2009.11.27

『日本サッカー再生計画
  清水から世界へ!スペトレ軍団の挑戦』
(制作:テレビ静岡)

風間八宏のアドバイスを受ける3人風間八宏のアドバイスを受ける3人

静岡発となる“スペトレ”メンバー3人の挑戦
その後の成長
そこから見えてくる『日本人が世界に勝る部分』とは?
また、風間がスペトレを始めた時に目指したものでもあり、
世界の指導者との出会いで感じた『本物を生み出す指導』を通じ、
日本サッカーの未来を見つめていきます!

<2009年12月6日(日) 深夜0時25分〜1時20分> (テレビ大分とテレビ宮崎は深夜1時〜1時55分放送)


金子達仁(右)と風間八宏(左)がアツく語る世界と互角に戦うために日本サッカーに必要なものとは?
金子達仁(右)と風間八宏(左)がアツく語る

 世界と互角に戦うために日本サッカーに必要なものとは? サッカー解説者、風間八宏「日本人にも世界に負けない“強み”がある。それはユース年代までに伸ばしていかなければならない部分」と話す。
 そんな風間が主宰する「清水スペシャルトレーニング」に届いた1通の招待状。日本人が個の技術でどこまで世界と戦えるのか? 風間が送り出した3人のユース年代の選手の挑戦を通じて、世界に通用する日本人の長所を探り出す!
 そしてFCバルセロナの中盤を支えるアンドレス・イニエスタを直撃! 身長170cmと日本人と変わらない体型の彼が、なぜ世界最高峰のMFと呼ばれるまでに成長したのか? その秘密を探る!
 さらに、風間八宏とスポーツライター・金子達仁が、日本サッカーの未来についてアツく激しく語ります!

スペトレ軍団の挑戦
 「16〜18歳のスペインユース年代キャンプに正式に招待します」

 4月の終わり、ヨーロッパから風間八宏氏の主宰する「清水スペシャルトレーニング(通称スペトレ)」の3選手に、ある招待状が届いた…この夏、アンドラ公国(フランスとスペインの国境・ピレネー山脈にある国)で行われるユース年代トレーニングキャンプへの招待状だ。
 2003年。風間自身が「世界で戦える選手が育つ環境を作りたい」と地元・清水で小学年代から高校年代までの指導者に声を掛け、始めた「スペトレ」。そこで芽生えてきた3つの才能が、世界を相手にどこまでやれるのか? 彼らが“スペトレ”で培ってきた技術は、世界より勝っている部分なのか!? そして、3人の技術は世界の指導者たちの目にどのように映るのか!?
 スペイン各地から強豪クラブ入りを狙う同世代の選手が集まるこのキャンプでの日本人選手の挑戦を通じ、世界で戦うために必要な日本人の長所を探っていく。

今回招待を受けた3人は、サッカーの名門・清水商業の1年生トリオ。
  風間宏矢(16歳)FW
   兄・宏希と共に幼少時代から注目を集めてきたFW。
   2009高校総体県大会の得点王。U−13,14日本選抜、U−16日本代表候補。
  青木 翼(16歳)MF
   スペトレで大きく成長を遂げたMF。得点に絡むキラーパスが最大の武器。
   U−16静岡県選抜。
  遠藤維也(16歳)MF
   風間をはじめ、スペトレの指導者が「発想が一番面白い」というサイドハーフ。

一流の指導者が語る選手育成とは?

 今回は、バルセロナ、レアル・マドリード、バレンシアなどの一流の指導者が一堂に会する。特にバルサからは、イニエスタ、メッシ、ボージャンなどを送り出した育成部門の責任者、アルベルト・ベナイジェス氏が指導にやってくる。次々と世界のトップ選手を生み出す指導の秘密に風間が迫る!!
 独自の指導論を持つ風間は、彼らから何を感じ、何を日本に持ち帰るのか!?

世界最強MF イニエスタを直撃!

 世界最強クラブ・FCバルセロナの要、アンドレス・イニエスタ(スペイン代表)にスペシャルインタビュー! 彼は、FCバルセロナのカンテラ(下部組織)からの叩き上げの選手の一人。日本人と同じような小柄な体型でありながら、世界トップの戦いの中でひときわ輝きを放つその秘密とは? そして、日本人が理想とするあの技術を、どのようにして身に付けてきたのか?

激論! 日本サッカーの未来とは?

 サッカー評論の第一人者でスポーツライターの金子達仁氏と風間のスペシャル対談。世界のサッカーにも深く精通している金子と、世界で戦える選手育成の環境づくりに情熱を注ぐ風間が、世界の、日本のサッカーについて熱く激しく語り合う!

コメント

<ナビゲーター風間八宏さんのコメント>

 4回目となる『日本サッカー再生計画』、今回は、昨年表現できなかった日本サッカーの勝っている部分とは何か? を探っていきます。
 6年前に始めたスペトレで、小学校5年生から一緒にやってきた選手3人をキャンプに送り出しました。選手たちの長所、短所は全て把握していますし、キャンプを通じて出てきた良いところ、悪いところも番組で全部さらけ出します。これが本人のためにもなるし、日本サッカーのためにもなるからです。
 また、今回は指導者の眼、能力についても考えていきます。選手の能力はさまざまで、それを見極める指導者の能力によって、選手が伸びていったりダメになったりするからです。これはサッカーに限らず教育現場や社会においても同じではないでしょうか。私たち大人が力をつけないと子供は伸びていかない、そんなメッセージも送りたいと思います。

<土屋雅広ディレクターのコメント>

 今年は“日本人の勝っている部分を見つける”ことをテーマに掲げ、密着取材を決めました。招待された3人は、小5の時からスペトレで“個の力”を磨いてきたいわゆる風間チルドレン。もし“勝る部分”が見つからなければ、それを痛烈に表現してやろう…と思いつつキャンプ地であるアンドラ公国へ。
 果たして彼らは、海外の同年代選手たちに勝っているものを持っていました。それは“技術”。しかし、海外の一流指導者たちが認めた“技術”も、持っているだけでは世界には通用しないことも痛感させられました。
 では、何が足りなくて“勝る部分=技術”を活かせないのか? どうすれば活かせるのか? ぜひ、その答えを探しながら見て欲しいと思います。きっと翌日からの日常が、ちょっと“本気”になるはずです。

番組概要

番組名

『日本サッカー再生計画 清水から世界へ!スペトレ軍団の挑戦』

放送日時

2009年12月6日(日) 深夜0時25分〜1時20分(一部地域を除く)
(フジテレビ系列28局ネット)

出演者

ナビゲーター : 風間八宏(サッカー解説者)

【スタッフ】

プロデューサー
長谷川和人(テレビ静岡)
ディレクター
土屋雅広(富士テレネット)
ナレーション
平野義和
制作著作
テレビ静岡

2009年11月27日発行「パブペパNo.09-293」 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。