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防衛省予算の骨抜き図るような仕分け作業の項目も仕分けすべき

田中秀郎2009/11/30
 今回の、仕分け作業についてまるで、自衛隊の体力をそぐかのような空恐ろしさを感じた。
 削減の項目を見ると
(1)備品購入費
(2)被服購入費
 があり、見直しでは銃器類・弾薬購入費があげられている。

 私の知る範囲においては、これらの項目は以前から自衛隊の弱点として現場で上がっている重要な問題です。
 例えば、以前に問題になった自衛隊からのウィニーなどによる情報漏えいなどにしても、自衛隊に十分なコンピューターが備品として購入されていれば起こりえなかった問題です。
 個人のものを持ち込むことで業務をこなしてきたツケが出ています。

 また、被服購入についても、以前、JALのJA8119が墜落した際などでも、たくさんの作業服が必要になったので本来、新隊員にまわすべきものを流用してその場をまかなった例などあります。
 もともと十分支給されているとはいえないものをさらに削減するのは、あまりにお役人的発想でしかないと思います。
 そもそも各隊員に支給されている被服の数が限られていて多くの隊員が私物を持たないとやっていけない現実もありますから、仕分け人は各駐屯地を回ってみるくらいの必要があったのではと思えます。

 銃器、弾薬費については何を言ってるのか、としか思えない点です。
 有事に備えた弾薬備蓄が乏しいことは過去何年にも渡って言われている問題です。
 この弾薬については、火薬の保管期限などもあり、ずっと置いておけるものではないことから、必ず入れ替えが必要になります。
 一方、特殊なものであることから有事の増産も簡単にはいきにくいものでもあります。

 総じて、今回の見直しについて一部納得できるものもありますが、増員要求を認めない、後方支援関連の費用を狙い打ちにしているなど、まるで自衛隊の活動について後ろから背中を刺す、あるいは真綿で首を絞めようとするような、わが国の防衛力の骨抜きを図っているような気味の悪さすら感じます。

 また思いやり予算の見直し、これについてもただでさえ日米安保の中の基地問題が先送りや不透明さを増している中、追い討ちをかけるような感すらします。
今後の予算編成について注目していきたいものです。
防衛省予算の骨抜き図るような仕分け作業の項目も仕分けすべき
国産の62式機関銃。武器輸出できないため、割高になってしまうのが国産兵器の欠点の一つ。とは言え、 技術の温存、有事の際の調達からは国産が望ましい。
防衛省予算の骨抜き図るような仕分け作業の項目も仕分けすべき
国産の64式小銃。89式に代替されていますが、まだ多く残っている以上、2種類の弾薬補給が今も続いてます。

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[55384] 別に国際法上違法ではないでしょう。
名前:明石晶
日時:2009/12/03 00:30
>「満州国」が国際法で違法とされるのは、そのような法律が出
>来たからではなく、道義的に悪いことであるから、ということ
>です。


批判する国と承認する国がいました。
別に国際法上のおはなしではありません。
[返信する]
[55381] 草薙紅玉さん、常識とされてます
名前:下薗紀一郎
日時:2009/12/03 00:12
 法律が、その基盤に規範的慣習や道義・道徳的なものを持つことは常識だと思います。
 そうでなければ、たとえ刑事事件に限っても「裁判員裁判」は行えず、「プロ」だけのものになるでしょう。
 どの法律がそうだというのではなく、すべての法律が公序良俗的慣習や道義・道徳に反してはならないということです。
何か、違う法律でもありますか? あれば、挙げてみて下さい。
 「満州国」が国際法で違法とされるのは、そのような法律が出来たからではなく、道義的に悪いことであるから、ということです。
 そうでなければ、法として有効に成立しないという意味で「有効」という表現を使いました。使い方として適切ではなかったですね。
[返信する]
[55378] 【下薗紀一郎氏への宿題】
名前:明石晶
日時:2009/12/02 23:32
【下薗紀一郎氏への宿題】

Q1.「絶対的に正しい歴史認識がある」というなら、応永の外冦と対馬征伐
   のどちらが正しいの?
Q2.「侵略は弱いものいじめだから絶対にダメだ」というなら、百済を侵略
   し滅亡させた新羅(=韓国)は侵略者なの?
Q3.「日本は間違った戦争をした!!」というなら、日本は戦争以外のどの
   ような選択肢をとるべきであったのか。


以上、下薗紀一郎氏の主張に基づいた場合の答えを要求します。
「あなたが間違いを認めるならば答えてやる」等のつまらない言い訳はいりま
せん。あなたが自信満々に展開した主張なのですから、それに立脚した解答を
明示すれば言いだけの簡単なお話です。


今週いっぱいタイムリミットを設けます。
答えられなければ、あなたの主張が全て崩れるものと看做します。
[返信する]
[55375] 結局、答えの引き伸ばし
名前:明石晶
日時:2009/12/02 23:23
>[55367] 明石晶さん、ほんとにあなたは矛盾した人ですね。
>名前:下薗紀一郎
>日時:2009/12/02 22:23
>
> あなたの考え方だと、あなたは誰とも議論できないでしょう。
>あなたは、詩でも発表するように「発表」だけしとけばいいんじゃないですか。
> 批判したり、議論する必要はあなたの場合、全く出て来ないでしょう。
> だって、そうでしょう。あなたに言わせれば、人の言ってることはその
>人の立場からの主張でしかなく、それらはすべて「正しい」わけですから批
>判したり、議論するのはしようと思っても意味のないことになるからです。


70近くなって、その程度の読解力かい。
無駄に長く生きたね。


それぞれの立場が違うから、議論する余地があるの。
逆に、立場の違いを認めず絶対的に正しい答えがあると考えることは、議論の
余地無し。





>>この見解に同意しますか?
>と書いてますが、同意も不同意も意味ないじゃないですか。
>人の意見というのは、その人の趣味みたいなものでしょう。
>何を趣味にしようが、それに善悪の批評をするわけにいかないのですから。
> 友達や親戚でもないのですから、私の趣味が何か、あなたには関係のな
>いことだと思いますが。


要するに答えられないのね?
あなたは偉そうに批評や主張を撒き散らしていますが、矛盾や嘘を指摘される
と途端に話をそらし始める。悪い癖です。





> ただし、あなたが物事の善悪の判断を自分の立場からしても、その立場に
>関係なく他の者がその判断について批判できると認めれば別です。
> 喜んであなたの質問に答えましょう。(もちろん、知らないことについて
>は答えられませんが) 


つまらん言い訳はいいから。
タイムリミットは今週いっぱいね。
答えられなければ、あなたの主張は間違いとなります。
[返信する]
[55374] 下薗紀一郎氏、袋小路に突入
名前:明石晶
日時:2009/12/02 23:22
>[55369] 明石晶どの。「じゃあ−−−」ではないでしょう。
>名前:下薗紀一郎
>日時:2009/12/02 22:52
>
> 人の行動に善悪の判断をつけ、その人の立場に関係なく批評、議論できる
>ことを明石さんが認めるんでしたら、「じゃあ、この見解についてどう思う
>か」と聞くのはおかしいでしょう。


前半の意味が良く分かりませんが、別に他人に見解を求めることは何にもおか
しくないでしょう。





> 「じゃあ−−−」というなら、そう言う前に自分のまちがいについて認め
>るべきでしょう。


私の何が間違ってるの?
具体的にどうぞ。





> 私の論理を受け入れないんだったら、その論理で下す判断は聞くまでもな
>いでしょう。


いや、分からないから聞いてるんです。
応永の外冦と対馬征伐のどちらが正しい認識なのか分からないから聞いてるの
です。
私の見解では、それぞれの立場により認識が異なるわけですから、それぞれの
立場で正しい。
あなたの見解では、立場により異なる認識は無いはずですから、どちらかが間
違っていることになる。しかし、私にはその答えが分からないから聞いてるの
です。


答えはシンプル。
二者択一でしょ。
何で答えないの?
答えないと言うことは、あなたの「絶対的に正しい答えがある」という主張が
間違っているということになる。
もう袋小路ですよ。





> なぜなら、受け入れられない論理で判断されたことは、あなたからすれば
>まちがったものであるからです。(逆に、あなたの主張は、あなたに言わせ
>ればすべて正しいことになるのですが)
> 私の判断はすべて正しい。それに対する批判を聞く耳はない、と言って
>る人の主張に同意したり、しなかったりするほどヒマではありません。
> もし、聞きたければ、そういう不遜な(自分の立場的発言がすべて正し
>いという)考えを捨てて下さい。そうすれば、知っていることについては喜
>んで答えましょう。


つまらない言い訳はいいから。
二者択一で選ぶだけのシンプルな質問だよ。
それも、あなたの主張に沿った認識を問うというもの。
何ら難しい話ではありません。


色々と言い訳を探して答えないのも結構ですが、その場合はあなたの「絶対的
に正しい認識がある」という主張が間違っていることになります。
先ほども申し上げましたが、タイムリミットは今週いっぱい。
二者択一の簡単な答えに数日かけるのもアホらしいですが。

[返信する]
[55373] 下薗紀一郎さん
名前:草薙紅玉
日時:2009/12/02 23:21
>道徳的な善悪の判断に反した法律は有効とはなりません

それは初めて聞きました。
例えばどのような法律が有効とはならないのでしょうか。
どのように、「道徳の善悪に反している」と判断されるのでしょうか。
誰が「道徳の善悪に反している」と判断するのでしょうか。
[返信する]
[55369] 明石晶どの。「じゃあ−−−」ではないでしょう。
名前:下薗紀一郎
日時:2009/12/02 22:52
人の行動に善悪の判断をつけ、その人の立場に関係なく批評、議論できることを明石さんが認めるんでしたら、「じゃあ、この見解についてどう思うか」と聞くのはおかしいでしょう。
 「じゃあ−−−」というなら、そう言う前に自分のまちがいについて認めるべきでしょう。
 私の論理を受け入れないんだったら、その論理で下す判断は聞くまでもないでしょう。
 なぜなら、受け入れられない論理で判断されたことは、あなたからすればまちがったものであるからです。(逆に、あなたの主張は、あなたに言わせればすべて正しいことになるのですが)
 私の判断はすべて正しい。それに対する批判を聞く耳はない、と言ってる人の主張に同意したり、しなかったりするほどヒマではありません。
 もし、聞きたければ、そういう不遜な(自分の立場的発言がすべて正しいという)考えを捨てて下さい。そうすれば、知っていることについては喜んで答えましょう。
[返信する]
[55367] 明石晶さん、ほんとにあなたは矛盾した人ですね。
名前:下薗紀一郎
日時:2009/12/02 22:23
 あなたの考え方だと、あなたは誰とも議論できないでしょう。
あなたは、詩でも発表するように「発表」だけしとけばいいんじゃないですか。
 批判したり、議論する必要はあなたの場合、全く出て来ないでしょう。
 だって、そうでしょう。あなたに言わせれば、人の言ってることはその人の立場からの主張でしかなく、それらはすべて「正しい」わけですから批判したり、議論するのはしようと思っても意味のないことになるからです。
>この見解に同意しますか?
と書いてますが、同意も不同意も意味ないじゃないですか。
人の意見というのは、その人の趣味みたいなものでしょう。
何を趣味にしようが、それに善悪の批評をするわけにいかないのですから。
 友達や親戚でもないのですから、私の趣味が何か、あなたには関係のないことだと思いますが。
 ただし、あなたが物事の善悪の判断を自分の立場からしても、その立場に関係なく他の者がその判断について批判できると認めれば別です。
 喜んであなたの質問に答えましょう。(もちろん、知らないことについては答えられませんが) 
[返信する]
[55360] じゃあ百済を滅ぼした韓国北朝鮮は極悪人か
名前:明石晶
日時:2009/12/02 20:49
> とうとう本性を現しましたね。それでいいんです。(^−^)
>あなたが、個人的には自己中心主義、民族・国家としては民族排外主義であっ
>たとしても誰も驚かないのですから。
> でも、やはり、本人自身認めたという意義は大きいです。
>しかし、その「何が悪いの」という質問に答えておきましょう。
>あなたは、強い者が弱い者を犠牲にしても善悪の感情は起きませんか? 起
>きるはずです。なぜなら、あなたも人間だからです。
>ただ、あなたはその本心を隠し、ウソをついてるだけです。


じゃあ、百済を滅ぼした新羅は極悪人であり、新羅の直系子孫である現在の韓
国と北朝鮮も極悪人であると。滅亡した百済の生き残りは日本に亡命したので、
日本の立場としては韓国北朝鮮に対して百済侵略について批判すべき資格があ
ると。


この見解に同意しますか?

[返信する]
[55359] 逃げ回らないで答えればいいじゃん
名前:明石晶
日時:2009/12/02 20:48
>[55348] 草薙紅玉さん、明石晶さんを説得するのが先じゃありませんか。
>名前:下薗紀一郎
>日時:2009/12/02 19:14
>
>  明石晶さんは、満州国をめぐる戦争は中国の立場では侵略だが、日本の立
>場では自衛だと言い、どちらも正しいとさえ言っているのです。
> あなたは、法律に違反していた場合は善悪を言えるというけど、道徳的な
>善悪の判断に反した法律は有効とはなりません。法律は、人の立つ立場で善
>悪を決めることを認めないのです。
> 明石さんは、私がどういう善悪の判断をしようとも、それは正しい判断だ
>というのですから、法律に違反することになりますね。
>現に、あなたは満州国建国を悪だといわれている。だったら、草薙さん、私
>に「応永の外冦」についての判断を出せという前に、明石さんの法的悪の判
>断について彼を説得すべきでしょう。


何でそんなに逃げ回るの?
答えられないという自覚がある証拠じゃん。
自分のロジックに無理があると自覚している証拠じゃん。


応永の外冦と対馬征伐とどちらが絶対的な真実なのか。
どちらが正解なのか。


「物事に二面性は無い。絶対的な正解がある。絶対的な立場がある」とあなた
は主張されているわけですから、シンプルに答えられるでしょ。
今週中に答えられなかったら、あなたの上記ロジックは成り立たないと看做し
ますので。「下薗紀一郎は自分の論理を貫徹できない大嘘付き野郎」として嘲
笑の的になります。
[返信する]

11月23日〜11月28日 

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