 |
2009年12月1日(火) 19:40 |
|
 |
ブラジル人の子供に就学機会を
総社市では長引く不況の影響で、親が職を失い学校に通うことが出来なくなったブラジル人の子どもたちに学ぶ機会を持ってもらおうと、新たな学校がスタートしました。
1日から始まった「虹の架け橋教室」は、総社市のブラジル人学校、エスコーラ・モモタロウ・オカヤマの、空き教室を利用した国の事業です。 不況の影響などで、学校に通えないブラジル人らの子どもたちに就学の機会を持ってもらおうと始まったもので、授業料は無料です。 運営は、国からの支援を受けた総社市が行います。 この教室とブラジル人学校との一番の違いはカリキュラムです。 ブラジル人学校がポルトガル語中心の授業を行うのに対して、虹の架け橋教室は日本語が中心です。 総社市によりますと、不況や言葉の面で日本の公立学校になじめない不就学の児童は現在19人いるということです。 市では今後、家庭訪問などを行い、虹の架け橋教室への参加を呼びかけていく方針です。
|
|