30日、東京・青山葬儀所で、9月に登山中の事故で亡くなった漫画家、臼井儀人さん(享年51)の「思い出を語る会」が行われた。
臼井さんの「思い出を語る会には、関係者約400人が参加。しんちゃん一家の着ぐるみも登場し、しんちゃんは「生みの親の先生にほめてもらえるよう頑張るぞ〜」と今後の活躍を誓った。生前からの臼井さんの意向で、遺影は非公開だったが、代わりに「クレヨンしんちゃん」のキャラクターパネルが飾られ、会場は華やかな雰囲気となった。
臼井さんと親交のあったタレント、関根勤(56)や小堺一機(53)、漫画家のちばてつや(70)らも出席。関根は、初めて会った時に「臼井先生ですか?」と聞くと「リチャード・ギアです」とボケられたというエピソードで会場を盛り上げた。
同所では、一般ファンの会も開催され、臼井さんの作品のパネルを鑑賞したり、メッセージカードに臼井さんへの思いを記したりし、故人を偲んだ。