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【格闘技】

内藤大助が来週にも現役続行会見

2009年12月2日 紙面から

 前WBC世界フライ級王者内藤大助(35)が1日、所属する宮田ジムの宮田博行会長(43)ら関係者と会談し、「またやりたいんだよなあ」と再起の意向を伝えた。「家族もいるので続けていいものか…」と悩みもあり、正式な結論は持ち越し。ただ、亀田興毅(23)に判定負けした直後は「(去就は)ゆっくり考えたい」と話していたが、気持ちは再起へ傾いており、早ければ来週にも現役続行会見が開かれる。

 宮田会長によると、都内のレストランで1時間半にわたって話し合ったという。内藤は「昨日の時点では、やるつもりだった」と、会談で再起を明言するはずだった。だが、最後の踏ん切りはつかず、宮田会長は「すぐ決める必要はない」と助言。精密検査の結果が出る来週をメドに結論を出すことになった。

 宮田ジムには新王者の興毅に対し、2試合分のオプション(興行権)がある。内藤が再起してもWBCは即再戦を認めていないが、2度目の防衛戦なら再戦もありえる。宮田会長は「内藤には、興毅君にリベンジしたい、オレはこんなもんじゃない、という思いがあるのでは。(リベンジマッチは)可能性はある」と話した。 (森合正範)

 

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