2009年 12月 1日 穴吹工務店破綻で県が緊急融資創設 △▼ 穴吹工務店の破綻に伴い、香川県は連鎖倒産を防ぐための緊急特別融資の受け付けを開始しました。特別融資は百十四銀行など香川県内に本店や支店を持つ１３の金融機関で受け付けています。会社更生法の適用を申請した穴吹工務店など３社と取引がある県内の中小企業が対象で、融資額は２千万円以内、利率は年１．５％で返済期間は５年間となっています。受け付け期間は、今年度いっぱいです。また高松市も上限を５００万円とする特別融資の受け付けを開始しました。 古代の山城・鬼ノ城で鍛冶炉６基発見！ ▲▼ 総社市の古代の山城、鬼ノ城で鉄を溶かす鍛冶炉の跡が６ヵ所で見つかり一般公開されました。鍛冶炉は、鉄を高温で溶かす場所です。岡山県古代吉備文化財センターが今年７月から行っている城内の東側の発掘調査で６ヵ所から見つかりました。またきょうは「吹子」と呼ばれる、鍛冶炉の火力を上げるために風を送る装置の一部も公開され、参加した歴史ファンは謎の多い山城の貴重な資料を熱心に見入っていました。一般公開は今月７日まで行われます。 自民党の参院選候補者公募始まる ▲▼ 来年夏の参院選の候補者を決める自民党岡山県連の初めての候補者公募が始まりました。岡山市の自民党岡山県連事務局では、公募をＰＲする横断幕の除幕が行われました。総選挙での敗北を受け、県連が初めて行う候補者の公募は、今月１８日まで受け付けます。県連には、すでにいくつか問い合わせが入っていると言うことです。今後、書類審査と２度の面接を経て、来月中に候補者を決定する予定です。 新内海ダム建設推進派が県議会に要望 ▲▼ 小豆島の新内海ダムの建設を巡り、建設推進派の住民が、香川県議会に建設工事の契約締結に協力を求める要望を行いました。ダム建設推進派の住民代表２人が県議会の鎌田守恭議長に要望書を手渡しました。要望では治水、利水のためダム工事の推進に協力を求めています。ダム建設を巡っては、本体工事の契約締結議案が１１月県議会に提案されています。新内海ダムは、現在の７．５倍の貯水量を持つダムを新たに建設するもので、先月２４日、建設反対派の住民が契約凍結を求める陳情書を議会に提出するなど対立が深まっています。 犯罪被害を防ぐため新見市でチラシ配布 ▲▼ 坂出市出身の大学生平岡都さんの遺体が広島県の山中で見つかった事件を受け岡山県警は新見市の女子短大生に犯罪被害の防止を呼びかけるチラシ配りを行いました。新見警察署の署員らが新見公立短大に通う女子短大生に犯罪被害の防止を呼びかけるチラシを配りました。この短大の周辺は夜になると人気が少なく平岡さんが連れ去られたと見られる島根県浜田市と似たような状況になるといいます。また学生の約９割が学校近くのアパートや下宿で１人暮らしをしているということで、警察では夜の道を１人で歩かないなど常に警戒感を持つことで犯罪を未然に防いでほしいと話していました。 復興への願いイルミネーション試験点灯 ▲▽ 今年、豪雨などで大きな被害を受けた美作市で１０万個のイルミネーションが試験点灯されました。試験点灯されたのは、美作市の「バレンタインパーク作東」で、約１０万個のイルミネーションの光りが公園を彩りました。この公園では毎年イルミネーションを行っていますが、今年は美作市が竜巻と豪雨で大きな被害を受けたため点灯を自粛する声もありました。しかし、イルミネーションを設置している地元の住民グループはイルミネーションの光りで街を元気づけようと実施を決めました。バレンタインパーク作東のイルミネーションは午後６時から午後９時まで点灯されます。