新語・流行語大賞は「政権交代」 「こども店長」「歴女」も
産経新聞 12月01日17時05分
今年一年の世相を色濃く反映した話題の言葉に贈られる「2009ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)が1日、東京都千代田区の東京会館で発表され、年間大賞は「政権交代」に決まった。
新語・流行語大賞の発表は今回で26回目。年間大賞の「政権交代」は、この夏の総選挙で自民党から政権を奪い、首相の座に就いた鳩山由紀夫首相が国民に訴えた言葉で、鳩山首相は民主党代表だった平成8年の「友愛/排除の論理」に続いて2回目の大賞受賞。今回は授賞式には欠席し、代理で小川敏夫・民主党広報委員長が受賞した。
またトップテンには、新政権が国の予算のムダを省くために導入し、公開で議論し合う「事業仕分け」や、官僚政治からの脱却を自民党時代から唱えてきたみんなの党代表、渡辺喜美衆院議員の政治姿勢を表現し、新政権のキャッチフレーズにもなった「脱官僚」も入った。やや政治色が強い印象があるが、それだけ国民の目が今年は政治に向けられたことの証といえる。
ほかにも、「新型インフルエンザ」や「派遣切り」「草食男子」といった社会風俗に関する言葉など、幅広いジャンルから選ばれている。
子役の俳優、加藤清史郎くん(8)は、NHK大河ドラマ「天地人」で残した名セリフ「こんなところ来とうはなかった」も候補に上がっていたが、トヨタ自動車のCMでおなじみの「こども店長」でトップテン入りを果たした。
選考ではまず、「現代用語の基礎知識」(自由国民社)の編集担当者らが日ごろ書き留めてきた流行言葉などを踏まえ、11月に60語の候補が発表された。作家の藤本義一さんやタレントのやくみつるさんら5人の選考委員がさらに議論を重ね、年間大賞が選ばれた。
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トップテンの言葉と受賞者は以下の通り(=五十音順、敬称略)
「こども店長」加藤清史郎(子役の俳優)
「事業仕分け」行政刷新会議と事業仕分け作業チーム
「新型インフルエンザ」木村盛世(厚生労働省医系技官)
「政権交代」鳩山由紀夫(内閣総理大臣)、代理出席=小川敏夫(民主党広報委員長)(※年間大賞)
「草食男子」小池徹平(タレント)と深澤真紀(コラムニスト・編集者)
「脱官僚」渡辺喜美(衆議院議員)
「派遣切り」関根秀一郎(派遣ユニオン書記長)
「ファストファッション」益若つばさ(ファッションモデル・タレント)
「ぼやき」野村克也(プロ野球楽天元監督)、代理出席=野村沙知代(野村夫人)
「歴女(レキジョ)」杏(ファッションモデル・女優)
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