きょうは名張毒ぶどう酒事件の大須観音定例宣伝行動です。通算144回目で丸12年を迎えましたが、あいにくの天気で雨がやみません
大須観音の骨董市も、いつもより少し寂しげな感じです
それでも本日144回目の看板を掲げて、通行するみなさんに、チラシ入りのティッシュを配布します。残念ながら雨のため、署名活動は断念
「もういい加減に奥西さんを自由にしたらどうだ。無実の人をこれ以上苦しめるな。門野博裁判長は、自白のみに頼ったとんでもない決定を下した」と訴える、稲生昌三面会人・救援会副会長
通行する人たちもまばらな時がありますが、多少の雨でも決行です
今回はCBCテレビの取材を受けました
今回は6名参加で、160個のティッシュを配ることができました
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取り組み紹介2009年7月


7月28日
名張毒ぶどう酒事件
 大須観音定例宣伝行動

7月18日
豊川幼児殺人事件現地調査

きょうは「豊川幼児殺人事件」の現地調査がおこなわれました。マイクロバスで現場を回ります。6月20日に国民救援会愛知県本部では支援決定をおこないました。中央常任委員会では秋の予定です
はじめに村瀬翔ちゃんを投げ捨てたと供述している現場に来ました。後藤昌弘弁護士から説明を受けます
被告人の供述が本当だとすれば、その時ここは干潮で、いま潮の満ちているところの下の岩場が露出していたはずです。岩は沖合い3mまであります
被告人は翔ちゃんを「ここに立たせて、後ろから押した」と、供述していましたが、朝日新聞が岩があることを報道したら、「抱きかかえて放り投げた」と供述が変遷しました
翔ちゃんは身長78cm、体重9.5kgでした。ちょっと3mは飛ばないようです
投げ込みの実験は何回か繰り返しておこないました。みなさん「結構重いな」との感想です
なかなか3mは飛ばないようです
翔ちゃんを投げ捨てたと証言した場所から、400m離れた、遺体発見現場まで徒歩で移動します
遺体が引き上げられた岸壁に、花を供え手を合わせます
「朝5時にこの付近に、蟹取りに来ていた人が、海の上に浮かんでいる翔ちゃんを見つけて」と後藤弁護士
「自供しているように1時40分から50分の間に翔ちゃんを投げ捨てたら、5時にはここを200mは通り過ぎているはずです。その際もっと離れたところから投げ捨てていなければならない」
移動して学習会をおこないます。はじめにCBCテレビ作製の事件報道を視聴しました
今回の現地調査には、県下各地から33名が参加してくれました
「これは典型的な冤罪事件ではないかと思う。裁判員制度がおこなわれる中、こんな取調べ、判決をなくしていかなければならない」と阪本貞一救援会県本部会長
後藤昌弘弁護士が、学習会への基調となる報告をおこない、参加者らの疑問に答えます
「この事件は2002年7月28日に発生した事件ですが、8か月たった03年4月に、河瀬被告が逮捕された。その時に私は国選弁護人として、彼の担当になりました」
「しかし話を聞いていると、供述にある、翔ちゃんを誘拐した瞬間と、海に投げ捨てた瞬間だけを記憶しているという。そんな馬鹿なことがあるかと、彼に質したんです」
「これは無実でないか、否認事件になるんではないかとなって、その時のゴールデンウィークは全滅で、いまもはっきりと覚えています」
「翔ちゃんを棄てにいった状況を、河瀬被告人は書かされています。その中にもおかしな記述が残されています。明らかに警察官による誘導がおこなわれた証拠です」
「泣いている子どもを車から抱き上げ、自分の車に乗せて走ったということですが、何らかの証拠が残るはずではないでしょうか」と質問が出されます
「1歳10ヶ月の子どもであれば、シートベルトをかけると首が絞まってしまう。シートベルトなどに痕跡は残っていないのか」などの質問も出されました
事件の端緒となり、翔ちゃんが連れ去られた現場の、ゲームセンターの駐車場を現地調査です。左から2台目の軽自動車の位置に、河瀬被告が駐車していたと供述させられています
「ここは幹線の国道1号に面しています。赤ちゃんの声がうるさいといって子煩悩な河瀬被告が連れ去りを考えるでしょうか。うるさければ空いているスペースに移動するだけです」
「この先に被害者の車は停まっていましたが、だれも連れ去り現場を見ていないんです」
最後にもう一度、翔ちゃんを投げ捨てたという現場まで、自白どおりのルートで来ました。その途中にもいくらでも翔ちゃんを置き去りにできる場所がありました