全日空は独特のデザインで親しまれた「モヒカンジェット」を20年ぶりに復活させ、1日、運航を始めた。
1969年に1番機が登場。機体上部の青い直線が、頭部の左右の髪を刈って中央部分だけを残す「モヒカン刈り」をイメージさせることから名付けられ、89年3月まで約20年間、日本の空を飛んだ。社員から「航空機での旅行に夢があった時代を思い出してもらえれば」と提案があり、実現した。垂直尾翼には、レオナルド・ダビンチのヘリコプターをモチーフにした社章も復活した。
機体はボーイング767型で、2013年まで飛ぶ。今月は就航当時、新婚旅行先として人気のあった羽田と宮崎、鹿児島の両線を中心に運航する予定。
初便の羽田発宮崎行きのセレモニーにはタレントの愛川欽也、うつみ宮土理夫妻も来賓として出席し、出発前には乗客との記念撮影に応じた。今月分の運航スケジュールは全日空のホームページで確認できる。【平井桂月】
毎日新聞 2009年12月1日 11時29分(最終更新 12月1日 11時59分)
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