過去ログからの、お引越し&サルベージ企画第二弾は、シルバーウィークに行った、映画「サマーウォーズ」の聖地訪問記事です。
男の一人旅でしたが、いやぁ、楽しかったですね。
写真もたくさん取りましたし、役に立つ情報もいろいろと盛り込んだつもりです。
分量が多いので、その1、その2と二つにわけて掲載しています。
それでは、どうぞお楽しみください!
----------------------------------------------------------------------------------------
シルバーウィークを利用して、大好きなサマーウォーズの聖地巡礼に、長野県上田市に行ってきました。
以下がそのレポートです。
今後、上田市に聖地巡礼に行かれる方のお役に少しでも立てるよう、かかったお金も記録しておきました。
それでは、長い記事ですが、よろしくお願いします!
<準備したもの>
なるべく軽装にしてガンガン動きたかったので、今回はノートパソコン は無し。
持っていったのは、プラスマッドハウス 、デジタルカメラ 、手帳、着替え、手提げビニール袋など。
- Panasonic DMC-LX1-K LUMIX ブラック
- ¥39,800
- Amazon.co.jp
今回使ったカメラは、Panasonic のDMC-LX1 。 普通のデジカメ です。 旅行先でバシバシ写真を撮れるように、ケースなどには入れず、わりとラフに使っている私の戦友のひとつです。 おかげで、結構擦り傷なども入っていますが、それも名誉の傷と思っています。
ビニール袋ですが、ある程度大きめの手提げビニール袋があると、パンフレットや買ったおみやげなんかをそれ一つにボンボン放り込めるんで楽ですね。
とくに聖地巡礼 の際は、ガンガン写真を撮りまくるので、なるべく手は空けておきたい。 私は普段はあまりリュックは使わないのと、今回は一泊二日なので軽装ですむこともあり、普段使っている肩掛けのバッグひとつで行きました。(ジッパーにより、サイズを大きくできるタイプ)
プラスマッドハウス は、「サマーウォーズ 」関連書籍の中でも、オススメですね。 製作関係で突っ込んだ情報を得るのに必須。 これにより、第3次ロケハン の際に細田監督やスタッフの方々が宿泊されたホテルが、自分が今回宿泊する上田第一ホテル であることが判明。 ほんと持って行って良かったですよ。
- PLUS MADHOUSE 3 細田 守
- ¥2,310
- Amazon.co.jp
<支出 と行動>
JR 荻窪 駅で、ツーデイパス(5,000円)、新幹線 自由席特急券 (2,720円)を購入。 東京駅 へ移動。
JR 東京駅 ホームのお弁当屋さんで、30品目バランス弁当(850円)とおーいお茶ペットボトル(大)(150円)を購入。 原作再現にこだわるなら、ペットボトルは(小)を買うと良いと思います。 原作を再現し、11時44分発のあさまで出発。 後述の理由(ガスタンク の写真撮影)により、進行方向向かって左側の窓側に席をとると、いいかも。
新幹線 の中で昼食。 30品目バランス弁当が非常に美味。 これから東京駅 で弁当を買うときはこれにしようと思ったほど。 さすが大増。 食後にプラスマッドハウス を読む。
JR 上田駅 にいよいよ到着というところで、左手の窓からガスタンク を撮影。 詳しくは小説版を。
- サマーウォーズ (角川文庫)/岩井 恭平
- ¥580
- Amazon.co.jp
JR 上田駅 到着。 スタンプ台の写真撮影。 おみやげやさんを眺めたり、駅のキオスク でお茶ペットボトル(壮健美茶黒冴147円)を購入しつつ、まずは観光案内所へ。 上田こいこいマップや、その他の観光マップをいただく。(上田こいこいマップは、スタンプ台のところにも置いてあります) スタンプ押して満足。
駅前に出て、バス停やイトーヨーカドー のサマーウォーズ 関係の宣伝物を写真撮影。 駅前の真田幸村 像を撮影。 自分、戦国物も大好きなだけに、今回の上田訪問は一石二鳥。 おまけに池波正太郎 作品も好きなので、一石三鳥。 上田美味しすぎる。
上田電鉄 別所線 の上田駅 へ移動(JR 上田駅 の階段あがってすぐ)。 ちょうど電車が発車するところだったので、乗車。 まるまどりーむ号ではないですね。 ツーデーパスはこの別所線 もカバーしているので、ツーデーパスを改札でお見せするだけでOK。
基本的にワンマンみたいだけど、途中で車掌 さんがおひとり乗車。 小さい子供のいらっしゃるご家族のところでハーモニカ 演奏。 いいですね。
30分くらいで別所温泉 駅到着。 スタンプラリー の北向観音 だけなら、駅から大きな道をストレートで一本。 左手にあります。 せっかくだから別所のお寺も回ろう、ということだと結構な量のウォーキングを覚悟。 私は歩きましたよー。
まずは常楽寺 へ。 このすぐ近くに信州 そばで有名なひさ久(ひさきゅう)さんがあるんですが、営業時間中にいったもののすでに完売でした。 常楽寺 は、拝観料100円。 石塔みたり。 石畳のコースを歩いて、今度は安楽寺 へ。 国宝 の八角 三重塔は拝観料300円。 そこからちょっと歩くと北向観音 に到着。
北向観音 には、上田観光ボランティア のシャッターマンの方がいらして、お願いするとカメラのシャッターを押してくれます(上田城 に もいらっしゃいます)。 これは本当にありがたい。 写真撮っていただいて、参拝して、スタンプ押して満足。 ここに愛染桂(あいぜんかつら)があるので すが、こちら、縁結びの霊木なんですよね。 またシャッターマンの方にお願いして、愛染桂前で写真を撮っていただきました。 いつか結婚して、夫婦でまた ここを訪れたいものです。
別所温泉 には立ち寄り湯が複数あり、入湯料は150円と非常にリーズナブル。 真田幸村 の隠し湯 だっ た石湯に行きたかったのですが、ちょうど定休日と重なっていました。 他のお湯に行くことも考えたけど、時間が厳しいことと、湯冷めを警戒して今回はパ ス。 甘味処かしわやさんで、セット(500円)を頂き、ほっと一息。 甘味と飲み物とそれぞれ選べるけど、私はなすのおやき と、抹茶 でお願いしました。 たくさん歩いたので、ありがたかったですね。
北向観音 から別所温泉 駅までは、道路一本まっすぐ進めばOK。 これまたタイミングよく電車が来たので、それに乗って上田へ。 歩き疲れで、電車の中では半分寝てました。 このときも、まるまどりーむ号ではなかったですね。
次の目的地は、夕食を上田住民に愛されている食堂「日昌亭」で食べることと、上田でんき館で「サマーウォーズ 」を観ること。 おおよその場所の見当はつけているのですが、詳しいことはわからない。 幸い、自分が今晩泊まる上田第一ホテル は、両者に近いところにあるんですよね。 なのでまずはホテルへ直行。 カウンターで詳しい場所を聞いて、まずは日昌亭へ。
この日昌亭、明日が丁度定休日だったので、このタイミングを逃すわけにはいかなかったんですよね。 やきそばと小チャーハンセット(1,100円)。 美味い。 大人男性の私が食べても、これで十分な量。 手前がやきそばで、奥が小チャーハン。 やきそばは、長崎 などで食べるような、いわゆる固やきそばですね。 チャーハンには、卵などで上の表面が覆われていて、不思議な感じ。 固焼きそば ですが、上田の方からお酢とからしで食べると聞いていたので、郷に入っては郷に従えと、思い切ってトライ。 これはなかなか、興味深い味です。 美味い。 なお、ご近所の方もどんどんいらしてたし、持ち帰りで注文をお願いする方も、結構多かったです。
そのあとは、上田でんき館へ。 本来、大人は1,800円だったと思うけど、「上田市 民ですか」と聞かれたので「県外です」とお伝えしたら、割引にしてくださって、1,500円で観ることができました。 ありがとうございます。 観たのは、最終の18時開演の回。 こじんまりとしたホールでしたけど、上田で観る「サマーウォーズ 」は、一味違いますね。 また泣きました。 微妙にスクリーンの縦が足りていないようで、映像の下の部分が若干欠けていたのが、残念といえば残念な点でした。 いやー、ほんと上田まで観に来て良かったわ。
8時過ぎくらいに上映終了。 お腹も減ってきました。 駅前まで出て、イトーヨーカドー へ。 閉店は9時なんですが、8時過ぎは見切り品が出る時間なんですよね。 数々の種類のおやき や、くるみ大福、あんず大福などを見切りでゲット。 あとは夕食として、すしも50%オフで入手して大満足。 あとはお茶ペットボトルを購入したり。 しめて1,819円。 買いすぎたww
上田第一ホテル に戻ってチェックイン。 大通りからちょっと入るので、場所は事前に地図で調べておくと良い。 出発前にネット(じゃらん )で予約していたので、お得なネット料金で。 ネットだと、当日17時までに予約すれば大丈夫。 朝食(800円)をつけるかどうか迷ったけど、他に朝食食べる場所があるかわからなかったし、朝食つけると値段が5,000円を超えて、じゃらん のキャンペーンに申し込めるので、結局朝食付きにしてました。 和食で。 あとでわかるけど、これが大正解。 前払いで5,300円(素泊まり4,500円+朝食800円)でした。 禁煙 ルームです。
入浴して、着替えて、食事して、思いっきり眠って。 凄かったですよー。 電気つけたまま(といっても、ホテルですので薄明かりといった感じですが)、デジカメ で撮った写真を確認し終えたところで討ち死に。 夜中に目が覚めたけど、デジカメ 片手に握ったまま眠ってるの、自分。 後は、ベッドが結構大きくて快適なんだけど、自分寝相でぐるんぐるん動いて、途中で起きたら上下逆になってるの。 しかも枕もったまま移動してたみたいで、最初の時と、枕の位置や自分の頭の位置が全く逆になってる。 凄いわー。
朝はゆっくり8時過ぎに起床。 さっそく外の天気を確認すると、曇りでかなりガスがかかっている感じ。 曇りだと、いろいろ回る分には楽でいいけど、今日予定していた砥石城に行って、跡地から上田市 街を眺めるのは、ちょっと辛いかな。 からだの調子を確認すると、良く眠ったおかげで快適なものの、疲労が残っていることを感じる。 明日からの仕事のことを考えると、あまり無理はできない。
というわけで、ここは柔軟に砥石城へは今回いかないことに決定。 何でも一度にやろうとすると無理がでるし、それでは旅行を楽しむというよりも作業になってしまう。 そうはしたくない。 よって見送り。 自分は「サマーウォーズ 」の聖地巡礼 も大切だけど、そこで描かれている上田の素晴らしさをじっくり楽しむために、ここにいるわけで。
そうと決まったところで、1階の写楽 でゆっくり朝食。 これがうまかった。 大正解。 ひとつひとつが丁寧に作られていて、よく味が染みていて、いい感じ。 朝食後は、ロビーに行って、コーヒー の無料サービスをいただく。 部屋にもっていきたかったので、フタをつけて。 あとは、チェックアウトの10時までひたすらのんびり。 コーヒー 飲んだり、大福を食べたり、大量にもらった観光パンフレットをチェックしたり、今日の観光計画を立てたり。
地図は、やはり上田こいこいマップが最も秀逸と判断。 また信州 そばは上田に来たからには食べたかったので、予定通り茜亭本店に行くことでほぼ本決まり。 なので、こいこいマップと、信州 そばマップ(両方とも駅の観光案内所や観光館で入手可能)は、すぐに出せるように両方ともポケットへ。 10時ぎりぎりでチェックアウト。 上田第一ホテル のフロントの方は、じゃらん の ユーザーの方のレポートでも大量に書かれていたけど、本当に感じがいい方ですね。 また上田に行くときは、ぜひ使わせていただこうと思います。 スタンプ カードもいただきました。 1泊でスタンプ1個。 スタンプ5つ到達時に500円キャッシュバック。 10個到達時に1,000円キャッシュバック。 15個到達時に無料宿泊券か3,000円キャッシュバックの特典が。 凄いなぁ。 もう決定だね。
私自身が実際に泊まって非常に満足いく内容であることを確認済みであること、さらに、サマーウォーズ 第三次ロケハン の際の宿泊ホテルであったことも踏まえ、当ブログ は上田第一ホテル さんを、サマーウォーズ 聖地巡礼 の際のオススメホテルとしてここに推奨します!!
上田第一ホテル さん、ありがとうございました。
チェックアウト後は、まずは池波正太郎 真田太平記 館へ。 上田市 民博物館 などへの入場券もセットになったお得な共通券(500円)を購入。 自分、池波先生の「鬼平犯科帳 」や、「大人の作法」が好きなんですよね。 先生の万年筆 や書斎 のパネルなども展示されており、心躍りましたね。
シアターもあるのですが、ここで真田太平記 のダイジェスト版のクライマックスを観ました。 関ヶ原 ~ 大阪の陣の、豊臣方と徳川方に分かれて戦わなければならなかった真田父子、なかでも真田の家を守るために父昌幸、弟幸村と別れ、徳川方についた真田信幸 (のち信之)の心中に思いをはせたとき、涙が。 日の本一の兵(つわもの)として名を轟かせた幸村と対照的に、信之は一見すると地味ですが、私はこの信之 が非常に気になる人物なんですよね。 あえて一個人としての武名を捨て、家名の存続、領民や家臣の安定を求めなければならなかった男の決断と生き様。
ミュージアムショップには、大量の池波正太郎 作品と、上田関係のお土産物がたくさん。 私はここで、池波正太郎 「大人の作法」(460円)、CD-ROM 「真田三代」(1,000円)、週刊上田新聞社「真田三代と信州 上 田」(840円)、ミニふろしき(真田家家紋をデザインしたもの。630円)×2、上田つむぎ名刺入れ(藤本つむぎ工房2,520円)、上田つむぎ小銭入 れ(藤本つむぎ工房1,890円)を購入。 合計7,970円。 ずいぶん使いました。 ただ、上田に行くので、上田つむぎの何か良いものがあれば購入し たいと思っていたので、ここで気に入った名刺入れや小銭入れが購入できたのは良かった。 色合いやデザインが気に入ったんですよね。 店員さんとは、JR のツーデイパスのことなど、いろいろとお話をしました。 楽しかったですね。
- 男の作法 (新潮文庫)/池波 正太郎
- ¥460
- Amazon.co.jp
そのあとは、ドコモショップ へ。 パネルの展示がしてありました。 吉祥寺 パルコ のサマーウォーズ 限定ショップを思い出しますね。
次は岡崎酒造さんへ。 ここ、柳町通りは、江戸時代 の面影を残す、味わい深い通り。 じっくり味わいたいです。 ちなみにスタンプは、お店の入って左側の方にあります。 右側の方は、お酒を販売してます。
次は、上田中央消防署 を遠くから撮影。
----------------------------------------------------------------------------------------
記事は、その2 へ続きます。
I'll take you as you are.
Takahiro Inoue