(cache) 「被害者は痛がった?」と裁判員 被告に質問、神戸地裁 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     
  • 「被害者は痛がった?」と裁判員 被告に質問、神戸地裁

     義理の姉を口論の末に殺害したとして殺人罪に問われた兵庫県猪名川町の無職浜田順子被告(68)の裁判員裁判の公判が1日、神戸地裁(佐野哲生裁判長)であり、女性裁判員が被告人質問で「(被害者は)やめてとか痛いとか言いましたか」と事件当時の状況を尋ねた。

     浜田被告は「(暴言以外)何も言いませんでした」と述べた。

     検察側は論告で「うつ病で善悪の判断能力が低下していたが、動機は合理的。医療刑務所に服役すべきだ」と懲役8年を求刑。弁護側は「激高したことによる犯行で、強い殺意はない」と主張し、執行猶予付き判決と、心神喪失者医療観察法の規定を活用した治療を求め結審した。判決は3日。

     論告では5月8日未明、義姉淑子さん=当時(80)=の頭を置物で何度も殴り、殺害したとしている。

      【共同通信】