2009年12月1日 18時34分更新
本格的な冬を前に、雪道で活躍する除雪車を子どもたちに紹介する見学会が、中国山地の山あいの岡山県奈義町で開かれました。
この見学会は、国道の除雪を担当する国土交通省岡山国道事務所の津山出張所が、子どもたちに除雪車の役割や働きについて理解を深めてもらおうと開きました。
1日は奈義町関本の国道53号線に、道路の雪を取り除く「除雪グレーダー」や、路肩の雪を吹き飛ばす「ロータリー除雪車」、それに凍結防止剤をまく散布車など、あわせて6台の車が用意されました。
そして招待された地元の幼稚園児31人が、除雪車の仕組みについて話を聞いたあと、除雪車が雪に見立てた砂を取り除く様子を見学しました。
また最後に実際に除雪車の運転席に座ってハンドルを握り、大きさを実感していました。
津山出張所は、岡山市北部から奈義町などを通って鳥取県境に至る国道53号線のおよそ80キロの区間で除雪態勢をとっており、昨シーズンは11回に渡って除雪作業を行っています。