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高度成長よもう一度=「モヒカン」機、20年ぶり復活−全日空

高度成長よもう一度=「モヒカン」機、20年ぶり復活−全日空

 高度成長期からバブル期にかけ活躍した全日空の「モヒカンジェット」が20年ぶりに復活し、1日午前、最初の便が羽田空港から宮崎空港に向けて飛び立った。搭乗口では、歴代の制服を身に着けた客室乗務員らが乗客を見送った。
 モヒカン機は、機体の上部や胴体部分に青いラインが描かれ、垂直尾翼には社章の「レオナルド・ダ・ビンチのヘリコプター」があしらわれている。上から見るとモヒカン刈りのように見えるため、社内などでこの愛称で呼ばれた。
 モヒカン機が大空を飛んだのは、大阪万博(1970年)が開かれたり、新婚旅行などで航空機を利用する人が増えたりと、航空業界が躍進した時期でもあった。誕生から40年となる今年、「初心に立ち返る象徴に」と、ボーイング767型機1機を復刻した。(2009/12/01-09:47)


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