女性に乱暴しようとしてけがさせたネパール人を逮捕　警視庁

　マンションに侵入し、女性に乱暴しようとしたとして、警視庁組織犯罪対策２課は、強姦未遂と住居侵入の疑いで、東京都中野区大和町、ネパール国籍の無職、シリス・ヤム・バハドゥール容疑者（３１）を逮捕した。女性が負傷していたことから、同課は容疑を強姦致傷などに切り替え、東京地検に送検した。

　同課によると、シリス容疑者は「駅で見かけた女性が美人だった。酒に酔ってやってしまった」などと容疑を認めている。

　同課の調べによると、シリス容疑者は２９日午前６時から約３０分間、中野区内のマンション１階の玄関から侵入し、就寝中だった派遣社員の２０代女性に馬乗りになって顔面を殴って軽傷を負わせた上、暴行しようとした疑いが持たれている。女性はすきを見て逃げ出した。

　女性からの１１０番通報を受け、警戒中の警察官が午前７時２０分ごろ、現場から約３００メートル先の路上を歩いていたシリス容疑者を発見したという。