TaxiDriverをしているとイロンナ酔っ払いにカラマレマス。
午前3時すぎ、スーツを着たちょっとガラのワルい、歳をとったチンピラといったトコロ、40歳前後かしら…
ドすンと勢いよく乗るなり
客「○○駅!早く行けよ!」
033「かしこまりましたぁ安全運転で急ぎます」
その刹那、車内が居酒屋の便所っぽいニオイでイッパイになり、タマラズマドを7センチほどあけた、○○駅とはココから3つほど下った駅
033「西口でよろしいでしょうか?」
客「いいから行きゃぁいいんだよ」
そうゆうとすぐに大鼾…
033「お客さん!お客さん!○○駅着きましたよ」
かなりの大声で起こしても反応ゼロ
さらに声を張上げる、遠くの人が振り返る大声、30回ほど起こしたところで、ビクッとなり
客「てめぇうる星んだよゴラぁ!大声ださねぇでも聞こえてんだよ!ナメテんのかぁ!」
033「いやいやとんでもないですよ〜ナメテナイッす、なかなか起きていただけなかったモノで、申しわけありません」
客「あぁ!!降りろゴラぁ!ブチ殺すぞ!」
アラアラ完全に“スイッチ”が入っちゃったw
脳ミソん中でRefrain
「売られた喧嘩は買え!自分からは売るな!」
死んだジイちゃんの口グセだってオヤジが言ってた。
でも私は海のように大きく深呼吸
033「そうですね、どうせ死ぬならお客さんみたいな勢いのある強そうな方に殺された方がいいすかねぇこの世に未練もないですしね」
客「上等だ!!コノヤロォ」
(あぁメンドくせぇ)
033「わかりました!でもですね、ブチ殺すのはいいですけどそしたら今晩、つーかしばらく家に帰れなくなりますよ、それでもいいすか?」
客「……。」
意気消沈。
033「ね?ブチ殺すのは今度でいいんで今晩はお家のフトンでユックリ眠りましょうよ」
客「お前がそこまで言うならそうするか」
033「お願いしますよぉ自分みたいなチンケなTaxiDriverブチ殺してもナンの得もないっすよ」
客「わかったよ、しつけぇなぁ」
僅かなチップと居酒屋の便所のニオイを残してフラフラと歩いて行ったよ
こんなことは日常茶飯事、今日もタクシーの列に並ぶ…
トラビスはどこに(笑)
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