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2009年12月2日(水)
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フランス総領事館、京に開館
左京・関西日仏学館内に移転
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フランス総領事館が移転した関西日仏学館(1日午前10時半、京都市左京区)

 在大阪・神戸フランス総領事館が1日、大阪市から京都市左京区東大路通東一条上ルの関西日仏学館内に移転し、開館した。京都市内で初の総領事館で、名称は在京都フランス総領事館になる。

 フランス大使館によると、これまでは大阪市中央区のビル内にあったが、日仏学館との機能集約などを目的に移転。同大使館は「文化交流のシンボルである学館に移転することで、関西でのフランスの象徴的存在になれる」としている。

 この日は、フィリップ・ジャンヴィエ・カミヤマ総領事らが入館して会議を開き、職員らが段ボール箱を運び込むなど引っ越し作業に追われていた。

 関西日仏学館はフランス政府の公認機関。市民向けのフランス語講座や映画上映会など、関西の日仏文化の交流拠点になっている。

 京都市によると、市内を訪れるフランス人の観光客は2003年の約1万7千人から、昨年には5万5千人にまで急増している。
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