えっ、まさか? 亀田興毅のバンテージに異物仕込み疑惑が浮上!

 亀田興毅が内籐大助に判定で圧勝してWBC世界フライ級王者となった試合に関して、興毅の拳に巻かれていた「バンテージの形が明らかにおかしい」という疑惑を指摘する声が急浮上している。まさか、次男、大毅の反則騒動からの流れを汲む、今回の因縁の試合では、亀田陣営も反則などしていないのだろうが、勝っても負けても、文句を言われてしまうとするのならば、それは瞬間視聴率で50%超えを実現してしまう人気者一家の有名税というべきなのかもしれない。
 確かに、新聞各社の報道写真やTBSで試合の翌日に放送されたドキュメント番組で映し出された映像などをみると、試合直後の興毅のバンテージは、明らかに異様な形に盛り上がっているようにはみえる。
 また、バンテージやグローブに関しては、試合前にJBC(日本ボクシングコミッション)が立会いでチェックを行っており、チェック済みの印が書き込まれているはず。だが今回、試合後の写真などみていても、試合後のバンテージに、JBCチェック済みの印が良くみえないことも、この疑惑の信憑性を高め、ネットの掲示板などで喧々囂々の議論となっている。
 このため、都内の中堅ジムの会長に画像をみてもらうと、「確かに明らかに形がおかしい。あそこまで盛り上がることは普通ない」というのだ。
 そして、この会長は、こうも語った。付け加えた。
 「JBCのチェックがあるから、そう簡単じゃないけれども、現実問題として、現場でチェックの合間にバンテージのなかに何か硬いものなどを入れようと思えば、仕込むチャンスが完全にないとはいい切れない部分はある」
 ただし、この会長は、もしも本当に何かを仕込むようなことをしていたら、「あんなに不用意にグローブを外して、それを見せたりしないんじゃないのかなぁ」とも付け加えて首をひねった。
 一方、今回の世界戦に関しては、試合後に業界関係者の間で、「現場の仕切りがなぜか明らかに亀田びいきで、宮田会長がTBSに抗議したらしい」「「大会の運営を手伝ったあるジムのスタッフが亀田を有利にするよう動いていた」「TBSがリングアナにジャッジの採点の発表をしないように要請したのは、判定に何か細工でもしたからではないか」といった真偽不明の噂や疑問の声が、あちこちで囁かれたりもしている。
 反対に、興毅の今回の戦いぶりに関しては、的確に自分の距離を保ち、前に出てくる内籐にカウンターをヒットさせるという戦略が功を奏して勝利を勝ち取り、「内籐を良く研究したうえでの、うまい作戦勝ちだった」(ベテラントレーナー)といった評価もある。
 このため、判定そのものについては「あれほどの差かついたのには疑問がある」といった声こそ聞こえるのだが、業界のプロがみても興毅勝利の結果自体に疑問を呈する声は少ないのが現実だ。
 また、「場が人を育てるじゃないけれども、今回の興毅は、試合後も内籐に感謝の言葉をかけるなどしていて、この2年間で着実に人として成長したんだと思う部分もあった」と感慨深く語った中堅ジム会長もいた。
 にもかかわらず、バンテージへの仕込み疑惑に、これほど注目が集まってしまうとは......。
 試合後、亀田兄弟の父、史郎氏は、「この2年間はみんなにとっては短かったかもしれんが、オレらにとっては長かった」などと語り号泣した。
 とはいえ、ここ数年の亀田一家の振る舞いを振り返ったとき、ファンにとっては、まだまだ贖罪の時間が短いということなのか。
 亀田一家の有名税は、まだまだ申告不足があるということなのかもしれない。
(文=原田翔)
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