2009年12月2日 18時56分更新
ことし10月、美作市で、行方がわからなくなった59歳の女性を、2日ぶりに無事発見するのにつなげたとして2頭の警察嘱託犬とその飼い主に、美作警察署から感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは、津山市を拠点に警察嘱託犬として活動しているラブラドール・レトリバーのシャネル号と、シェパードのダリウス号、それに飼い主の西尾保さんと日下猛之さんです。
2日は美作警察署で小林伸治署長から感謝状やご褒美のペット用のおもちゃが贈られました。
2頭の警察嘱託犬は、ことし10月30日に行方がわからなくなった、美作市の59歳の女性を捜すため、翌31日の深夜から捜索に加わり、およそ3時間の捜索で、女性のにおいをおって女性の自宅からおよそ300メートル離れた山あいの雑木林にたどり着きました。
そして翌朝から消防団が付近を捜索したところ、女性を2日ぶりに発見できたということです。
女性は、冷え込む山中で2日間を過ごし、体力を消耗していましたが、すでに回復しているということです。
飼い主の西尾さんと日下さんは、それぞれ「行方不明者の発見に貢献できよかったです」と話していました。