2009.05.24 Sunday
700億の詐欺事件〜なぜこんな手口が通用したのか・・・
JUGEMテーマ：詐欺
メガバンクから巨額の融資を引き出したとされる不動産会社のコシ・トラストのよる詐欺事件。
逮捕された社長らは約１１０社もの関連会社の名義を使って業績を水増しする手口で、銀行の審査をすり抜けてきたという。
コシ社社長、中村容疑者（40）らの逮捕容疑は、自ら設立するなどした会社を受け皿に、三井住友銀行など約30の金融機関から、少なくとも総額700億円の融資を引き出した詐欺の疑いだ。
この受け皿となった会社の名義は約110社に上り、大半が営業実態のないペーパーカンパニーだったのだから驚きだ。
銀行の融資審査をクリアするために、企業会計に精通した社員らが虚偽の決算書類を準備し、納税証明書には偽造した税務署の公印を押印している。さらに関連会社のオフィスと称して、所有する不動産の空き物件に机やコピー機などを置いて撮影した写真を提出、まるで業務実態があるかのように巧妙に偽装していたという。
金融庁の要請を受けた大手銀行が、中小企業向け無担保融資などの拡充を進めた2003年以降、コイツらは借り入れを急増させている。
この会社に融資したある銀行では「巧妙な決算書類の偽装を見破るのは困難な上、融資目標を達成しようとするあまり、審査が甘くなったのも事実である」と・・・・
ただ三井住友銀行では、複数の担当行員がコイツからクルーザーでの飲食接待などを受けていた事実があったのだ。同行の内部調査で行員は不正融資の認識を否定しているというが、接待には融資がスムーズに行われるよう期待する思惑が当然あったといえるだろう。
銀行員は厳しいノルマを課せられ、返済能力があるかなど、適正に検討する余地などないのでは・・？？融資先を不適切な関係に陥らないため、同僚同士でチェックするなり社内での監視が必要ではないか。なんて一般に報道される内容からしたら、こう思うのだが、実はもっと奥深いものがあるわけで・・・
代表小田は、暴力団とつながりの深い人物。経歴は詐称で、某データバンクに嘘の経歴を載せ、それを銀行にそのまま使用して、金を引いている悪徳人物。警察も目を付けており、現在証拠固めのさなかにある。小田は経歴上高校卒業となっているが、中学校すらまともに卒業していないアホです。自分より自分を守ってくれている高島と呼ばれている永田町のやくざまがいの事務所や、直接やくざを連れてくるような、一見非道なことをしないように見えて、お金のためなら何でもやってのける人物。過去、2005年頃には、ＳＭＢＣの杉並区の支店の部長代理と、これを操っていた�螢灰掘Ε肇薀好函塀唾�区、代表中林明久）と結託、総額300億円を超える融資を実行させている。中身のない会社の登記簿謄本を行政書士の家重寿美等が持ち込み、これがあたかも生きているかのように決算書を作成、納税し税務署の印を押印、もしくは偽造して、申告書を作成していた。これを知った上で、ＳＭＢＣ担当者は5000万の融資を実行、3ヶ月後には借り換えで1億円を再度融資、というった手口。元金ともに返済をしているので事件性を払拭させてきたが、2006年12月に金融庁の査察がコシ・トラストに入り、あえなくファンドが解体、資金が一気にひっ迫したのを機に、小田がこれを乗っ取る形で引き継いでいるもの。だから現在小田が扱っている不動産物件ほど危ないもんはない。
ちなみに、銀行の担当者は処分対象で職責を外されている。
ちなみに、銀行の担当者は処分対象で職責を外されている。
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