- 相手に好印象を与える心理学テクニック
- 「この人と長くつきあえるか」をチェックする
- 異性とのつながりの強さをチェックする方法
- 「褒め言葉」をマスターした人が「魅力的な人」になる
- 「自尊心」の力で人生のパートナーを引き寄せる
- 自尊心を大きく育てる一番の近道
- 人を引き寄せる11の武器
- 女性はいつも「自分の問題を共有してほしい」と思っている
- 普通の男でも、カリスマ的な魅力を身につけられる8つの法則
- 女性は、無意識にこんなタイプの男を選ぶ
- 自分に似ている人に魅力を感じるという法則
- 初対面の相手に、軽く触れてみる
- 「その他大勢」を相手の視界から消失させる魔法
- 「その人だけの特徴を褒める」ことの絶大な効果
- 女性が男を引きつける、とっておきの武器
- 大勢の中で特定の相手の気を引くテクニック
- 男女の会話で有効なアイ・コンタクトの技術
- 「まゆ毛」の合図を見逃さない
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相手に好印象を与える心理学テクニック
【新品】[本] 男が「魅力的だ」と思う女性47の共通点 / 赤羽建美 男性が威力的に感じる女性像ってどのようなものだろうか? もちろん人によって好みも違うだろうが、どんなタイプの男性でも魅力的に感じる女性には共通点があった! | 女性に好かれる男のマナー事典 女性の心を掴む魅力のある男性のマナーとはなにか…。あなたに自信を与え、女性に好感をもたれる心得を徹底解説。 |
相手の体にふれることで、好印象を与えることができる
このような心理学の原則を知っているだろうか。
セクハラが社会問題化した昨今では、男性から女性にふれることは危険なために強くはお勧めできないが、男性から男性、あるいは女性から男性にふれるぶんには、あまり問題がないばかりか、非常に有効な戦略のひとつなのだ。
もしあなたが握手を除くと相手にふれないというビジネスマンなら、今すぐにやり方を変えるべきだ。
どんどんふれてよいのである。
自然な身体のふれあいは、心のふれあいに通じる。
ウィルヘルム・ライヒという精神分析学者は、「身体にふれずに心にふれることはできまい」とさえ述べているのだ。
以前に私は、「微笑む」のは特に女性にとって効果的である、と説明した。
しかし、微笑むよりも、実際には「相手にふれる」(心理学ではこれを「タッチング」と呼ぶ)ことのほうがもっと重要かもしれないのだ。
まず初めに次の実験を見てほしい。
これはシュワルツによって一九九〇年にレストランで行われた実験だ。
この実験では、接客する時、ウェイターとウェイトレスに、さりげなく肩をたたいたり、お釣りを渡す時に手のひらに軽くふれさせてみた。
すると、好意を感じた客は、そのウェイター、ウェイトレスに多くのチップを払うようになっていたのである。
しかも驚くべきことに、そのチップの量は、微笑みだけをさせたウェイター、ウェイトレスよりもずっと多かったのである。
微笑み戦略は、女性にしか用いることができないテクニックだったのに対し、タッチング戦略は、男性が使っても効果的である。
さらに、タッチング戦略は、微笑むよりもずっと効果が高い。
これなら使わない手はないだろう。
よくドラマの中で、上司役の人物が、親しげに部下の肩をたたきながら、「よろしく頼むよ」などとやっている場面を見かけるが、あれも心理学的に理にかなった行動なのである。
ビジネスでの対人関係を良好にするためには、積極的にふれてよいのである。
男性はセクハラと思われないように気をつけねばならないが、タッチングの重要性は決して忘れないでいただきたい。
さて、どうせさわるのなら、もう一歩踏み込んでみたい。
つまり、次の原則もつけ加えてほしいのだ。
タッチングを行う場合には、あなたからさわるようにしなさい
これはパワー・プレイの一つである。
相手が自分にタッチングしてきたから、こちらもタッチングするのではなく、相手に先んじてこちらからふれなければならないのである。
サマーへイズとサックナーという心理学者が行った研究によると、相手に「先に」ふれる側の人は、優位に立つ人と評価されることがわかった。
しかも、この効果は当人たちだけにとどまるものではない。
当人たちのやり取りを見ている観察者も、先にふれた人のほうが地位が高いと思い込むようになったのである。
だから、人に見られる状況で交渉を行う場合などには、相手に先んじて自分からタッチングする必要があるといえる。
つまり、先にタッチングすることで、自分のほうが相手よりも力があることを見せつけてやるのだ。
こうしたパワー・プレイは、言葉よりも強力である。
言葉で脅かされた場合には、脅迫されていることが明白なために、心理的な反発を買いやすいのだ。
ところが体で語る身振りは、なかなか気づかれにくく、相手はパワー・プレイが行われていることすらわからずに、知らぬ間に負けに追い込まれてゆくわけだ。
いわば、自滅の道を歩かされるわけである。
しかも、相手に気づかれずに行えるわけだから、部下が上司に、立場が下の者が上の者に、というように、「地位が下」の者が利用できるのだ。
あなたがもし、無理な注文をしてくる上司に辟易しているなら、「あちらでコーヒーでもどうですか?」とでも言いながら、すっと腕や背中を押すようにさりげなくタッチングし、心理的に優位に立つのもよいであろう。
どうして先にタッチングするだけで、優位に立てるのか。
残念ながら、今のところこの原因ははっきりしない。
だが、私が考えるところによれば、先にさわることが、喧嘩における「出ばなの一発」に相当するのではないかと思われる。
孫子の言う「先んずれば……」という極意も、やはり似たようなメカニズムを説明するものなのであろう。
先にしかけるのが重要なのは、喧嘩でもビジネスでも同じだと言える。
タッチングは、人に好かれるためにも、交渉ごとで優位に立つためにも、どちらにも活用できる。
そして、男性であれ女性であれ、誰でも利用することができる。
こんなに素晴らしい武器はそうはないように思えるのだが、いかがだろうか。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
「この人と長くつきあえるか」をチェックする
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デートの相手と、これから先も長くつきあっていく決断を下したら、お互いのライフスタイルを照らし合わせてみよう。
たとえば、あなたが整理整頓好きなのに、相手がその正反対だったとしたら、この先の生活に根本的な問題が生じることになる。
「そんな小さな問題はたいしたことはない」
と軽く考えている人は多い。
だが、その 「小さな違い」が、長期間の人間関係では大きな亀裂の原因になるものなのだ。
そのためにも、この段階でお互いの違いをはっきりとさせておくことがとても重要になる。
チェック・ポイント
・凡帳面さ。
・経済的な安定。お互いが、お金の管理をどのくらいきちんと行なっているか?
・お金の使い方の傾向。
浪費家か、倹約家か?
・知性。お互いが同じレベルにあるだろうか?
・社会的ステータス。お互いが快適に感じられるレベルはどこだろう? たとえば、旅先のホ テル選びで意見が対立していないだろうか?
・内向的か外向的か。家でゆっくり本を読むのが好きか、それとも一晩中外で遊ぶのが好きか?
・あたえる側か、もらう側か。どちらかがなんらかの形で、いつも相手を利用していないだろうか?
・子どもが欲しいか、欲しくないか。お互いの考えは一致しているだろうか?
・ペットについて。ペットが好きか嫌いか。相手にとってどのくらいペットが大切なのか?
・喫煙の習慣の有無。
・女好き(男好き)か? 浮気癖があるか?
・還歴に隠しごとがないか。犯罪歴や、暴力をふるう過去の男がつきまとっていないか、病気がちでないか、精神的な問題を抱えていないか、など。
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異性とのつながりの強さをチェックする方法
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「また会えるかな?」
真剣な表情で、こんなフレーズを目にするのは避けておきたいものだ。
相手には、あなたが不安を感じていることが、このひと言ではっきりとしてしまうだろう。
またこれは、相手との間にあったエネルギーがどんな種類のものだったのか、それに気づいていなかったという証拠でもある。
デートの間に、相手の表情などにあらわれていたはずのさまざまなサインを見逃していなければ、また会えるかどうかは、自然にわかるはずなのだ。
なにか言うなら、次のようなフレーズがおすすめだ。
「また会いたい、って思っている」
「今度また、こんなことが一緒にできるのを楽しみにしているよ」
「近いうちに、また電話してもいいかな?」
もちろん、最初のデートが理想的に進んだ場合には、その場で次に会える日時を約束してしまってもかまわない。
そんなときには、男性のほうから次のデートの日時を提案すること。
相手が次の誘いを断らなかったり、態度が曖昧だった場合には、ある程度の脈があると考えていいだろう。
だが、相手のハートに完全に火をつけるまでには至っていない、ともいえる。
いずれの場合も、相手に食い下がって切望するような態度は絶対にしないこと。
そんなことをしても、あなたが魅力的に見えるはずはないし、それどころか相手を遠ざけてしまう結果になるのがおちだ。
もし相手とあなたとの間に、なんらかのつながりができている場合には、次の3つのうちのどれかを感じることができるだろう。
身体的つながり
身体的なつながりを感じる、とは、つまり相手の外見やその格好に大きな魅力を感じている場合だ。
この場合には、お互いのボディ・ランゲージが似通ってくる。
また、相手の動きや服装を見ているだけで楽しい気持ちになって、しかも性的にも魅力を感じるようになる。
感情的つながり
二人が感情的につながっている場合には、会話が流れるようにどんどんと進んでいくものだ。
話題に尽きてしまうこともほとんどないし、また、お互いに口を開いていないときでも居心地悪く感じてしまうこともない。
このケースでは、学歴が似通っていたり、同じような思考パターンをしていることが多い。
精神的つながり
精神的につながっている場合、そのカップルはお互いを自然に理解し合えていると感じている。
言葉を使わずとも、まるでテレパシーを使っているかのように、相手のことが理解できてしまうのだ。
第三者の目からは、最初から、相手のことをすでに知っていたかのような印象を受けることもある。
以上3つのうちのひとつでも見つけられれば、あなたはその人と間違いなく友たちになれるだろう。
2つ見つけられた場合には、かなりいい線まで行っている、と言っていいだろう。
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「褒め言葉」をマスターした人が「魅力的な人」になる
人前であがらずに流暢に話すことは、多くの人に共通の願いです。“人前で話す”ことを楽しむ心のゆとりが、人生に勇気と自身を与えてくれます。
人前であがらずに流暢に話すことは、多くの人に共通の願いです。
とはいえ、効果的な話術をものにするのは決して難しいことではありません。
人前で話すこと” を楽しむ心のゆとりが、人生に勇気と自身を与えてくれます。
人を惹きつけつる話し方の極意を、話術の伝道の祖、D.カーネギーが丁寧に教えてくれます。
男女関係において一番エキサイティングなのは、おそらく相手の気を引いたり口説き落とすために、甘い言葉を交わしているときだろう。
そんなときは、たいてい相手への熟め言葉を連発しているはずだ。
そうやって自分が相手の考え方や価値観に賛同していることを、そしてもちろん魅力を感じていることを伝えているわけだ。
誰かからそうやって褒められると、たいていの人はうれしくなるものだ。
そして内面からエネルギーが湧き出てくるように、ワクワクしはじめるはずだ。
つまり、誰も拒否できないような魅力を身につけるためには、褒め言葉の使いどころを完璧にマスターしておかなければならないのだ。
また、お世辞は楽しいものでもある。
一度使うと、どんどん伝染していくものでもあるし、手にとれるようなエネルギーを生み出してくれるものでもある。
誰かに褒め言葉をかけてあげるとき、あなたと相手との間には「電気のようなもの」が、つまりポジティブな緊張感が生まれるだろう。
誰かから褒め言葉をかけてもらえると、あなたは周囲が明るくなったような感じがして、ノ目を楽しく過ごせるはずだ。
ムードもその途端にポジティブに変わることだろう。
当然、あなたの関心はその相手に釘付けにされることにもなる。
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「自尊心」の力で人生のパートナーを引き寄せる
本書は子どもの教育や健全な発達を理解し、そして子どもの問題行動を修正していくうえで、特に自尊心の問題に焦点を当て、それをどのようにとらえ、どのように変容させていくかを解説した実践書である。
もちろん重要なのは自尊心と自信だ。これがすべてに影響をおよぼすことになる。
もしも、自分に価値がないと考えて、自分を本来よりも低く見積もってしまった場合、自分に最適とはいえない人と一生を過ごすはめになるだろう。
逆に、はっきりとした目的を持って生活を送っていれば、自然に自分の関心や価値観に近い人たちと一緒になれるものだ。
そして本来の自分自身を、堂々と表に出せるようになる。
本来の自分ではなく、より社会的に好まれるようなペルソナをまとっていたり、親が押しっけてきた人格をそのまま装っていると、あなたにぴったりの本当の愛に気づいてもらうことは不可能になってしまう。
最高のパートナーを見つけるためには、いつも自分を輝かせておかなければならないのだ。
ここで、あなたが十分輝いているのかどうか、あなたの人生のパートナーとなるのはどんな人なのかを探っていこう。
次のエクササイズに答えてもらいたい。
- 子どものころ、好きだったゲームは?
- 「ごっこ遊び」をしたときのあなたの役はなんだっただろうか?
- 子どものころの将来の夢は?
- 現在のあなたの夢は?
- 今まったく何も制限がないとしたら、あなたの夢はなんだろうか?
- あなたが心の底から楽しめる活動とはなんだろうか?
- 生死を問わず、誰とでも一緒にひとときを過ごせるとしたら、それは誰だろうか?
- その理由は?
- その人のどんなところが魅力なのだろうか?
- もし1日でもその人になれたら、あなたの人生の中で何を変えたいだろう?
- その理由は?
- それをどのように変えたいのだろうか?
- 人生最後の日を迎えたとき、何ができたはず両をしておくべき)だったと思うだろうか?
- それを今やれないのはなぜだろう?
- あなたが死んだとき、墓碑銘として何と刻んでもらいたいだろう?
- 生活のすべてが保証されている部屋にいると想像してみよう。働く必要もないし、楽しんで満たされた気持ちでいられるようなすべてがそろっている。では、その部屋に あるものはなんだろうか?
- 自分の人生の目的について、何がわかっただろうか?あるいは自分の個人的な夢や ゴールについて何がわかっただろうか?
自分のパッションとその目標がどこにあるのかを知るためには、右の質問で答えたことが現実になるように努めてみることだ。
そうやっていく過程の中で、あなたはより自分の人生にふさわしいパートナーにめぐりあえることだろう。
ただし、自分が何を望んでいるのかには十分注意しなければならない。
つまり、一緒に人生を過ごしたいと思っている人との関係についても、よく理解しておくことが必要なのだ。
その理解を深めておくためにも、次のエクササイズに答えておこう。
- その人は、あなたのどんなところに魅力を感じるのだろう?
- その人が、あなたに魅力を感じないとしたら、その原因はなんだろう?
- その人と一緒になると、あなたの人生の何がさらによくなるのだろう?
- 現在のあなたの夢は?
- その人と一緒になると、あなたの人生の何がさらに悪くなるのだろう?
- あなた自身が、その人の成功を妨げている原因だとしたら、それはあなたのどんな部分だろう?
- その人と一緒になることの障害になっている外的要因はなんだろう?
- あなたの埋想の相手として、あなたの基準を満たしている人は、ほかにいないのだろうか?
- 理想の人に会ったことはどうしたらわかるのだろう?
- 自分の人生に理想のパートナーを迎えるために、どんな準備ができるだろう?
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
自尊心を大きく育てる一番の近道
本書は子どもの教育や健全な発達を理解し、そして子どもの問題行動を修正していくうえで、特に自尊心の問題に焦点を当て、それをどのようにとらえ、どのように変容させていくかを解説した実践書である。
自尊心を高めるために必要なのは、自分に自分でいい評価が下せるようななにかをなしとげることだ。
誰かから褒められても、あなたの自尊心が変化することはあり得ないし、それをお金で買うことももちろん不可能だ。
それはあなたの内面から湧き出てくるものなのだから。
自尊心は、あなたの価値とそれについてどういう行動をとるのか、といったことにダイレクトに結びついている。
つまり、あなたは目的のある人生を送らなければならないのだ。
夢を持ち、そしてそれを追い求める勇気と決意がなければならない。
その思いに対して誠実でなければいけないし、それが実現するまでのねばり強さも求められる。
その夢は、とてつもなく大きなものでもいいし、もっとシンプルなものでもかまわない。
ただ、それはあなた自身の夢でなければならないだけだ。
夢を追い続けているうちに、それがあなたの人格にも影響をおよぼしていく。
それは、あなたをより明断な人間にしてくれるし、可能なかぎり「最高の自分」へとあなたを導いてくれる。
自信は、なにかのスキルを練習して体得することで身についていくものだ。
たとえば、バスケット・ボールでシュートの自信がついたり、女の子をデートに誘ったりする自信がついたりする。
仕事での営業に自信が持てるようになることもあるし、スピーチの自信がつく場合もあるだろう。
必要なのは、練習、反復、学習だ。
そしてできるようになった自分の姿をイメージする想像力だ。
物事というのは、練習を重ねれば重ねるほど簡単に、そしてより正確にできるようになるものなのだ。
ある分野でスキルを磨いたら、そこで得た自信がほかの分野にも波及することはよくある。
たとえば、車の運転に自信が持てれば、バイクの運転にも自信が持てるようになったりする。
たくさんの分野で、自信と高いスキルを持てるようになればなるほど、ますます自分の能力に確信を持てるようになり、そしてさらにさまざまなチャレンジができるようになる。
これができるようになれば、自分に対してさらに気を配り、自分が信じている物事のために行動を起こすこともできるようになるだろう。
個人の領域をより明確に意識できるようになり、したがってそれを効果的に守ることもできるようになる。
こうして自分の夢を実現し、それによって目的のある人生を送ることができれば、自然にポジティブな自尊心も芽生えてくるものだ。
自尊心と自信は、お互いがお互いに対してエネルギーをあたえ合い、そしてお互いを支えながら、上へ上へと、より強く成長していくものなのだ。
自分にポジティブな経験をあたえてくれるような活動に従事して、スキルを磨いていくことの大切さが、これでわかってもらえただろう。
なにかに挑戦することに尻込みすればするほど、あなたは自分の人生から身を隠すことになる。
そしてそうした経験が重なれば垂なるほど、さらに身動きが取れなくなっていくものなのだ。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
人を引き寄せる11の武器
仕事と人生の成功の85%は、他人といかにうまくコミュニケーションをとれるかにかかっている。
あたたかく、話しやすい、人に好かれる人間になれる方法を、シンプルに具体的に教えてくれる本。
このパワーを身につければ、いつでもどこでも、どんな人にも好かれるはず。
人々を自分に引きつけるためには、それがどんな状況であれ、ポジティブな表現を使うこと、そしてあなたの魅力を表に出してあげることが大切だ。
たとえば、あなた自身が一緒にいたいと思う人、近くにいるだけで自分が楽しくなれる人のことを思い浮かべてみればいい。
そのときのあなたのポジティブな気持ちは、そうした人たちの努力の成果でもあるのだ。
それと同じように、あなたもポジティブな態度を保ちつつ、相手を受け入れてあげることができれば、自然に、みんながあなたの周囲に集まるようになるだろう。
人を引き寄せる武器その1 温かみのある自然な笑顔
あなたのポジティブな態度とエネルギーを表に出してあげるのに、一番効果的な方法は、笑顔だ。
笑顔にはまさに魔法の効果がある。
「笑顔」とは、とてもシンプルで自然なものだが、これが人々の間に強力な連鎖反応を生み出してくれるのだ。
たとえば、笑顔を見せるたけで人間の脳にエンドルフィンが放出されることがわかっている。
つまり、笑顔ひとつで気分が改善されるということだ。
では、相手に向かって笑顔を見せてあげたときには、何が起こるのだろうか? ここでちょっと実験をしてみよう。
- 1 今のあなたはいつも通りの普通の顔をしているはずだ。もしかしたら、ちょっとシリアスな表情をしているのかもしれない。では、その表情のまま目を閉じて、そして自分の身体が何を感じているかに注意してみよう。
- 2 自分のエネルギーのレベルや、自分のムードなどに注意を向けてみよう。
- 3 あなたは何を感じているだろうか?
- 4 では今度は笑顔を浮かべてみよう。
- 5 あなたの感覚はどうかわっただろうか?エネルギーや注意力、あるいは意識の覚醒度合や身体の状態に、どんな変化を感じただろうか?
今度は誰か他の人に向かって笑顔を見せてみよう。
- 1 シリアスな表情で相手を見ていたときと比べて、あなたの内面でなにか変わったことはないだろうか?
- 2 あなたの笑顔を見た相手のムードや態度は、どのように変わっただろうか?
- 3 あなたと相手の間に流れているエネルギーのレベルが変化したことに、気がついただろうか?
もし今あなたの周囲に誰も人がいない場合には、その連鎖反応を想像してみるだけでもいい。
あなたのムードが変われば、それがあなたの周囲にいる人たちにも波及していくのだ。
それはまるで湖に投げ込まれた小石の波紋が広がっていくように、どこまでも影響をおよぼしていくものなのだ。
笑っている人に引かれるというのは、遺伝子レベルで人間に組み込まれていることでもある。
赤ちゃんに笑っている写真を見せると、怒った顔の写真を見せたときよりも、より短時間でしかもポジティブな反応を見せる。
人間は、自然に笑顔に引き寄せられるようできているのだ。
ところで、相手の姿が見えないときでも、その人が笑っているかどうかは判断できることに気づいているだろうか?
電話で話しているときのことを思い出してみれば、すぐに想像がつくだろう。
笑顔で話すときには、言葉の発音も、そのトーンも抑揚も大きく変化するものだ。
つまり、笑顔の効果は、目からだけではなく、耳や感覚からも伝わるものなのだ!
では、あなたの笑顔を本当に魅力的な笑顔にするために、気をつけておくべき点をここで紺介しておこう。
人を引き寄せる武器その2 まばゆいほどの白い歯、それに魅惑的な唇
歯をきれいに磨いておくことは、魅力的な笑顔のための必須条件のひとつだ。
健康な歯と歯ぐきは、あなたが日常的に自分の健康に注意を払っている証拠になるし、あなたの身体全体が健康であることも示してくれる。
また、なにか食べた後には、いつも鏡の前で自分の歯をチェックしておく習慣を身につけておきたい。
完璧に身なりを整えて出かけていっても、笑顔をふりまいたときに歯の間に緑色の野菜がはさまっていたら、すべてが台無しになってしまうのだから。
歯並びを矯正するには、時間もかかるし費用もばかにならない。
だが、それがあなたの魅力全体に影響をおよぼしていることを考えてみてほしい。
歯の矯正は、費用対効果としては最高の部類に入るはずだ。
あなたの人生全体への投資になるのだから。
また、なめらかで湿り気のある唇は、笑顔の魅力を一層引き立たせてくれる。
かさかさになった唇は、見た目にも痛々しそうだし、また笑ったときにひび割れてしまう可能性も高い。
荒れた唇の手当て用に、現在さまざまな商品が販売されているので、ぜひそれらを利用してみてほしい。
また、十分に水を補給しておけば、身体全体の潤いを保つこともできる。
人を引き寄せる武器その3 「ぬくもり」を発散する
自分が太陽になったつもりになってみよう。
惑星が太陽の周りを周回するように、人々は炎の周りに吸い寄せられるものなのだ。
あなたに太陽のような温かみを感じることができれば、誰もが自然にあなたに近づいてくるようになるだろう。
あなたの周囲の人たちは、リラックスした気持ちになって、自分が必要とされ、歓迎され、そして喜ばれていることを実感できるだろう。
内気な人を会話に参加させたり、相手が抱えている問題を理解しようとしているときには、特にこうした態度が重要になる。
誰でも自分の話を聞いてもらい、理解してもらいたがっていることを覚えておきたい。
会話の際に、相手に安心感をあたえる一番の方法は、アイコンタクトを保ちつつ、相手の話に合わせながらうなずいたり、頭を傾けたりしながら、建設的なコメントをしてあげることだ。
相手の話の要約を自分の言葉で表現してあげれば、相手はあなたが話に耳を傾けていたことが理解できるものだ。
また、こうしてあげれば、あなたが話の内容も理解できていることが相手に伝わるはずだ。
おかげで、相手のほうは不明瞭な個所や誤解されている部分について、さらに説明を加えていくことができるわけだ。
人を引き寄せる武器その4 感謝の気持ちを示す
人は誰でも感謝されればうれしいものだ。
ポジティブな評価をしてもらうことで、自分の仕事や業績、アイデア、意図などが理解してもらえた、ということがわかるからだ。
また、周囲の人たちとのつながりの中で、自分の存在価値が感じられる瞬間でもある。
そして、こうした気持ちは誰にとっても同じなのだ。
相手に対して感謝の気持ちを示してあげる方法は、「ありがとう」のひと言だけの場合もあれば、なにかの形にして伝える場合もあるだろう。
贈り物をする場合には、その状況をよくふまえておくことが必要になる。
だが、たいていの場合には、よりシンプルな表現でト分なものだ。
その気持ちを伝えるときに基本的に必要になるのは、
(1)笑顔
(2)「ありがとう」のひと言
(3)何度かうなずく動作を繰り返す
以上の3つだ。
相手になにかしてもらった場合には、ひと言お礼を言ったり、また、たとえばその伝言を紙に書いておくだけでも、きっとその人の一日を明るくしてあげられるはずだ。
温かみのある感謝の気持ちを伝えてあげれば、相手とあなたとの距離は自然に縮まる。
相手はそういった気持ちのいい体験を、さらに求めるようになるのだ。
人を引き寄せる武器その5 相手がうれしくなる会話をめざす
一番基本になるのは、自分なら相手にどういった言葉をかけてもらいたいか、自分ならどういう気持ちになったときにうれしく感じるのか、ということだ。
つまり、自分がどういうふうに扱われたらうれしいかを考えることが大切なのだ。
たとえばあなたなら、ある状況で、なにがどうなればより快適に感じることができるだろうか?
これの答えを自分でしっかり理解しておけば、あなたはより魅力的な人物になれるだろう。
たとえば、話し方ひとつ考えてみても、より落ち着きのあるソフトなトーンの声のほうが、相手にとっては耳を傾けやすいものだ。
また、いままでなかなか言葉にできなかった褒め言葉を、相手にかけてあげることも効果的だ。
そのためにも、相手の特徴に目を向けたり、相手の家族や関心を持っていることについて、普段から質問しておくことが大切になる。
自分の不平や不満を羅列するよりも、最近の仕事の様子、趣味、好きな音楽、好きな映画などについて質問してみればいい。
そのときはつねにポジティブな側面に光を当てるようにすること。
逆に、自分なら相手から何を質問してもらいたいか、と考えてみればいいだろう。
あなたなら、「楽しい会話」のために、相手とどんな話をしてみたいだろうか。
その答えは、誰にとっても共通するものなのだ。
たとえば、会話の切り出し方ひとつでも大きな違いが生まれてくる。
いつもの「調子はいかがですか?」とか「いい天気ですね」といった決まり文句だけではなく、なにかほかのフレーズを考えておくことも重要なのだ。
ここでいくつか例を紹介しておこう。
「今日は天気がとてもよかったですから、ちょっと田舎までドライブLに行って、こざっぱりしたレストランでお茶をしてきたんですよ。
こういういい天気の日は、なにかやったりしますか?」
「先週末スキーに行ったんだけど、素晴らしい体験だったよ。
ゲレンデを滑っていたら、目の前を白いフクロウが飛んでいったんだ。
あれはとってもきれいだったね。
そういった大自然の中で過ごす一日っていいよね? そういう経験ある?」
「そのTシャツ、セント・トーマス(バージン諸島の畠)って書いてあるね。
あそこってきれいな所だよね? カリブで一番よかったことってなんだった?」
どのパターンも、自分の経験をふまえつつ、相手の体験を尋ねる質問形式になっていることに気がついただろうか?
自分のことを少しだけ話しつつ、相手が体験したことに関心を向けていることがはっきりあらわれている話し方だ。
会話をしているときというのは、誰でも、自分がなにか相手の手助けになれないかと考えているものだ。
つまり、相手に心を開くきっかけをこちら側からあたえてあげれば、相手もそれに対していろいろなことを話しやすくなるものなのだ。
相手がよく知っている分野の話を振ってあげれば、そこから話がどんどん広がっていくだろう。
人を引き寄せる武器その6 モノローグでなく、相手との会話を楽しむ
カリスマ性のある人は、決して会話を自分のモノローグだけで埋めつくしたりはしない。
相手になにかを教え込もうとする態度は、学校時代の長ったらしい講義を思い出させる。
あるいは口うるさかった両親の記憶をよみがえらせてしまうかもしれない。
もちろん、そのどちらも社交的な場での軽い会話にふさわしい話し方ではない。
会話をピンポンの遊びのように考えてみればいいだろう。
相手の言葉を受けたら、それを相手のコートめがけて打ち返してあげる。
それの繰り返しだ。
それぞれが順番を守ることで、お互いが会話に対する興味を維持できるし、集中もできる。
あなたが相手の言葉や考えに関心を持てば、相手もあなたの話に関心を向けてくれるものなのだ。
また、相手の言葉に反応するときには、頭を傾けたり、うなずいたり、相づちを打つことを忘れないこと。
相手の日がうろうろしはじめたり、頭が不安定に動くときは、相手の集中力が切れそうになっているときだ。
そんなときには、自分の話を切り上げて、再び相手に話させるようにすればいいだろう。
もし、どうしても会話の内容に自分がポジティブな関心を持つことができないときには、相手を傷つけないやり方でその会話を終わらせる必要がある。
また、時間があまりなくて、会話に集中できないときには、また別の機会を設けてもらえるよう相手に頼んでみればいい。
会話に100パーセント参加するためには、まずは今動かしている手を正め、相手に注意を向け、そしてアイ・コンタクトをとることだ。
同時に「メンタル・コンタクト」も忘れてはいけない。
そして相手の言葉の意味を考え、それに対して自分の考えを話してあげればいい。
人を引き寄せる武器その7 アドバイスより、「請を聞くレことを優先させる
自分のほうからアドバイスするのは避けておいたほうがいい。
確かにそうしたくなるときはあるのも事実だが、無料のアドバイスほど逆効果なものはない。
なによりも、誰かがなにかを話すときというのは、単にある情報をあなたに伝達したいだけか、あるいは胸のつかえを取りたいだけ、というケースが多い。
相手はそれを聞いてくれる「誰かの耳」がほしいだけなのだ。
そんなときにアドバイスをしてしまうと、相手の自信に傷をつけることになってしまうだろう。
また、アドバイスをするということは、その結果に対してあなたが責任を負うということでもある。
たとえば、あなたのアドバイスにしたがった相手が失敗してしまった場合、あなたにはネガティブな感情が向けられることになるだろう。
相手の状況を一番よく把握しているのは、その人本人だということを忘れてはいけない。
まともなアドバイスをしてあげるには、埴本的な情報が不足している場合が多い。
また、自分の経験を誰かに話したときに、その人が突然あなたに向かってアドバイスをはじめたとしたら、あなたはどんな気持ちになるだろうか?
あなたにとっては、その言葉はただのおせっかいにすぎず、また、その言葉はあなたを軽んじている場合も多いはずだ。
もしも、相手が真剣にあなたにアドバイスを求めてきた場合には、どうすべきかを話すのではなく、過去に自分にとってうまくいった経験を話してあげればいい。
そういった話をしてあげれば、相手も自分が何をすべきかが自然にわかるようになるだろう。
人を引き寄せる武器その8 相手を傷つけない批判の仕方をマスターする
どうしても批判めいたことを言わなければならないときには、その前後に褒め言葉を持ってきて、批判をサンドイッチするようにしておくこと。
次の例を見てみよう。
あなたが耳を貸す気になれるのは、AとBのどちらの言い方だろうか?
A 「ファイルがぐちゃぐちゃになっているじゃない!?」
B 「たぶんもう気がついていると思うけど、そのファイルはもっと整理しておいたほうがいいでしょうね − いつものように。
あなたなら、この状況を改善できるはずだから……」
A 「その髪型は嫌いだな」
B 「きれいな髪だし、目もとってもかわいいよね。もしかして髪型を寧えてみれば、もっと 目が魅力的になるんじゃないかな?」
活字になった言葉だけを見ると、ぎこちない会話のように思えるかもしれないが、練習を積めばあなたもこうした言葉が素直に言えるようになる。
こういった娩曲的な表現を使えば、ストレートに言い放つよりもはるかに相手の反応がやわらかくなるだろう。
誰かになにかを指摘してあげる際に、できるだけやわらかい表現にしようと苦心している場合には、次のテクニックを試してみてもらいたい。
●やわらかく指摘する方法
1 まず、自分が言いたいことを、そのものズバリ書いてみる。要点を絞ってありのままに書いてみるのだ。
まずは、頭に浮かんできたことはなんでもいいので書いておく。
2 同じことをもう一度書いてみる。そしてそれをあと数回繰り返してみること。そうすることで、感情的になっている自分から抜け出すことができるのだ。
言いたいことについて、あまりに感情的になっていると、自分ではそのつもりはなくても口調が一層悪くなっていることが多いものだ。
3 次にやるべきことは、「笑顔」だ(その効果はすでに説明した通り。覚えているだろうか?)。笑顔を作ってみること。そしてそのまま同じことを別の言葉を使って、もっとやさしい表現で書いてみる。どうだろう、その変化に気がついただろうか?
4 今度は、あなたが尊敬している人物を頭に思い浮かべてみること。個人的に知っている人でもいいし、誰か有名人でもかまわない。
好きだったおじいちゃんのことでもいいし、キリストや釈迦でもいいだろう。
かつての学校の恩師や、誰か自分にとって大切な人を思い浮かべてみるのだ。
5 もしそういった人たちに向かって、あるいはその人たちの目の前で同じことを言わなけれ ばならないとしたら、あなたはどんな言葉を使うだろうか?
6 今度は、どんな変化に気づいただろうか?
これで自分が言いたいことを完璧な表現にできただろうか?
あるいはもうすこし変更が必要だという人もいるかもしれない。
そんなときには、当人を前にするよりも先に、友人や同僚に自分が書いた文章について感想を聞いてみればいい。
自分が誰かに伝えたくて書いたはずのことが、第三者にとってはまったく別の意味でとられることもよくあるものだ。
こうしたテクニックは、eメールなどの書き言葉の世界でもそのまま利用できる。
現在はインターネットの発達のおかげで、以前にも増して、書き言葉によるコミュニケーションの頻度が高まっている。
確かにeメールはとても便利なツールではあるが、それだけに落とし穴もあるものだ。
たとえば、文字にしてしまうと、自分の声のトーンや抑揚を伝えることは不可能になってしまう。
冗談のつもりで書いた言葉も、パソコンの画面上ではただの活字になってしまうのだ。
そのため、誤解されることもあるし、感情を傷つけてしまったり、逆に傷ついてしまうこともあるはずだ。
書き言葉のコミュニケーションでは、相手が自分とは違うムードにいるときのことも考えながら、送信する前にもう一度読み直しておくことが肝心だ。
人を引き寄せる武器その9 他人の「見せ場」を邪魔しない
会話の最中は、つねに相手にスポットライトを当てておくこと。
とはいえ、自分の話をしたり、自分の経験談をしてはいけない、ということではない。
相手がなにかの体験談をしているときには、その話の腰を折ったり、邪魔をしたりしないことが大切なのだ。
相手の話に関心を示して、熱心に耳を傾けてあげることができれば、相手は必ずあなたに大きな魅力を感じるようになる。
たとえば、ある人がフィジーに旅行に行った話をしているとしよう。
それを聞いているあなたは、
「そうなんですか? 実は私も行ったことがあるんですよ。
でも、「あなたにとって」一番よかったのはフィジーのどんなところですか?」
と質問してあげればいい。
相手の個人的な関心についてうまく質問できれば、その人はあなたの存在をありがたく感じるようになるのだ。
さらには、相手の奥さんや夫、子どもたちについても質問してあげればいい。
彼らが元気かどうか、休暇は楽しめたかどうか、などを聞いてみればいいのだ。
あるいは、なにかの収集が趣味の人には、新たなコレクションについて聞いてみてもいいだろう。
また、以前、口にしたことや、耳にした出来事についても質問してあげれば、それだけで、あなたが気を遣ってくれていることが相手には伝わるものだ。
人を引き寄せる武器その10 相手の「いい部分」を会話に織り込む
その人と会話をすると、なぜか疲れてしまうーという人がいるはずだ。
逆に、話をしただけで自分に元気が出てくる人もいるだろう。
魅力的な人物であるためには、あなたはつねに、活力とポジティブな印象を相手に残せるようにならなければならない。
確かに、自分自身が疲れてしまっていて、話し相手に対して、なにかエネルギーをあたえてあげるのが困難なときもあるだろう。
だが、そんなときでも、会話をできるだけポジティブな方向へ導けるやり方があるものなのだ。
誰かと会話をしているときには、相手の中に自分が好きになれる部分を3つ見つけておくこと。
それは別になんでもいい。
たとえば、相手の服装、目、表現の仕方、など、いろいろとあるだろう。
相手の業績でもいいし、あるいは将来の展望についてでもいい。
とにかく3つ見つけておくことだ。
どんなにひどい人でも、最低3つはいい部分があるものだ。
イライラさせられる部分ではなく、相手のいい部分に集中しておくだけで、あなたの内面にあるエネルギーも実際に高まってくるものだ。
より積極的な態度になれるし、ボディ・ランゲージにも変化があらわれ、表情も変わる。
やがてはその人に対するあなたの態度そのものも、変わることがあるのだ。
これを実感したければ、とにかく試してみるはかないだろう。
相手のいい部分を3つ見つけたら、それを自分の会話の中に織り込んでいくこと。
これができれば、さらにポジティブなエネルギーを感じられるようになるだろうし、あなた自身がより魅力的になれるはずだ。
たとえば、次のようなフレーズを試してみよう。
「そのネックレス、きれいだよね。誰か特別な人からの贈り物?」
「そんなにハッピーでリラックスしているところを見ると、最近なにか楽しいことがあったのかな?」
「あのレポートにあった君の提案はよかったね。ほかにもなにか提案はあるかな?」
だいたいおわかりいただけただろうか?
とても簡単なことなのに、これを実際に使ってる人はあまりに少ないのが現実だろう。
自分の言葉にそれとなく褒め言葉を含ませれば、相手はそれに対して素晴らしいほどの反応を示してくれるはずだ。
また、自分と相手との間に、電流が流れていると想像してみるのも効果的だ。
握手したときゃ、アイ・コンタクトをしたときに、その電気ショックを感じてみてほしい。
それを日に思い浮かべて、そして相手にそれを投映してみるのだ。
人を引き寄せる武器その11 声の大きさとトーンで引きつける
会話の基礎になるのがあなたの声だ。
子どものころに、お母さんから名前を呼ばれたときのことを思い出してみればわかると思うが、同じ言葉を使っていても、トーンだけでもその言葉の意味はさまざまに変化するものだ。
たとえば、自分の名前を呼ぶ母親の声ひとつで、夕ご飯ができたのか、あるいは叱られるのか、すぐにわかっただろう。
遊んでいるのか、命令をしているのか、声のトーンだけでその判断がついたはずだ。
周囲の関心を引きつけたり、周囲の騒音がひどい状況だったり、相手と遠く離れている場合には、大きな声を出さなければいけないこともあるだろう。
だがそれ以外の状況では、どの位の声の大きさで話すべきなのか、つねに注意しておきたいものだ。
声の質は、意識的に変えることができる。
あなたも、普段遊びながらでもいいので、声のバリエーションを練習しておこう。
たとえば、静かなレストランで食事しているときに、大きな声で話して、その内容をその場の全員の耳に届ける必要はない。
それに、周囲の人もあなたの話を聞きたいとは思っていないはずだ。
相手が至近距離に入る場合には、囁き声で「分なこともある。
往々にして大きな声を出す必要がないことを、人は忘れがちなものだ。
だがたとえば、しばらく車の中で大音量で音楽を聞いていたり、騒音の激しい機械の近くで作業を続けていたりすると、大きな声で話すことに慣れてしまうことがある。
あるいは耳が通常のレベルの音量を小さく感じるようになってしまうのだ。
囁き声は、状況によってはとても魅惑的なものでもある。
大声で話しているときとは対照的に、曝き声は相手を自分のほうに引きつける効果がある。
あなたも誰かに試してみれば、その効果がよくわかるだろう。
一般的には、男女を問わず、やさしい話し方の人のほうが魅力的なものだ。
ある程度なら、自分の声の大きさを変えるのは難しくないはずだ。
話し方しだいで、より深い響きを持たせることもできるだろう。
また、トーンを変えることもできる。
どういう声で話すかは、もちろん、あなたの意識しだいなのだ。
自分に聞こえている声と、相手が聞いているあなたの声はかなり違うものだ。
あなたは自分の声を聞いたことがあるだろうか?
少しずつトーンを変えながら自分の声をテープなどに録音して、それを繰り返し聞いてみる練習をしてみよう。
そしてお気に入りの「自分のトーン」を見つけておくのだ。
また、この練習は定期的にやっておいたほうが、より効果的だ。
最初のうちは、自分でもわざとらしく感じると思うが、繰り返し練習をしているうちに、声を自由自在に操れるようになってくるはずだ。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
女性はいつも「自分の問題を共有してほしい」と思っている
男は、問題解決指向の生き物でもある。
会話の際に、いつもなんらかの解決策を考え出そうとするのは男のほうだ。
もしある男性の気を引きたいと思ったら、その人が解決できる程度の問題を持ちかけてみればいい。
女性の場合には、自分が抱えている問題を言葉にして、その経験を周囲に共有してもらうことで満足が得られる。
そのため男性がそれに対して、すぐに解決策を提案してしまうと、女性のほうは裏切られたようにすら感じてしまうものなのだ。
男の場合は、これとはまったく逆なのだが。
ここからは、男女間の会話で男が犯している間違いを説明していく。
こうした間違いを自分でも犯してしまわないよう気をつけておけば、あなたはさらに魅力的な人物になれるだろう。
相手と競争して、勝とうとしてしまう
●会話例その1
メアリー「今日は散々だったわ。1時間も渋滞につかまっちゃったのよ」
ジョン「そんなの大したことないよ。俺なんか2時間も渋滞にはまっちゃったんだから」
ジョンはメアリーの体験を切り捨て、そしてラポートを寸断している。
コミュニケーションもそこで終わりだ。
では、メアリーを傷つけずにジョンが自分の体験を話すにはどうしたらよかったのだろうか?
●会話例その2
メアリー「今日は散々だったわ。1時間も渋滞につかまっちゃったのよ」
ジョン「それはひどかったね。都心への道路は、もう1車線増やすくらいじゃないとだめだよね。ところで家に急いでいたの? それともただ渋滞でイライラしたっていうこと?」
メアリー「どちらでもないわ。出席しなきやいけないミーティングがあったのよ。なのに結局遅刻しちゃって、おまけに上司からは、私がミーティングのことを軽く考えていたからだ、って責められるし‥…。私は、相当急いだっていうのに……」
ジョン「上司にちゃんと説明はできたの?」
メアリー「無理よ。周りに人が何人もいたし、それに彼にとっては、言い訳はしょせん言い訳に過ぎないんだもの」
ジョン「それって、これからの仕事にもなにか影響するの?」
メアリー「それはないかな。私の営業成績は上位10パーセントに入っているから。ただ、みんなの前であんな思いをしたくなかったのよ。だから……、そんなに大したことじゃないんだけどね」
ジョン「そうなんだ。
今日の昼のことなんだけどね、僕はただ食事のために家に帰ろうとしていたんだけど……別にミーティングとかそんなんじゃなくて、ただ(妻の)クリスタと 子どもたちと一緒に食事したくて急いでいたんだ。
そうしたら高速の出口で事故があってさ。延々と渋滞ができちゃってて……。
まあでも、その後のミーティングには出られたからよかったけどね」
最初の会話例では、ジョンはまるでメアリーの体験を否定するような話し方をしている。
現実生活の中では、こうした会話は日常茶飯事だろう。
そのたびにそう言われたほうは気分を害しているはずだ。
人間関係をよくしていきたいと思っているときに大切なのは、相手の話を聞く際に「自分の殻から抜け出る」ことだ。
そして、相手の不安や欲求に耳を貸してあげることが大切だ。
相手がなにかの問題について話そうとしているときに一番いいのは、まずはその体験を全部吐き出してもらうことだ。
あなたがなにかコメントするのは、その後でいい。
というのも、問題や不満を抱えているときの人間というのは、自分の世界しか目に映っていないからだ。
そんなときには、あなたが置かれている状況などに関心を向けている余裕はないに等しい。
いったん胸の内にたまっていたものをすべて吐き出せれば、その人は、徐々に自分の世界から抜け出して、現実世界にまた戻ることができるようになる。
そうなってはじめてあなたの言葉やあなたの問題に耳を傾けられるようになる、というわけだ。
また、コミュニケーションでよくある間違いは、同時に複数のメッセージを伝えようとすることだ。
こうした話し方をしてしまうと、お互いの理解のレベルに差ができてしまい、結局一番重要な話題から話がズレてしまうことにもなる。
そのためにも、まずは相手の不満を全部吐き出させるのが先決になるわけだ。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
普通の男でも、カリスマ的な魅力を身につけられる8つの法則
「自分は身長が180センチには届かない。それに誇れるような学歴があるわけでもない」
という場合、魅力のかけらもないということになるのだろうか?
もちろんそんなことはない。
光り輝く魅力を身につけ、周囲の人々を強力に引きつけるための法則が8種類もあるのだ。
しかもこの法則は、実践すればすぐに効果を発揮できることが、長年の調査で実証されている。
では、この「速効・魅力10倍プロジェクト」をひとつずつ紹介していこう。
相手に意識を集中させて会話する
周囲の人にカリスマ性を感じさせるための重要な要素となるのは、他人に意識を集中させる能力だ。
普段から、周囲の人間の経験談や仕事に対して、強く関心を抱く習慣をつける。
そうしたあなたの態度が、あなたを「抗しがたいほど魅力的な存在」に押し上げてくれるのだ。
誰かが、「私」だらけの内容の自己中心的な話をし出すと、とたんに周囲の人の目からは輝きが消えてしまうものだ。
他人の話に耳を貸さず、自分の成功や失敗だけを延々と語り続けていると、すぐにその人の「価値」は大幅に下落してしまう。
話し相手の気持ちを考えずに自分だけの話を続けている人のことを、私は「私言葉で話す人」と呼んでいる。
そういう人が目にするのは、とにかく自分の話題だけなのだ。
うまくいっているときのコミュニケーションというのは、話に参加している人同士が、ある話題に対して共通の関心や盛り上がりを感じているときのことだ。
そして他人の意見に耳を傾け、その意見に付け加えられるような情報がないかどうかを、自然に考えたりしはじめる。
自分の関心を相手の話に集中させるという行為は、ある意味「慣れ」を必要とするものだ。
つねに相手の話に耳を傾け、内容を理解し、その話をふくらませていく、というのは簡単なことではない。
対策として、まず覚えておくといいのは、「私もそうです」「そうですね」というフレーズを使わないようにしておくこと。
次の会話例を見てみよう。
「ちょうどメキシコから戻ったところなんだ」
ここで、「私もメキシコに行ったことがありますよ!」と言ってはだめ。(今のところ、まだ相手はその話題に関心を持っていないからだ)
その代わりに、
「本当ですか? メキシコのどこへ行ったんですか?」
と答えてあげればいい。
「イスタパラパ」と相手が教えてくれたら、
「そうなんですか! どんな感じでしたか?」
と続けてあげる。
「もう、とにかくビーチが信じられないくらいきれいで……」
と話が続くだろう。
この段階になったら、あなたの経験談を混ぜはじめてみてもOKだ。
「2〜3年前ですけど、私もそこに行ったんですよ。
あそこは、とにかくすごいですよね。(そして会話をまた相手に戻してあげる)イスタパラバではどんなことをしたんですか?」
もちろんあなたは数年前の自分の旅行や現地での自分の冒険、それに美しいビーチについて、延々と話すこともできるだろう。
だが、そんなことは、この世界で最も退屈な人間たちがすることだ。
カリスマ性を持っている人たちは、会話を自分で切り貼りして、話の流れを適切なところで相手に戻してあげるものだ。
そうすれば、相手が話したがっている経験を共有してあげることができる。
他人の話に意識を集中させるとは、つまりは、こういうことなのだ。
もうひとつ会話例を紹介しておこう。
誰でも、自分の経験と相手の経験を比較してみたい気持ちになることはあるだろう。
ここではそうした欲求を持ちつつ、相手の話に集中している会話例を紹介する。
「まったくひどい一日だったわ」
(ここであなたは「僕もそうだった。だって、交通事故に遭っちゃったんだから」 と言う こともできるだろうが、それはとりあえず控えておく)
「そうなの? なにかあったのかな?」
「上司から怒鳴られちゃって……。穴があったら入りたいくらいの気持ちだった……」
(「そんなのたいしたことじゃないよ。無視しておけばいいんだ」とか「上司の考えてる ことなんて、誰も気にしちゃいないよ」と答えることもできるだろうが、その代わりに次のように言う)
「なんてひどいんだ。何が問題だったの?」
「わからないけど、あの人いつもはいい人なんだけど、今日に限ってひどい剣幕だったから」
(もう一度、何が起こったのかを質問しておく)「それで、上司はなんて言ったの?」
「顧客をぞんざいに扱っていた、って言ったのよ。まったくあの人ときたら……」
「君がそんなことするわけないのにね?」(この調子で、どんどん続けていけばいい)
相手の経験談と自分の経験を比較して、話したくなる気持ちは、意外に強いものである。
だがそういった比較を避けることで、あなたは自分の意識を相手に集中し続けることができるのだ。
そして相手は、あなたに話を打ち明けていると、自分の感情が満たされていくのを感じ、あなたに対してカリスマ性を感じるようになる。
相手が関心を持っていることを話題にする
人というのは、自分がまったく知識を持ち合わせていない話題に対しては、あっという間に関心を失ってしまうものだ。
逆に、自分と同じような関心を持っている人や、あるいは自分の話に熱心に耳を傾けてくれる人に対しては、刺激を感じるものだ。
一般的なこととして覚えておくと便利なのは、たとえば男性はスポーツの話題に関心があるが、女性はない、ということ。
女性がスポーツのネタを知っているとしたら、それは隣でテレビを見ている男の手からリモコンを取り上げることができないからにはかならない。
となれば、女性に対して、(大リーグの)ワールド・シリーズや(アメリカン・フットボールの)スーパー・ボールの話をしてもナンセンスだということはすぐにわかるだろう。
これとは逆に、星座占いの話や、メグ・ライアン主演の映画の話をされても、ほとんどの男性はついていけないはずだ。
他人の話を聞いていて盛り上がってくるのは、その話題に自分も大きな関心を持っている場合だ。
たとえばあなたが好きな趣味や映画、テレビ番組のことを思い浮かべてみればいい。
それについて話をするあなたは、もしかして自分の話に酔っているだけなのではないだろうか?
わたしたちが強く引かれるのは、自分が話していることや自分の関心に興味を抱いてくれる人に対してなのだ。
相手が深い知識を持っていることに対して、もっとくわしく知りたいという純粋な態度をあなたが見せてあげれば、それだけで二人の間には瞬間的にラポート(親密な意思疎通ができている関係)が成立するだろう。
そして、二人はその粋で永遠に結ばれるだろう!
タブーの話題を避ける
どんな人間関係であっても、「避けておくべき話題」と、話してもかまわないが「取り扱い注意」の話題がある。
たとえば、どんな男性でも、女性の過去の男性歴や現在の夫、男友だちや彼らとのデートについては、話題にしたくないはずだ。
女性が自分以外の男性についてポジティブに語るのは、男の神経には耐えられないことだ。
そんなことを聞かされるよりは、ダイアン・キートン主演の映画の話でもされたほうが、よっぽどましというわけだ。
同じように、女性のほうも男性の過去の異性関係の話はお断りなのが普通だ。
だがここには男性と違って、ちょっと違う傾向があることも確かだ。
つまり女性は、男の異性関係についてはちょっとした興味を持つ傾向にあるのだ。
女性の場合、相手を値踏みしようとしているときには、男性よりももっと深くまで掘り下げてから、つきあうかを考えようとする。
とはいえ、女性から質問されないかぎり、自分からあえてこの話題に触れる必要はまったくないのでご注意を。
男女関係のはじめの段階で、男のほうがよく犯してしまうミスは、自分の「資源」についてあまりに開けっ広げに話してしまうこと。
もちろん女性はそうした情報を知りたがってはいるのだが、履歴書のように一覧にして知りたいわけではないのだ。
女性の立場としては、すこしずつ時間をかけて知ることができればそれで満足なのだ。
自分の価値のすべてを話してしまう代わりに、たとえば、「自分はよく旅行に行く」などと言って話を切り出せばいいだろう。
そして女性のほうに、もっとたくさん質問をさせるのだ。
そのほうが相手とのつきあいもより楽しいものになるだろう。
女性は相手の秘密を知ることが好きなのだから、男のほうは、すべてを一気に話してしまいたい欲求を抑えて、すこしずつ打ち明けていくこと。
そうすることで、より強い欲求を女性の中に生み出させることが可能になるのだ。
たとえばロール・プレイング・ゲームをしているときのように、まるで行き止まりのように見えても、いくつかヒントをあたえてあげることで、一層そのゲームが面白くなったりすることもある。
だからこそ、自分の個人的な話は、時間をかけてゆっくりとすこしずつ打ち明けていくのが望ましい。
TPOに合わせた「まともな服装」
バスケット・ボールの試合を観戦するときに、スーツにネクタイという格好では不釣り合いだろう(あなたがチームの監督なら別だが)。
同じように、高級レストランにジーンズで壇かけていくのは論外だ。
周囲の人たちに自分の魅力を感じてもらいたいと思っているのなら、いつも同じ服装で出歩いていてはだめ。
肝心なのは、そのときの状況にふさわしい格好をすることだ。
周囲の人間とまったく同じ格好をする必要はないが、つねに「はずさない服装」というものはあるものだ。
あるコミュニティやオフィス、その他の状況で、その場の不文律に従うということは、なにもその場の人たちとそっくりに取り繕うということではない。
その集団の人たちに共通している要素を、みんなから一目でわかってもらえるように自分も身につけておく、ということなのだ。
これが集団に溶け込むための重要な鍵になる。
先日私は、独身者同士が集うパーティーを主催したのだが、そのときの私はネクタイをしめ、コートをはおって会場入りした。
当然、その日は誰もが最高の服装をしてくると思い込んでいたからだ。
だが、実際には参加者の約半数までもが、まるで今ベッドから抜け出してきたばかりのような、ひどい髪型と身なりで現れたのだ。
私はその光景にちょっとショックすら感じたのだが、もちろん、不満の言葉などは何も口にしなかった。
だが、そういう人たちが家を出るときの思考回路がいったいどうなっているのか、不思議に思わずにはいられなかった。
「外出するときには、自分の身なりと、周囲の身なりに気をつけておくこと」。
これを忘れてはいけない。
つねに学び続ける「謙虚な有能さ」
自分に自信を持っている人には、誰もが魅力を感じるものだ。
そして自信のある人に実際に優れた能力が備わっていれば、必然的にその人はひじょうにバランスのとれた人間になっているはずだ。
自己統制ができている人には、プライドと同時に謙虚さも備わっており、それがまた安定感と自信を生み出していく。
そして、女性はそうした男に、磁石のように引き寄せられていく。
自己統制ができている男は、ほかのどんな特質を持つ男よりも魅力的に映る。
なぜか? 理由は簡単だ。
ある男に能力と自信が備わっていれば、その男は人生であらゆることをなしとげることが可能だからだ。
もちろん、女性が望むものすべてをあたえてあげることもできるようになる。
能力がある人間というのは、現状に満足せず、つねに質問をし、学ぶことができる人間でもある。
人生においていまだ回答を手にしていない疑問があるという事実が、彼らに謙虚さをあたえているのだ。
そしてさらに重要なのは、能力のある人間は自分が得意とする分野について、さらに幅広く、そして深く、その知識を拡大していくことができる、という点だ。
自分が統制のとれた人間であることを自覚している男であれば、たとえなにかの失敗を犯しても、それを他人のせいにする必要などなにもないのだ。
そうした人間は、自分の人生における現在のポジションを把握できているし、また、これからどこに進んでいくべきなのかもよくわかっている。
自分自身に、そして他人に対しても、幻滅を感じることはない。
人生でなにかをなしとげるためには、勤勉さと賢明さの両方が必要であることをよくわかっているからだ。
情熱の偉大なパワーで「場を支配する」
カリスマ性のある人の特徴として最も重要なのが、その人が持っている「情熱」だ。
みずからが話していることに対して、真剣な熱意を持っている人を見ると、人はなぜか感情的な昂ぶりを感じるものだ。
英語の情熱(enthusiasm エンスージアズム)のもとになっているギリシア語は「われわれの中にある神」という意味だ。
誰かが自分の内面から最高のものを導き出してくれたときに、情熱や熱意を感じることもある。
そんなときは、自分が努力している事実が、目標や願望の達成につながっていることを実感できているはずだ。
人生において自分がどこに向かって進んでいるのかを自覚できている人間であれば、たとえば、人が集まる部屋に入った瞬間にその場の雰囲気を自分の色に染めてしまうこともできるだろう。
自分が進むべき方向を見定め、そしてそのために必要なステップをよく考えれば、誰もがこうした人物になることができる。
あなたには、明確な人生のビジョンがあるだろうか?
もしあるとすれば、すぐにでも自分の魅力をもっと高めることができるだろう。
考えを行動に移せるエネルギー
物事を現実の形にしてくれる人ほど、われわれが興奮を感じる人物はいないはずだ。
言葉を実際の行動に移すことができる人は、誰にとっても魅力的なのだ。
人は誰でも、あるアイデアや考えから実際になにかを生み出せる人が好きなのだ。
実践的な人たちは、つねにさまざまな決断をしているため、間違いを犯すことも多いのだが、彼らはいつも行動し続けているため、そこから巨大なエネルギーが生まれてくるのだ。
人生のさまざまな局面で、さまざまな行動を起こせる人の最大の魅力というのは、やらない理由を切り捨て、惰性に流れることを拒否している点だろう。
物事を実際の行動に移せる人というのは、他人の目には成功を手にしている(あるいは成功する可能性の高い)人のように見えるものなのだ。
そしてもちろんこれが、その人物の「魅力」になっているわけだ。
ただし「行動を起こす」と言っても、やみくもな行動では意味がない。
行動だけで寒がともなわない人に魅力を感じる人はすくない。
行動を起こすなら、その方向性と焦点はきちんと考え、絞り込んでおくこと。
魅力を操作する魅力を向上させる4つの人格要素を意識する
人格はとても重要な要素だ。
もちろん、それは人さまざまではあるものの、誰もが引きつけられる人格もあれば、人が離れていく人格もある。
素晴らしい人格のもとになっている要素にはいくつか種類があるが、ここでは最も重要な4つを紹介しょう。
・忍耐
・ユーモア
・センス
・誠実さ
・柔軟性
他人に対して忍耐強い人というのは、そうでない人よりもカリスマ性が強いのが普通だ。
ただしここで言う忍耐とは、他人とのズレや違いを、感情に流されずに、そのままズレや違いとして認識できる能力のことだ。
また、ユーモア・センスのある人には、たいていの人が引きつけられる。
自分のことをおかしく見せて笑える人と一緒にいると、周囲の人間も楽しくなる。
誰でも誰か他人のことを笑い者にすることはできるはずだが、スマートなやり方で自分自身を笑いのネタにするスキルは尊敬に値するものだ。
また、たとえば困難な状況の中でも、笑いで事態が深刻になるのを防げる人がいれば、誰もが感謝の気持ちを持つことだろう。
誠実さも多くの人にとって重要な要素だ。
女性が長期におよぶ人間関係(それが生物学的に女性が最も必要としていることでもある)を求めている際に、最も重要な要素になるのがこの「誠実さ」なのだ。
だが、男性と女性は考え方にへだたりがあるため、これを相手に明白に示してあげることは簡単ではない。
たとえば、結婚を前提にしているつきあいであれば、自分がいったいどういう人間なのか、どんなことを感じているのかについて、率直に言葉にすることがひじょうに重要になる。
柔軟性とは、その人の持つ適応能力のことだ。
激しく変化していく現代の環境の中で、それにうまく適応できる人間なら、どんな状況になっても効率よく生きていくことができるだろう。
柔軟性のある人物は、誰にとっても魅力的に映るものだ。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
女性は、無意識にこんなタイプの男を選ぶ
女性はよく、自分が「愛することができる」いい男を見つけたいと話すことがある。
その言葉は、ある程度までなら本当だろう。
男性に対して女性が最も重要な要素として考えているのは、「満たされた愛」なのだと……。
だが、現実はそういった男性の思い込みとはかけ離れているものだ。
愛は素晴らしいものではあるが、女性たちは、愛が育まれるそのずっと前に、もっと別の要素に魅力を感じてしまうのだから。
最近の調査結果によれば、アメリカ人女性の22パーセントがフェミニストらしいのたが、フェミニズムそのものは500万年の人類の進化のスピードにはまったく影響をあたえていない。
つまり21世紀を迎えても、女性が男性に求めているものは数世紀前からまったく変わっていないのだ!
では、女性を引きつける男性の魅力とはいったいなんなのだろうか?
仕事に打ち込む男
女性たちが引かれるのは、性格や特質がどうであるかよりも、まずは仕事に一生懸命打ち込む男性だ。
きつい仕事にも弱音をはかない男であれば、自分の面倒もいつもきちんと見てもらえることが女性にはわかっているのだ。
長時間の仕事にも前向きに取り組むことができる男性は、女性たちから「辛抱強い男性」、そして「信頼できる人」とみなされる。
そうした男性は、自分に対しても(特に経済的な面で)安定をもたらしてくれる、と彼女たちは無意識に確信している。
もちろん、女性たちが
「まあすごい、あの人は12時間も働いているわ。ということは、私にたくさんの資産をもたらしてくれるのね」
などと、いちいち考えているわけではない。
その男性を純粋に勤勉な人であると認識し、そして直感的に、自分が幸せな人生を送るために必要なサポートを得られる、と感じ取っているだけだ。
男性が持っているさまざまな特質の中で、女性が − 意識的に、あるいは無意識的に − 求めているものとしては、これが最も重要な要素のひとつといえるだろう。
ねばり強い男
女性はいつも、毎日のように電話をかけてくる男の不満を漏らしている。
だが、これは覚えておくこと。
女性は、ねばり強い男には敬意を感じているのだ。
失敗してもくじけずに立ち上がって、再び戦いに挑んでいくような男の姿を見たいと思っているのだ。
人生には困難な時期があることは女性にもよくわかっている。
そして、失敗してもそれにくじけない人間の姿を見ると、それに胸を打たれてしまうのが女性という存在なのである。
相手に「イエス」と言ってもらうまでねばり強く電話をかけ続けた男性が、婚約にまでこぎつける確率は、あなたが想像している以上に大きなものだ。
もし自分のことを真剣に考えてもらいたいと思っている男性は、まずは根気、それにねばり強さといった要素を体得しておくことが必要になる。
男性の「ねばり強さ」という気質は、文化的にも男女を問わずアピールできる重要な要素だ。
頂点に立つ男
頂点に立つ男ほど、女性が魅力を感じる男性はいない。
ここでいう「頂点」とは、たとえば企業のCEOや、その業界で一流の人、その他あらゆる組織の一番上に立つ人たちのことだ。
そういったピラミッドの頂点や、その近くの地位にいる人間であれば、たいがいは女性が必要としている安心と安全をあたえることができるからだ。
また、頂点の男は、底辺の男よりも多くのお金を稼ぐことができる。
もちろん、頂点の男には底辺の男と比較にできないほどの権力もあたえられている。
権力には、人間の性的欲求を喚起させる作用があり、また経済力(資産)も権力を行使することで生まれてくるものなのだ。
お金があれば、安定と安全を買うことができるし、ライフスタイルの選択肢の幅もうんと広がることになる。
では、お金はどのくらい重要なものなのだろうか?
まざまな調査の結果によれば、ほとんどの女性は自分よりも稼ぎが多い男性を求める傾向にある(逆に男性のほうは、相手の女性のほうが多く稼いでいても、気にならない、という結果だった!)。
ある女性が、最近私にこう語ったことがあった。
「彼のほうが稼ぎが少なかったら、(一緒になるのに)なんの意味があるわけ?」
組織の頂点に立つ男は、当然、周囲から敬意を払われる存在になる。
女性にとっては、それがまた重要な要素なのだ。
自分が関心を抱いている男が自分に対して経済的メリットをあたえてくれるだけではなく、なんらかのステータスをあたえてくれることを、このうえなくうれしく感じるものなのだ。
つまり、女性たちにとっては、その男のルックスよりも、その男の権威や成功の大きさのほうがはるかに重要なのだ。
また、無意識のレベルにおいて、女性は、ほかの男にはできないようなメリットや報酬を自分にあたえてくれる男性に、より大きな魅力を感じる。
優先順位としてなによりも上にくるのは、資源を持っている男だ。
ここでいう「資源」には、現在持っているお金、これから得ることになるであろうお金、高いレベルの教育、組綿の中でのステータス、あるいは生活必需品ともいえる物資(家、食料、車、衣服など)を提供できる能力も含まれる。
つまり「資源」とは、人生のさまざまな局面で安全と安心を自分にあたえてくれるもののことなのである。
この安全と安心を感じているとき、女性は人生を思う存分楽しむことができる。
女性が安全を必要とするのは、自分のためでもあり、子どもたちのためでもある。
もしある男に「資源」が備わっていれば、より気持ちよく、そして躊躇なくその男性とつきあいはじめることができるだろう。
一般的にいえば、たとえば結婚のような長期にわたる人間関係のほうが、短期間で終わる関係をたくさん重ねるよりもメリットが大きいし、望ましいことなのである。
教育のある男
今、目の前にいる男に、資源の価値を見い出せない場合、次に女性が求めるのは、その潜在的能力だ。
つまり、もし今の男に女性にあたえてあげられるものが何も備わっていないとしても、その男に可能性を見い出している場合には、それでもその人間に魅力を感じる、ということである。
その男は十分なレベルの教育を受けているだろうか?
その男には、何か優れた能力があるだろうか?
現代社会において、知性は収入のレベルと比例する関係にあるし、女性はもちろんこの事実を熟知しているものだ。
ビル・ゲイツは、あなたにとっての男性の理想像とはかけ離れているかもしれないが、彼には、ある国家よりも多くの個人資産がある。
たとえ博士号を持っていないとしても、知的な男であれば、女性は自分がつきあう候補のひとりに考えるようになるものだ。
知性は、成功や賢明さ、鋭い洞察力、状況を切り抜ける巧みさなどといった、未来の資源を開発できる要素と直接結びついているのだから。
知的な男でいることのメリットがもうひとつある。
世渡りの抜け目なさだけでなく、芸術や科学にも精適している人間は、とにかく「一緒にいて楽しい」という思いを女性に感じてもらうことができるのだ!
背の高い男
女性は、一緒にいる男性の身長が180センチ前後のときに一番気持ちよくいられるものなのだ。
また、背の低い男よりは高い男が好きなのが女性というものだ。
ほとんどの調査で、女性の大多数から最も高い評価を得ているのは、身長が160〜180センチの間の男性なのだ。
なぜ女性は背の高い男性に魅力を感じるのか、それを正確に証明することは難しいが、事実としてはそうだということだ。
あるいは、人間の進化の過程において、背の高い男のほうが、住居への侵略者に対して有利に対応できたため、女性は無意識的に背の高い男性に引かれるようになったのかもしれない。
そしてこの現実の世界では − すべての物事は「不平等」である − 平均して、背の高い男のほうが、背の低い男よりも多くのお金を稼ぐことができるのである。
21世紀の社会における、「お金」とは、安全と安心を保証する貨幣なのである。
そして女性を引きつけることができるのは、いつの世界でも、安全と安心をあたえられる男性と決まっているのである。
少しだけ年上の男
女性は、自分よりもすこしだけ年上の男性に特に魅力を感じるものだ。
アメリカの場合、女性は約4歳年上の男性と結婚するのがもっとも一般的だ。
すこし年上であれば、必然的に自分と同年齢の男性よりも高収入である場合が多い。
また年上の男性は、若い男性よりも安定したキャリアをきずいていて、より多くの成功を収めている可能性が高いだろう。
とはいえ、あまりに年齢が離れている年配の男性は魅力的には映らない。
その理由はいくつか考えられる。
まず、世代が違いすぎるため、共通の話題がないこと。
たとえば20歳年上の男性は、若い女性とは趣味や関心、考え方といった面でも、大きく異なっているだろう。
2つめは、年配の男性は、若い男性よりも早く死んでしまう確率が高いということ。
この点は、特に女性にとってはよく考慮すべき重要な要素になる。
一般的な女性であれば、次々に別の男性と一緒になるよりも、ひとりの男性と長い生涯を共に送りたいと思うものだ。
平均的に女性は、自分よりも約4歳年上の男性に魅力を感じる。
子供の面倒をよくみてくれる男
私はよく、女性から「子どもの扱いが上手な男性が好き」という面白いコメントを聞かされることがある。
子どもがいる男性なら、自分がひとりでいるときよりも、子どもを連れているときのほうが、より頻繁に女性の視線を感じることを知っているだろう。
子どもと一緒にいる男の姿には、女性の目を引きつける魔法の力があるのだ。
女性には、自分の子ともたちが世話されている姿を見てみたい、という本能的欲求が備わっているのだ。
子どもと一緒にいたり、遊んだりしている男の姿を目にすると、理由はなくとも、自然に「この人はいい人だ」という気持ちが女性の中に生まれてくるのである。
やさしい男
個人生活、社会生活、ビジネスの3つの世界すべてにおいて、うまく生きていくノウハウを身につけている男性に、もしやさしさまで備わっていれば、その人は誰からも好かれる人間になれるだろう。
だが、「やさしさ」は持っていても、3つの世界でのふるまい方を知らない人間には、誰も魅力を感じてくれないものだ。
「やさしさ」は、男性がおおやけの場所にいるときに、特に女性が注目する要素のひとつだ。
「この人は、周囲の人たちにどんな態度で接するのだろうか?」
「5年後のふるまい方が想像できるような「やさしさ」のある態度を見せてくれるだろうか?」などと考えるものだ。
異性関係に対して、女性はできるだけ長期間続くような関係を求めている。
そしてこの要素は、そんな女性たちが最も強い関心を抱いている要素でもあるのだ。
たいていの女性は、現実世界ではあまり「いい思い」はしていないものだ。
だが、だからこそ、実際にそれを経験できたときには、それが特別な意味を持つことになる。
「やさしい男性」に強い印象を持つのは、それが理由だ。
つまり、自分がどんな男であろうと、どんな場所にいようと、女性にはやさしくしてあげること。
それだけで自分の評価を上げることができるのだ。
自分との関係を真剣に考えている男
女性は、男性にはできれば自分以外には目を向けてほしくない、と思っているものだ。
知りたいのは、目の前の男性が自分との未来に関心を持っているかどうかということだ。
男性側からこれを女性に示してあげるやり方はいろいろとある。
関係がスタートしたはじめの段階では、食事に誘ったり、プレゼントを壇ったりしてあげることで、その気持ちが伝わるだろう。
何人もの女性をそれぞれ食事に誘って、それぞれにプレゼントを贈ることができる男など、めったにいないからだ。
もし自分のことを大切に考えてもらっている、と女性が考えるようになれば、やがて長期間にわたる関係(あるいは結婚)も真剣に考えるようになる。
男女関係に対する真剣さというのは、そのときの相手を愛する感情と深く結びついているものだ。
女性は、自分との関係に真剣になってくれる男を求めている。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
自分に似ている人に魅力を感じるという法則
【新品】[本] 男が「魅力的だ」と思う女性47の共通点 / 赤羽建美 男性が威力的に感じる女性像ってどのようなものだろうか? もちろん人によって好みも違うだろうが、どんなタイプの男性でも魅力的に感じる女性には共通点があった! | 女性に好かれる男のマナー事典 女性の心を掴む魅力のある男性のマナーとはなにか…。あなたに自信を与え、女性に好感をもたれる心得を徹底解説。 |
人を引きつける力、「魅力」に関係している重要な要素と、周囲に対する「(目に見える)価値」を高めてくれる要素に焦点を絞っていきたいと思います。
ただしルールには例外がたくさんあるため、文中に何度も「人それぞれ」という表現が登場してくることをお断りしておきたい。
ではまずは、われわれが他人に対して求めているものはなんなのか、それに関する調査結果を見ていくことにする。
次に、親密で長期にわたる人間関係のもとになってくれる「魅力」とはなんなのか、これについて考えてみたい。
似た者同士は引かれ合う
男性でも女性でも、相手をくわしく知りはじめると、徐々に魅力を感じるようになってくる。
相手が、自分と似た価値観や信念、ライフスタイルを持っている場合、あなたはその人に対して深いつながりを感じることになる。
また、自分と似ている人のことは外見的にも好意的に感じるものなのだ。
さらには、人間は自分と同じような考え方をする人をより魅力的に感じる、ということも研究から判明している。
これはたとえば、教会に適っている場合や、人々がある価値観を共有している組織で働いている場合などに、言葉にしなくとも伝わってくる価値観だったりする。
価値観や物事に対する考え方が似通っていればいるほど、その人はより魅力的な人物として目に映るのだ。
ある面白い研究によれば、大学の教室に頻繁に見かける女性がいる場合(たとえそのクラスの人間のうち誰もその女性に声をかけたことがなくとも)、その女性をよりポジティブに評価する、という結果が報告されている。
ここから2つの仮定が導き出される。
1つは、その女性はクラス全員から自分たちと同じくその学校の生徒である、とみなされたということ。
つまり教室内のほかの人間たちと似ている、というわけだ。
2つめは、より頻繁に目にする人間に対して、より好意を感じるようになる、という仮説だ。
実際にこの仮説を支持する研究結果がいくつかある。
たとえばある研究は、マンションに住む人間は、他の階の人よりも隣に住んでいる人に対して、より大きな魅力を感じることを発見している。
隣に住んでいる人であれば、より頻繁に顔を合わせる機会があるだろうし、そのためより親しくもなっていくというわけだ。
もうひとつ驚くべき発見だったのは、マンションの郵便箱や入り口に近い部屋の人たちは、より魅力的な人物だという評価を得ていたことだ人々はまた、自分と同じくらいの魅力レベルを持っている人に、魅力を感じやすいとされている。
つまり、ある人の魅力レベルが「7」であれば、同じくそれが「7」の人により大きな魅力を感じる、というわけだ。
なお、男性同士であればその「7」について、同じような感想を持つものなのだが、女性同士の場合はそれとはまったく意見が異なる場合が多い。
それぞれの異性の評価の仕方がいかに異なっているかが、あらわれている。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
初対面の相手に、軽く触れてみる
相手に手を差し出す行為は、人々の目にひじょうに魅力的に映るものだ。
特に相手に近づきたいと思っているときには、これが効果的だ。
たとえば、自分の知り合いが部屋に入ってきたときに、その人に手を差しのべ、自分と自分のグループに誘ったりすればいい。
これは相手の誘い方としては実にいいやり方だし、相手にも「自分が必要とされている」という気持ちを持ってもらうことができる。
また、男性が女性に手を貸してあげるという状況は、さまざまな場面であるだろう。
たとえば、車から出るとき、飛行機のタラップから降りてくるとき、車通りの激しい通りを横切るとき、冬の滑りやすい歩道を歩くときなどだ。
また、レストランのテーブルにつくときに、手を貸してあげる男性もよくいるはずだ。
男女を問わず、また状況に関わらず、手を貸すという行為は、お互いの容認、歓迎、それにつながりをあらわす行為になる。
ただし、相手に触れるときは十分に気をつけておくこと。
たいていの人は、ある決まったやり方で触れられることには慣れているはずだが、それも時と場合によるものだ。
そしてなかには、どんな場合であれ身体に触れられることを毛嫌いする人もいるのだ。
初対面の人の身体に触れる場合には、最初はごくごく軽い感じではじめるべきだろう。
そのときの相手の反応を気をつけて見ていれば、その人が誰かから触れられることに対して、好意的な人かそうでないかが読み取れるはずだ。
人との身体的な接触については、男女でその考えがまったく異なっている。
ある調査によると、男性は触れられることに対して、一般的にはかなりオープンな姿勢を持っているとされる。
特に相手が女性の場合はその傾向が強まる。
たいていの場合、男性にとってウエストから上の部分に触れられることは、何の問題もないことだろう。
また、状況によっては、ウエストから下を触られても大丈夫なことがある。
特に相手が女性となれば、なおさらだ。
また、ある統計によれば、女性のほうも、手や腕、肩、頭、ひざ頭を触られることに対しては、それほど大きな問題を感じないようだ。
ただし、異性から触れられることに対して、よりガードが固いのは女性のほうだろう。
場合によっては、完全な誤解を招くこともあるからだ。
だが異性関係の最初の段階で、相手の手や腕、肩、頭などに軽く触れるのは、普通はあまり問題はないだろう。
では、それをうまく、かつ魅力的にこなすには、どうやったらいいのだろうか。
相手の気持ちを傷つけずに触れる方法を考えてみたい。
握手で強いインパクトをあたえる方法
誰かと握手するときには、できるだけポジティブな印象を残せるよう心がけよう。
相手の心臓めがけて、あなたのポジティブなバイブレーションを送ってあげるようにすればいい。
そのためにはまず、指先だけではなく、手の全体で握手すること。
そして相手の手をあなたの手の全体で握ってあげることだ。
握るときの手にはある程度力を入れ、相手がその存在をしっかり感じられるくらいにするとよい。
ここでは、「生気を失った魚」のように弱々しく握ったり、逆に相手の手を壊してしまうような強い握り方は避けること。
試しに、友人と握手してみて、自分の握手の仕方についてチェックしてもらえばいい。
自分では、どれほど強く握っているのか、あるいはその逆なのか、なかなか気がつかないものだ。
相手に対して特別に親密な感情を示したいときには、両手を使って握手すればいい。
右手で握手しながら、左手でその握手している2つの手の上をなでるようにするのだ。
あるいは相手のひじに触れてもいいだろう。
これでさらに親密な雰囲気を作ることができる。
また、ちょっとだけ長めに握手をしておくと、あなたが相手に関心を持っていること、そして好意を感じていることが伝わるだろう。
またこうしておくと、無意識で行なっている握手の薄っぺらな印象ではなく、相手にはっきりとした印象を残すことができるものだ。
上手に接触すれば、相手の心にあなたへの好感が生まれる
自分の好意を相手に伝える最も一般的な方法が、相手の手を握ることだ。
指は外界に触れるパーツでもあるため、手はひじょうに繊細にできている。
相手の手を握れば、それは「あなたに触れたい」という明確なサインになるわけだ。
相手の手を握ることにあまり躊躇しない人もいれば、かなり抵抗を感じる人もいるため、この行為はなにかと問題になりがちだ。
たとえば、会話の最中にあなたが相手の肩や腕に触れても問題ない場合であれば、最終的に相手の手を握ったり相手の手を自分の手の中に持ってきても問題はないだろう。
こういう話がる。
ある男性が女性と初めてのデートに出かけた際、彼女はテーブルの上の灰皿その他を全部横にやり、それから両手を彼に向かって差し出してきたというのだ。
それを目にした彼は、彼女が自分に強い関心を持っていることを確信して、自分との関係をもっと深めていきたいのだと判断して、それに応えた。
彼は彼女の行動に強い印象を受けたわけだ。
彼にとってその行為はたいへんな褒め言葉でもあったし、彼女から見れば、その思いが見事に通じた、ということになる。
また、たとえば「手相を見てあげる」というのは、相手に触れるための典型的な口実だろう。
あるいは、相手の身なりを整えてあげるふりをして「偶然を装って」触れるという手もある。
たとえば、相手が着ているセーターを褒めながら、相手の腕に触れたり、指輪やブレスレットを褒めながら相手の手に触れる、というやり方がある。
車から降りるときに、わざわざ相手が座っている側のドアを開けてあげる、というのも、相手に近づいて触れるには自然なやり方だろう。
また、その男性は、「食事の際に女性がゆっくりと手を伸ばしてきて、自分の顔に付いている食べくずを取ってくれたときは、とても魅惑的な感じがした」と話していた。
つまり、彼女は言葉で教える代わりに、あえて何も言わずに行動で示してくれたというわけだ。
彼にとってはそれが、自分のことを気にかけ、関心を持ってくれている証拠になったわけだ。
「条件づけの効果」を利用した接触のやり方
先にすこし紹介したように、触れることを利用すれば、相手になんらかの感情を植えつけることができる。
ここでいう「感情を植えつける」とは、たとえばある状況である行為が再び起こったときに、同じ感情が湧き起こってくる、という現象を指している。
たとえば、あなたがある人に褒め言葉をかけるたびにその人のひじに触れるとすると、その人はひじに触れられたときにつねにポジティブな気持ちを感じるようになるわけだ。
そうなると、今度はただひじに触れただけで、無意識下で形成されていたポジティブな感情との結びつきが刺激されて、その人はいい気持ちになれるということなのだ。
つまり、相手に触れることで、条件づけの効果を生み出したい場合には、相手があなたに対してポジティブな気持ちを抱いている瞬間をねらうこと。
悪感情と自分を結びつけても、なにもいいことはないのだから。
では次の例を考えてみよう。
1組の男女が、立って会話をしている。
男性が女性に褒め言葉をかけるたびに、彼は彼女のひじに触れていた。
「君の素晴らしい魅力に気づいたんだ。だからぜひ声をかけておきたいと思って……」
(ひじに触れる)
「とても親しみのあるルックスをしているよね。きっと君のきれいな目のせいかな」
(ひじに触れる)
「それって、すごい面白い話だよね。ヨーロッパにはどのくらいいたの?」
(ひじに触れる)
「知り合いになれて、とても楽しかったよ。近いうちにまた会えるといいね」
(ひじに触れる)
彼女の無意識下では、この男性と会話をしたときのいい気分と彼のタッチが、すでに結びついているはずだ。
その効果もあって、彼女は彼に対して、よりオープンになり、信頼すら感じていることだろう。
次に会ったときに、この男性が同じ場所に触れれば、彼女はさらにオープンになるはずだ。
相手に触れることは、その人がどのくらい親しい人間関係を望んでいるのかを推しはかる「ものさし」にもなる。
たとえば、自分の考えを話している最中に女性のひざに触れたとき、相手がそれを拒まなかったとしたら、その女性はそのレベルの接触なら別に問題に感じない、ということになる。
その場合には、タッチをゆっくりしたペースで繰り返し、より親密な関係をきずくこともできるだろう。
異性との距離を縮めたいときに肝心なのは、大胆な行動と勇気だ。
相手に自分の好意を示すときには、自分から率先してやってみること。
誰かがそれをやらなければ、何もはじまらないのだ。
それにあなたは、誰かほかの男にそうしてもらいたいわけでもないはずだ。
褒め言葉をかけてあげると、どんな人でも自分が魅力的で、望まれている存在だと感じるようになる。
つまり、どうやっても失敗するわけはないのだ。
褒め言葉やお世辞には慣れが必要だ。これをマスターするには練習を重ねるのが一番だが、決して難しく考える必要はない。
大きなご褒美を手にできるエキサイティングな趣味のひとつ、といった程度に考えておけばいいだろう。
しかもそれは、人々に対して、「求められている」という感覚とエネルギーをあたえる。
そのおかげで世界は、あなたがより楽しく住める場所へと変わっていくのだ!
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
「その他大勢」を相手の視界から消失させる魔法
CDを聴いてイメージすれば、理想の恋人が近づいてくる。プラス志向になれば、恋はあなたの思うまま!
ポイントはセルフイメージを高くすること。
「もてる口ぐせ」をおぼえよう!本当に幸せになれる恋ができる!イメージナビゲーター、ジョイ石井の革新的ラブメソッドを紹介。
誰かに強く引かれているときは、自分の身体にいつもとは違う電気が走っているような感覚になるものだ。
そうした状態にあるときのあなたの視野には、おそらく相手の姿しか映っていないはずだ。
その人に注意力を集中させると、部屋の中にいるそのほかの人間の姿はすべて消えていくような感じさえするだろう。
つまり、もしあなたが相手の関心をつかむことができれば、相手の視野からも周囲の世界が消えていってしまうのだ。
そしてその中心にくるのはあなたの姿だ。
こうした体験は、まるで魔法にでもかかったかのような感じがするだろう。
私の友人の知り合いに、こうした魔法をかけるのが特に上手な人がいるのだ。
ここでその実例を紹介しておこう。
あるイベント会場で、偶然にある男性と知り合いになった。
彼はかなりハンサムな男で、チャーミングでもあった。
彼と一緒にいるときは、いつも彼は自分だけに関心を向けている、という感じがした。
たとえばパーティーのときには、ほかの人が大勢いる中で、私の衣装を褒めてくれたりする。
そうした瞬間に、私の視野からは世界が消え去ってしまうのだ。
周りのおしゃべりの声がまったく耳に入らなくなって、部屋の中にいる彼以外の人間の姿も完全に消えてしまう。
私の視線は彼に釘付けになり、彼の言葉しか聞こえなくなる。
そして突然その世界が崩れると、またすべてはもとのように戻るのだ。
部屋の中では、さっきと同じように人々が楽しげな会話を繰り広げている。
これはまるで、現実の一部が切り取られて、その瞬間の私たち二人だけがそれを味わえたような、そんな感覚だった。
こうした経験を重ねると、二人の人間は一層親しく、そして強く結びついていくようになる。
しかも、こうしたことは練習さえ積めば、誰にでも完璧にできるようになるのだ。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
「その人だけの特徴を褒める」ことの絶大な効果
人前であがらずに流暢に話すことは、多くの人に共通の願いです。“人前で話す”ことを楽しむ心のゆとりが、人生に勇気と自身を与えてくれます。
人前であがらずに流暢に話すことは、多くの人に共通の願いです。
とはいえ、効果的な話術をものにするのは決して難しいことではありません。
人前で話すこと” を楽しむ心のゆとりが、人生に勇気と自身を与えてくれます。
人を惹きつけつる話し方の極意を、話術の伝道の祖、D.カーネギーが丁寧に教えてくれます。
面白いことに世間には、「お世辞を言ってもなんの役にもたたない」という人もいれば、「お世辞ひとつでなんでも手に入る」という人もいる。
だが実は、上手に褒められれば、人間は誰でもうれしいものなのだ。
あなたがもし誰かに引かれ、その人に近づくことができれば、その人のどこかしらを褒めてあげることは難しいことではないはずだ。
このときのコツは、誠実に、そしてその人への特別な褒め言葉を使うことだ。
一般的に、女性は誰でも誰かから「きれい」「素敵」「魅力的」と言われたらとてもうれしく感じるものだ。
その言葉ひとつで、ずっといい気分が続いたりもする。
だが、言われた本人は、もしかすると内心で
「でもあなたは、きっとどんな女性に対しても同じことを言っているんでしょうね」
と考えているかもしれない。
つまり、誰かに褒め言葉をかけてあげる場合には、つねにその人個人のことを考えて、その人だけに当てはまるような褒め言葉を使わなければだめなのだ。
●例
「君の手は繊細でやわらかそうだね」
「君の声を聞いていると洛けちゃいそうな気がするよ」
「今晩の君の詩の朗読にはみんなうっとりしていたよ。もちろん僕もそのひとりだったんだけどね」
上の例は、相手のある特徴についての褒め言葉だ。
その人に対して特別な褒め言葉をかけてあげる際には、なぜその人が魅力的なのかを考えてみればいい。
そして「君は魅力的だ」と言う代わりに、「君の目がどんなに魅力的か、僕はすぐに気づいたよ」と言ってあげればいいのだ。
また、誰かを褒めてあげる際には、誠実な気持ちで言ってあげることが肝心だ。
そうしないと、すぐに相手はその言葉の浅薄さに気づいてしまうだろう。
スムーズな会話のためには、つねに裏表のない態度で本当の気持ちを褒め言葉にして伝えてあげて、そこから別の話題に移っていけばいい。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
女性が男を引きつける、とっておきの武器
聴くだけで恋人ができるCDブック
CDを聴いてイメージすれば、理想の恋人が近づいてくる。プラス志向になれば、恋はあなたの思うまま!
ポイントはセルフイメージを高くすること。
「もてる口ぐせ」をおぼえよう!本当に幸せになれる恋ができる!イメージナビゲーター、ジョイ石井の革新的ラブメソッドを紹介。
女性の場合には、異性の気を引く際にもうひとつ「使える手」がある。
ワインやたばこを持つ手をゆっくりとセクシュアルに動かすのだ。
そして自分の首や胸をゆっくりと触り、そのまま脚にまでそれとなく手を滑らせていけばいい。
身体のラインに男の注意を引きつけることができるし、また「運がよければそれ(身体のライン)を生で感じることもできる」という想像を相手の頭の中に生み出すことにもなる。
口と唇は、全身の中でも特別なパーツだ。
女性にはこれの魅力を最大限にするためのさまざまなオプションがある。
まずは、当然ながら、形やボリューム感、色をねらい通りにするために、口紅が使える。
唇は、輿奮度が高まってくると自然にピンク色が濃くなるものなのだが、口紅を使えば、それをさらに人工的に強調することができるわけだ。
また、唇を濡れているように見せることも可能だ。
これは男の性的欲求を特に刺激するものだ。
グラスでも鉛筆でも、あるいはたばこやストローでもなんでもいいのだが、
それらが女性の唇に触れると、そのしわのより日吉や柔らかそうな触感に、男は誰でも誘惑を感じはじめる。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
大勢の中で特定の相手の気を引くテクニック
魅せる力
仕事と人生の成功の85%は、他人といかにうまくコミュニケーションをとれるかにかかっている。
あたたかく、話しやすい、人に好かれる人間になれる方法を、シンプルに具体的に教えてくれる本。
このパワーを身につければ、いつでもどこでも、どんな人にも好かれるはず。
面白いことに、人間はひとりでいるときや、同性の人間と二緒にいるときは、よりリラックスした姿勢でくつろいでいることが多い。
そしてそこに異性が登場するやいなや、背筋が伸び、お腹が引っ込み、肩が開き、そして頭がやや上向きになるのだ。
異性と一緒にいるときには、男性も女性も自然に「身繕い」をしはじめるものだ。
頭の中では、自分の身なりを正して、攻をきれいに払い落とそうとしはじめる。
男性なら、襟を正し、ボタンやネクタイが気になりはじめるだろうし、女性なら、自分のジュエリーや指先をくまなく触りはじめることが多い。
また、髪の毛が気になりはじめ、きれいに整えたり、不格好にならないように押さえつけたりする。
女性なら、自分の指に髪の毛をくるくる巻き付けるような仕章をしはじめる場合もある。
そして首を軽く動かして抜け落ちた髪の毛を払うような仕草をするだろう。
また、やや足を開き気味にして、両手をお尻の上かベルトのあたりに置くことも多い。
こうすることで、自分の下半身を強調することができるし、また体の線をよりはっきりと見せることができるからだ。
そして男性であれ女性であれ、自分が関心を持った異性に対しては、じっと視線を送り続け、相手が自分に目を向けてくれる機会を待つ。
目の動きだけで、相手の気を引くようなさまざまな行為が可能なのだ。
長い時間じっと見つめていると、それだけで「純真」「拒絶心がない」という印象をあたえることができる。
さらに目の輝きが、相手への関心と喜び、わくわくしている気持ちなどを伝えてくれるだろう。
視線を使って相手の気を引く場合、「ダブル・テイク」と呼ばれるやり方もある。
これは、その場にいる人たちをぐるっと見回している途中で、意図的に1〜2秒間だけ、狙っている人に視線を止めるやり方だ。
そしてもう一度、同じことを繰り返す。
相手の気を引きたいときには、こうした目の動きがひじょうに効果的で、成功率も高い。
あなたが大勢の中から特別なひとりを見つけた、という事実が、相手にとっては大きな褒め言葉の代わりになるのだ。
そしてもしも相手もあなたに関心があるようなら、勇気を持ってどちらかから直接、声ををかけてあげればいい。
たとえば、ドリンクをおごってあげるとか、その人の特徴的な部分を褒めてあげるとか、あるいは、何が気になったのかを質問してみるなど、最初はどんなきっかけでもOKなのだ。
「ダブル・テイク」でつながった二人の間には、大きな引力が生じているのだから。
また、ここでも笑顔は必須だ。
ただし、一般的に自分を魅力的に見せるには大きな笑顔が最適とされているものの、この場合にはより微かな笑いにしたほうが、より落ち着いて品のある笑顔になる。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
男女の会話で有効なアイ・コンタクトの技術
コミュニケーションノウハウをイラスト・アニメーション等でわかりやすくご紹介しています。
画面上をクリック、ポイントすることにより内容が展開されるインタラクティブな設計になっており、受講者に積極的な受講姿勢を促すため、より深く理解いただけます。
女性は、じっと見つめられるとさまざまな反応を起こす。
また、大勢の中にいても、つねに自分だけに視線を感じていたいものだ。
実際にそうしてもらえると、彼女たちの気分も高まりを見せはじめる。
だがなかには、ひとりの男性から独占されてしまうことに恐怖を感じている女性もいる。
そんな女性は、長いアイ・コンタクトは苦手なものだ。
つまり、ある女性にとっては、気持ちのいいアイ・コンタクトが、別の女性にとっては苦痛な場合もある、ということになる。
いっぽうの男性側にとっては、女性からの長いアイ・コンタクトには、とにかく興奮をかき立てられるはずだ。
自分が魅力を感じている女性からアイ・コンタクトされた場合に、それをいやがる男は皆無といっていいだろう。
実際のところ、男女を問わず、誰もが他人の世界の中心になりたがっているのだ。
そして、カリスマ性のある人間とは、どんなときでも、「その人が中心だ」と周囲に思わせる力を持つ人のことなのだ。
上手なアイ・コンタクトの方法は、(先述したように一まゆ毛と鼻先の逆三角形のエリアを使うこと。
そして(アメリカでは)「70パーセント・ルール」が効果的だ。
つまり、相手と一緒にいる間の70パーセントは、相手の逆三角形のスペースに視線を送っておけばいいのだ。
また、目をそらす際に別の人物を見てはだめ。
アイ・コンタクトをはずしているときにも、注意力はつねに目の前の相手に向けておくこと。
意識的にアイ・コンタクトをはずす際には、下に目をそらすか、あるいは右側か左側。
上はだめだ。
別のやり方としては、たとえば逆三角形のエリアの外側に目を向けて、その女性の髪を見ながらヘア・スタイルを褒める、という手もある。
女性との最初のデートでは、「ショルダー・ルール(肩の法則)」と呼んでいる方法を使えばいい。
つまり、相手の肩より上だけを見る、ということをデートの間じゅう、とにかく徹底しておくのだ。
生物学的な理由から、男はどうしても女性の曲線的な体のシルエットのほうに気を取られがちだが、逆に女性は自分が単なる性的対象として見られてしまうことを特に嫌うものだ。
もちろん女性は自分のセクシーさを感じてもらいたいし、自分がセクシーに見えることに気を配ってもいる。
さらには、相手(男)にもそれに気づいてもらいたがってはいるのだが、それだけに気を取られてほしくはないのだ!
なんとも面白いパラドックスだ。
パーティーなどの人が集まる場所に参加する場合、女性は普段の2倍から10倍の割合で頻繁にトイレに行くようになる。
男を引きつけるために肝心なのが自分の見た目であることを熟知しているため、できるだけ見栄えをよくしておきたいと考えているのだ。
ただし、単に勇たちの目の保養になるだけなのもいやで、それ以上の存在でありたいとも願っているわけだ。
対する男のほうは、つねに女性からのアイ・コンタクトを求めている。
女性が自分に対して輿味を持っているかどうかは、その人のアイ・コンタクトで判断しているのだ。
別の男とずっと話をしている女性を見ると、たいていの男は敵対心を燃やしはじめることになる。
自分に関心がない、といわんばかりの女性の態度をなんとかしたくなるのだ。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法
「まゆ毛」の合図を見逃さない
よく男性から「どうやったら女性が自分に関心を持っていることがわかるんですか?」と質問されることがある。
答えは単純だ。
「もしその女性がちらっとあなたを見たとしたら、あなたの姿は間違いなく彼女の目に映っているわけだ。
それから1分以内にまたあなたに目をやった場合には、あなたに関心があると思っていいだろう」。
女性はアイ・コンタクトに関しては、ひじょうに直感的な感覚を持っている。
その場の状況をぐるっと見回してから、関心がある男性には目線を止めはじめるが、そうでない男性はまったく無視するのだ。
誰かのアイ・コンタクトを感じた際にはまゆ毛の合図をしてあげればいい。
素早くまゆ毛を上に動かすと、あなたがその人に関心を持っていることが相手に伝わる。
「まゆ毛の合図」は世界のほとんどの国に共通する仕草だ。
この合図に何の反応も示してくれない人は、あなたになにも関心を持っていないと考えて間違いない。
誰かからまゆ毛の合図を受け取ったら、あなたもまゆ毛を動かすことを忘れないように!
だが、この合図の後にアイ・コンタクトを長く保ち続けていると、お互いに気まずくなってしまう。
合図の後は数秒で目線をはずしておいたほうが無難だ。
ただしこのときに、目を上に向けてはだめ。
必ず下に目線をそらすこと。
上にそらすと、「あなたに関心はありません」というメッセージになってしまうからだ。
カテゴリー:異性を思うように惹きつける方法