高品質で低コストなものづくりを実現するためには,適切な公差を設定することが必要です。ところが近年,この“当たり前のこと”を実行できない設計者が増えています。背景には,ベテラン設計者から若手設計者への伝承不足,流用設計の増加や業務の細分化/外注化などさまざまな要因がありますが,これまでは,日本の生産現場の優れた対応力によって問題が顕在化していませんでした。しかし,ものづくりのグローバル化が進む現在,公差に対する取り組みが競争力を高めるために不可欠だという認識が広がってきています。
今回は,「公差解析」と「幾何公差」というの二つのセミナーを同日に開催します。古いようで新しい公差に関する最新情報を提供すると共に,今後の取り組みに直接役立つ実務スキルを身に付けて頂く絶好の機会として,是非,ご参加ください。
開催日時 | 2009年12月10日(木) 【午前セミナー】10:00〜12:20 【午後セミナー】13:30〜17:50 |
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会 場 | 銀座フェニックスプラザ |
定 員 | 各150名(事前登録制、定員になり次第締め切り) |
※満席になり次第,申込受付を締め切らせていただきますので,お早めにお申し込みください。
3次元設計が進むなかで、公差の検討においても3次元データと連携したツールを使うことで効率化を図れるようになってきました。複雑な形状が組み合わさったアセンブリにおける,各部品のばらつき影響を,短時間かつ正確に手計算で求めるのには限界があるからです。自動車メーカーなど先進企業における公差解析の活用事例や公差解析ツールの有効な活用法,公差解析ツール持つ機能など,公差設計を効率よく行う上で重要な情報をお届けします。
開催時間 | 10:00〜12:20 9:40開場(予定) |
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主 催 | 日経ものづくり |
協 賛 | 電通国際情報サービス |
受講料 | 無料 |
10:00〜10:30 | |
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10:30〜11:00 | |
11:00〜11:50 | |
11:50〜12:20 |
※プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
3次元形状を厳密に定義するためには,寸法公差だけではあいまいな部分が残ってしまいます。設計意図を正確に伝える手段として近年,特に注目を集めているのが姿勢や位置などを規制する幾何公差です。日経ものづくりの連載コラム「ベーシック幾何公差」や「勘どころ幾何公差」を執筆し,別冊「幾何公差ハンドブック」の著者である大林利一氏に,模擬テストなどを交えながら幾何公差を実務展開する上で必要なスキルを伝授して頂きます。
開催時間 | 13:30〜17:50 13:10開場(予定) |
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主 催 | 日経ものづくり |
受講料 (税込) |
一般価格 25,000円 |
日経ものづくり読者価格 20,000円 | |
・書籍「幾何公差ハンドブック」との同時申込もできます。 別々に申し込むよりもお得です。 一般価格 :受講+書籍「幾何公差ハンドブック」 29,500円 日経ものづくり読者価格 :受講+書籍「幾何公差ハンドブック」 24,500円 ※書籍はセミナー当日にお渡しします。 |
午後セミナーの講師は、いすゞ自動車 CAE・システム推進部 スペシャリスト 大林 利一 氏
13:30〜14:20 | |
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14:20〜15:40 | |
15:40〜15:50 |
休憩 |
15:50〜16:20 | |
16:20〜17:50 |
※プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。
■午後セミナーの受講料お支払い: 後日,受講券・ご請求書を郵送いたします。ご入金は銀行振込でお願いいたします。なお,振込手数料はお客様のご負担になりますのであらかじめご了承ください。
■お申し込み後のキャンセルおよび欠席: お申し込み後のキャンセル,ご送金後の返金はお受けいたしかねます。代理の方が出席くださいますようお願いいたします。
日経BP読者サービスセンター セミナー係
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