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興毅にリベンジを!内藤が現役続行決断

11月29日のWBC世界フライ級タイトルマッチで、亀田興毅(右)に敗れて王座陥落の屈辱を味わった内藤大助
11月29日のWBC世界フライ級タイトルマッチで、亀田興毅(右)に敗れて王座陥落の屈辱を味わった内藤大助
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 前WBC世界フライ級王者・内藤大助(35=宮田)が現役続行の意思を固め、王者・亀田興毅(23=亀田)との再戦を目指すことが1日、分かった。王座陥落から2日たったこの日、内藤と話し合った宮田ジムの宮田博行会長(43)が明かした。内藤は来週にも正式に現役続行を表明する予定で、早ければ興毅の2度目の防衛戦でリベンジに挑む可能性が出てきた。

 進退が注目されていた内藤の下した決断は現役続行だった。この日、都内で話し合った宮田会長によると、内藤は「家族があるんで続けていいものか迷っているけど、やりたいんだよな〜」と現役へのこだわりを打ち明けたという。

 興毅戦ではカウンターを浴び続けて顔面が原形をとどめないほど腫れ上がった。念のため精密検査を受けることになり最終結論は持ち越しとなったが、宮田会長は「じっくり考えればいい」と理解を示し、診断の出る来週にも正式決定の運びとなった。

 新王者の興毅は初防衛戦で暫定王者ポンサクレック(タイ)との統一戦が義務付けられている。ただ、タイトルを失った内藤陣営は2試合分のオプション(興行権)を保持。宮田会長は「これから興毅君のお父さん(史郎氏)と相談することになる」と前置きした上で「内藤も悔いがあるみたいだし、再戦も選択肢の一つ。6カ月は間隔が空けられるし、準備期間は十分ある」と興毅の2度目の防衛戦で再戦させる青写真を披露した。

 再戦へ猛烈な追い風も吹いている。内藤―興毅戦を中継したTBSの視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、今年の全局全番組を通じて年間トップの平均43・1%を記録。実現に向けては興毅が再戦に消極的などクリアすべき問題は多いが、後押しする要素も十分にある。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年12月02日 ]

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