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HEADLINE NEWS : 2009 年
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「教員による不適切な行為」発生を受けた再発防止の決意 ~学生・院生のみなさんへ~
2009年11月27日 立命館大学
本日の理事会におきまして、「教員による不適切な行為」を理由とした懲戒処分等の事案が決定・報告されました。本学においては、これまでハラスメント防止委員会の活動をはじめ、このような事態を発生せしめないために、積極的な取り組みを行ってきました。今回の事案は大学教員の本分に悖る行為であり、真実の探究や社会の公正をめざす教育研究活動に取り組み、学生・院生に安心して学べる環境を提供すべき大学・教育機関において、このような事態が発生したことはきわめて遺憾であり、残念です。
学生・院生のみならず、父母、校友、市民をはじめ本学に多大な期待と支援をいただいております皆様に対しまして、それに背く事案が発生しましたことに対して深くお詫び申し上げます。
本学として、今次の事態を重くみて、再発防止を徹底することを決意し、次の取り組みを開始することを決めました。
1.「教育研究に関する行動指針」(仮称)を策定すること
教職員は、大学という次の世代を担う学生を教育する場に身をおいていることから、他の一般社会に比してなお、重い倫理的責任を負うと自覚しています。そのことを再度明確にし教職員の共通理解とするために、「教育研究に関する行動指針」を策定することにいたしました。すでに第1回の議論を開始しており、年度内に策定の上、教職員に徹底するとともに、社会に広く公表し、学生・院生が安心して教育研究活動の営みができるよう取り組みを強化します。
2.ハラスメント防止に関する研修を強化すること
すでに常任理事会においては今年度2回の標記研修を実施し、ハラスメント防止に関する研修会を開催してまいりました。また学部長・研究科長の発議により、学部・研究科教授会においても、教授会開催日に合わせて研修会をもつなどの工夫が行われています。2009年度内に全学部・研究科教授会において実施できるよう取り組みを強化します。
3.ハラスメント防止のためのリーフレットなど広報活動を充実させること
2010年度の新入生を迎えるにあたって、学生生活ガイダンスを通じて、ハラスメントの被害者、加害者にならないための啓発活動を、リーフレットや説明を通じて実施します。さらに就職活動、学外での活動などにより被害者、加害者にならないための啓発活動も強化します。