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2009年12月1日(火) 12:40 |
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岡山県2例目の裁判員裁判始まる
岡山県内で2例目となる裁判員裁判が始まりました。 初公判で、被告は起訴内容を一部否認、裁判はどのように進むのか、争点などをまとめました。
裁判員候補者の中から裁判員を絞り込む選任手続きには43人の候補者が訪れました。 欠席は4人でした。 審理されるのは、今年6月に倉敷市のタバコ販売店で起きた強盗致傷事件です。 自動販売機から現金とタバコを盗んだ上、取り押さえようとした経営者の男性の手に噛み付きけがをさせたとして、大下剛広被告が強盗致傷などの罪に問われています。 午前中の選任手続きで6人の裁判員と3人の補充裁判員が選ばれましたが、公判前に1人が解任され、補充裁判員から後任が補充されました。 理由は明らかにされていません。 結果、裁判には男性2人、女性4人の裁判員がのぞみました。 裁判の冒頭、起訴内容について弁護側は現金は盗んでいない、と主張。 主な争点は、「現金を盗んだかどうか」「タバコを何箱盗んだか」の2点となりました。 証人尋問には、タバコ販売店の経営者が出廷し、裁判員からも自動販売機の中のタバコの管理について質問がありました。 裁判は2日、被告人への質問などが行われ結審。 裁判官と裁判員が刑の重さについて話し合う評議を経て、3日判決が言い渡される予定です。
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