聖書より
にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。
マタイの福音書 7章15節
サンクチュアリsanctuary神聖な場所, 聖所, 聖域, 教会, 寺院. (大辞泉)
「うちは貪欲な狼」、まさにサンクチュアリ出版そのものです。「夜回り先生」などたくさんの良書を発刊していたため、「最後のパレード」の著者である私は見事にサンクチュアリ出版にだまされました。
29日の日曜日に、通う教会で教えられたことです。テーマは「涙の谷間での人生」でした。
聖書より
ダビデは主に伺って言った。「あの略奪隊を追うべきでしょうか。追いつけるでしょうか。」するとお答えになった。「追え。必ず救い出すことができる。」
サムエル記 第一30章8節つまり、「攻撃しなさい」ということです。
私には、サンクチュアリ出版に対する個人的な私憤は一切ありません。金銭関係のことはすべて弁護士に任せています。神の武具を与えられた私の使命は、サンクチュアリ出版という邪悪な集団と「義」のもとに戦うことです。
※正義の「義」とは、羊(イエス・キリスト)と我の関係であり、「義」はクリスチャンの「神の武具」の一つなのです。
マハトマ・ガンディーはこのような言葉を残しました。
「真実と愛は必ず勝利する」
私は、「最後のパレード」事件発生後、真実だけを語ってきました。しかしながら、マスコミにより愚民化された多くの心ない人々により、私は谷底に落とされました、
もののけ姫に登場する「もののけの毛皮をまとった邪悪な人間たち」同様に、「羊のなりをした邪悪な人間たち」である、サンクチュアリ出版が私にしたこと、私がして欲しいことは以下の通りです。
「相手に分からせる論法」を使います。
■これが起こったことで、あなた方が私たちにしたことはこういうことです。私たちが感じたのはこういうことで、私たちの生活に与えた影響はこういうことです。そして、私たちがあなた方にして欲しいことはこれです。
私は匿名テロリストたちから集団的私的制裁(集団リンチ)を受けました。会社には「どろぼう野郎」など、私を誹謗中傷するメールや電話が重なり、私は筆舌に尽くしがたいほどの精神的な打撃を被りました。
私は、講演講師をしていましたが、予定されていたすべての講演はキャンセルになり、経済的にも大打撃を受けました。家庭内も混乱しました。現在も結婚指輪を外しているのは事実です。
さらに、香山リカ氏の著書「悪いのは私ではない症候群」には、読者に「最後のパレード」の著者が一方的に悪いという印象を与える記載があります。名誉棄損という罪を犯した香山氏は法的措置を取られることに至るということも、「最後のパレード」事件が派生的にもたらす出来事です。
サンクチュアリ出版がしたことはこういうことです。
第一に、私を裏切りました。読売新聞の報道直後は「同じボート」に乗っていましたが、一週間も経つと著者に断りもなくボートから降りてしまいました。そして、私一人をまな板の上の「いけにえ」に仕立てました。
第二に、私一人に責任を押し付けました。私がブログでの発言を止めないから回収に至ったと理屈付けをしました。(公式声明で述べたように、サンクチュアリ出版主導で発刊された「最後のパレード」は、企画の段階から著作権法に違反した欠陥書籍であり、回収は当然のことと著者は認識しています。)
サンクチュアリ出版は邪悪さをむき出しにしました。6月の中旬には、「多額の損害が出ている」「7日以内に著者が欠陥を修復しないと出版契約を解除する(印税は支払わない)」と一方的に通知してきました。
第三に、流言飛語です。「著者が全面的に悪い、出版社は悪くない」という偽りの情報を新聞社や書店などの関係者に一方的に流し続けました。
第四に、経済的打撃です。初版分を除いて、印税は以後支払われることはありませんでした。印税とは読者が懸命に働いた対価で支払った書籍の代金の一部でありますが、サンクチュアリ出版は読者が支払った代金から、書店の利益分や出版経費などを除いた「すべて」を独り占めしました。(一人ひとりの「最後のパレード」購入者から得た利益を、出版社が独り占めしているのです。私の著書を、涙して読んでくださった読者への冒涜であると私は考えます。)
講演の仕事も失った私を、サンクチュアリ出版はまさに貧困状態に陥れました。
第五に、不誠実に徹したことです。書籍回収開始後は、新聞の取材など著者に一切情報を知らせませんでした。また、当方の弁護士に対しても全く誠意のない対応を続けています。
最後は、サンクチュアリ出版の最大の罪です。それは、ネット社会に潜む匿名テロリストのテロを勝利に導いたことです。私の会社には「回収、ざまあみろ」という電話もありました。サンクチュアリ出版は匿名テロリストに私を「いけにえ」として差し出しました。匿名テロリストたちは勝利の雄叫びをあげたのです。
サンクチュアリ出版が私にしたことを要約すると、責任があることを知ったサンクチュアリ出版は、私に責任を押し付け、出版界での生き残りを図りウソを重ねたということです。
私が感じたことは次のようなことです。
ブタのように転げまわっていた当時の私は周囲が見えず、6月中旬の催促通知が届き弁護士に相談するまで、サンクチュアリ出版に騙されていたことに気付きませんでした。騙されていたことに気付くと私だけでなく、家族も怒りました。
私の妻は実に穏健な女性ですが、生まれて初めて「鶴巻社長をぶん殴りたい」と、人を殴りたいという気持ちになったそうです。
私はディズニーランドで「思いやりのある企業は必ず成功する」と教えられてきました。離職後も、私が仕事で関係した企業も素晴らしい企業ばかりでした。裏切られたこともなく、私が性善説で仕事をしてきたのは事実です。それだけに、サンクチュアリ出版の思いやりのかけらもない裏切りと責任の押し付け行為には、怒りを超えてある種の「情けなさ」を感じました。
人は、金銭欲のためなら人をだます。私は、人間不信に陥りました。(今はクリスチャンとして、友愛の精神にあふれています)
次に、生活に与えた影響です。
一つは、経済苦です。そしてもう一つは家庭内の不協和音です。ネット上には私への誹謗中傷があふれ、私の娘が「内部資料を盗んだ」とまで書き込まれました。サンクチュアリ出版の経営者や社員は、自分たちの生活のことだけを考え、著者の生活などどうでもいいという思想が、このような犯罪を生み出したのです。
最後に、サンクチュアリ出版にして欲しいことです。
サンクチュアリ出版の反社会的活動は、大きな不幸を生み出しました。匿名テロリストたちは、「最後のパレード」事件で勢いづきました。先日も、英国人女性死体遺棄事件の容疑者の家族が、集団的私的制裁(集団リンチ)にあい、「怖くて外出できなくなった」と語っています。「最後のパレード」事件で、ベストセラー本を回収させることに成功した匿名テロリストは、スズメバチの大群のように巨大化、横暴化してしまったのです。
サンクチュアリ出版が、日本社会に対し真摯に真実を語っていれば、匿名テロリストを勢いづかせることはありませんでした。酒井法子氏の別荘が焼失したのも、サンクチュアリ出版が匿名テロリストのテロ行為を正当化させたことが遠因であると私は考えます。
匿名テロリストを勢いづかせる行為が、いかに多くの不幸を生み出すか、鶴巻社長はテロリストの「素晴らしき協力者」であることを認識すべきです。
神の命によりこの記事を書いているキリスト教徒の私が、サンクチュアリ出版にして欲しいことです。
悔い改めなさい。そして、真実を語りなさい。
悔い改めず、邪悪な出版社が読者をだまし続けることは、キリスト教の敵であり続けることを意味します。社会悪そのものであり、神は決してサンクチュアリ出版をゆるすことはありません。このままでは、サンクチュアリ出版は、私を含めた全世界のキリスト教徒から追いかけられ続けます。そして、いずれ必ず倒れます。
サンクチュアリ出版だけではありません。
今後満を持して、匿名テロに屈した書店の丸善や、私を一方的に悪者にした小さな親切運動本部など、邪悪な集団を私は訴えていく所存です。
最後にもう一度、聖書のこの一文を引用します。
にせ預言者たちに気をつけなさい。彼らは羊のなりをしてやって来るが、うちは貪欲な狼です。
マタイの福音書 7章15節