だった昨季のNHK杯で2位と大健闘したリンク。伸び伸びと演技したことを思い出したという。「同じような気持ちで滑りたい。ここからが真価を問われる」。遅咲きの24歳は大番狂わせを狙う。

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