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ボクシング用具

バンテージの巻き方について

昔は各ジムごとに、色んなバンテージの巻き方があったし、トレーナー、コーチは自分で工夫、研究したものだ。現在は海外の雑誌やビデオ情報なども入ってきたりで、巻き方もそんなに大差がなくなっているようだ。

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基本的には、ナックルパートや手首の保護だから、 手を痛めないように巻けばいいのだが、ボクサーのためにも握り易くて、ちょっと力を入れただけで、ぐっと締まるような巻き方をしてあげたい。

気をつけたいのは、バンテージを巻く時に、手のひらの部分に多く巻きすぎると、手首がまっすぐに伸ばせなくなってしまう。そのために、ナックルよりも、第二関節が前に出てしまい、第二関節で打つことになってしまう。

試合のグローブの手のひらの部分に、握りを良くする為に「あんこ」のような物が入っているが、これは必要ないのではと思う。素手でグローブを付ける場合には、この「あんこ」のような物は握り易いと感じるが、バンテージをしているのだから、二重になってしまう。

だから、バンテージを巻く時は、手のひらにあまり巻いて「あんこ」のようにしないでほしい。ボクサーの為にも、ハサミなどで修正して少しでも戦い易い、良い握りをトレーナーも研究してほしい。

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ルールでは、テーピングテープをナックルの部分には、巻いては行けないことになっている。 巻き終わったら、コミッションのチェックを受けて、マジックインクで巻き直し防止のサインを書かれる。

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練習時のバンテージは、ボクサーそれぞれに巻いているようだが、練習時間をうまく使う為にも素早く巻けるように、ジムに来る前にきちんと準備をしておきたい。それが強くなる為のモチベーションを高める。