WEBタイムス 平成8年(1996年)11月22日 第459号
   

<かまぼこの日・園児に1000本プレゼント>

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 【西区】「かまぼこの日」の十五日(金)、広島市西区の保育園・幼稚園に、かまぼこ計千百三十セットのかまぼこが届けられた。
 地域のかまぼこ製造業者の青年部・新振会(木野公彦会長)が、幼いうちから地元の伝統的な産業であるかまぼこの味に親しんでもらおうと始めて、今年で五回目。今年は、二十の業者が経費を負担し合い、みゆき保育園、庚午保育園、草津保育園、ルンビニー幼稚園に配った。
 木野さんが訪れたのは、みゆき保育園(新長麗子園長、二百六十人)。赤ちゃんを除く約百五十人が、ホールで直接受け取った。年長の子どもは昨年のことを覚えていて、箱を見ただけで「あ、かまぼこだ!」とにこにこ顔。紅色のかまぼこ一本に、笹かまぼこ、カニかまぼこ、てんぷらなどのどれかを組み合わせたセットを、みんな大切そうに抱えてそれぞれの部屋に帰っていた。



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