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ウッズ“泣きっ面に恥”愛人メール300件暴露された!

ウッズとの愛人関係を暴露したジェイミー・グラッブスさん
ウッズとの愛人関係を暴露したジェイミー・グラッブスさん
Photo By AP

 自宅前で自動車事故を引き起こして負傷したタイガー・ウッズ(33)が1日(日本時間2日)、再びスキャンダルに巻き込まれた。ラスベガスのカジノで働いていた24歳の女性が、ウッズとの不倫をゴシップ専門の雑誌とインターネットのサイトで暴露したもので、当初、愛人関係がささやかれていたニューヨークのホステスとは別人。私生活では“OB”の連発となり、その余波は米経済界にも広がり始めた。

 2日発売のUSマガジン誌でウッズとの赤裸々な関係を告白したのは現在、ロサンゼルスのバーでセクシーな衣装を身にまとうカクテル・ウエートレス、ジェイミー・グラッブスさん(24)だ。セレブのゴシップを専門にしている同誌によると、グラッブスさんは07年4月13日、同じカクテル・ウエートレスとして勤務していたラスベガスのカジノでウッズに声をかけられ、交際は2年7カ月間にわたって続いていたという。

 しかも、グラッブスさん本人が「セックスは20回、ひわいな内容のメールと伝言メモは300回以上あった」と明言。ウッズが自宅前で自動車事故を引き起こした3日前には「君との関係がワイフ(エリン夫人)にバレちゃったかもしれない」というメッセージがあったとしている。

 ウッズのツアーへの復帰は来年1月末と見込まれていたが、2人目の愛人問題で時期が大幅に遅れる可能性も出てきた。自身のスポンサー12社に与える影響も甚大。当分の間、CM出演やイベントへの参加がなくなると予想されるため、投資に見合った経済効果は全く期待できない。目下のところ各企業とも静観しているが、ウッズがこれまで得た副収入は生涯通算で計9億ドル(約783億円)。ナイキ社は年間3000万ドル(約26億円)を支払っていると報じられているが、プロモーション活動がなくなれば、巨額の不良資産を抱え込むことにもなりかねない。ウッズ不在となればツアー自体の収入もダウン必至。すでに今回の一件で“ウッズ不況”を危ぐするPGAツアー関係者もおり、株価が回復し始めた米国市場にとっても招からざるスキャンダルになりそうだ。

 ◆ウッズの事故 米フロリダ州アイルワースの豪邸エリアにある自宅前が事故現場。警察当局によると、事故発生は11月27日午前2時すぎで、ウッズは車を道路脇の木と消火栓にぶつけて一時、意識を失った。隣家が救急通報。搬送された病院で、裂傷を負った唇などの治療を受けて自宅に戻った。車の後部座席両側の窓が割られていたが、エリン夫人は「夫を助けるためにゴルフクラブで叩き割った」と証言。しかし、一部メディアは「夫婦げんかとなり、ウッズはクラブを振り回す妻から逃れるために車に乗った」と報じている。ウッズは「妻は私を助けた。すべての噂は事実無根」と反論。ただし、女性関係や、なぜ深夜に出かけようとしたのかなどの疑問には答えていない。

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