人権や青少年問題について

■人権や児童・青少年への配慮
 テレビは誰にもアクセスできる最も身近なメディアであり、今や日常生活に密着して、国民にとって欠くことのできないメディアになっています。したがって、放送する内容が国民に与える影響は大きいものとなっています。 フジテレビは、こうしたテレビの社会的な影響力の大きさを充分に認識し、放送内容が国民の基本的人権を擁護するものとなるよう心がけております。特に、人権や児童・青少年への配慮については、細心の注意を払っています。


■児童・青少年に見ていただきたいフジテレビの番組
 フジテレビでは、日本民間放送連盟の放送基準に従い、テレビメディアの社会的影響力を十分認識して、少なくとも週3時間、健全なる青少年の育成に配慮した番組を選定し、公表することにしています。
 フジテレビとしては、午後5時〜9時に編成する番組すべてを青少年の視聴に配慮して制作しており、このすべての番組を青少年の皆さんに見ていただきたいと考えていますが、「青少年推奨番組」として選定・公表する番組は、特に厳選することにいたしました。
 2007年4月改編に伴う推奨番組と、その選定理由は以下の通りです。
 なお、ここに挙げたレギュラー番組のほかにも、単発番組として多くの青少年推奨番組を選定し、制作・編成していきますので、その都度公表していくつもりです。

「VS嵐」
木曜日 19:00〜19:57(57分)

嵐がゲストとゲームで対決する体感型アミューズメントバラエティ「VS嵐」。
アスリート・芸人・俳優など毎回ジャンルの異なったゲスト陣vs嵐が対決。
「プラスワン」と呼ばれるサプライズゲストが嵐チームに参戦し、嵐5人と協力しながらゲストチームと対決します。
最後まで勝敗が分からない、筋書きのないドラマが繰り広げられます。一生懸命頑張ることの大切さを伝えていきたく、親子で楽しんで観ていただきたい番組です。
「もしもツアーズ」
土曜日 18:30〜19:00(30分)

ちょっと工夫とアイデアを加えると、お父さんやお母さんそして子供たちも、月曜日におもわず会社や学校で話したくなる「家族で出来る面白ツアー」を体験することができます。
家族そろって楽しむことができる、そんな『もしもの日曜日お出かけツアー』をお届けする番組です。
「ちびまる子ちゃん」
日曜日 18:00〜18:30(30分)

原作者・さくらももこさんの児童体験をモチーフにしたホームドラマテイストのアニメ。郷愁をさそうアイテムなども盛り込み、大人一緒に楽しめる国民的アニメです。
「サザエさん」
日曜日 18:30〜19:00(30分)

老若男女すべての世代を対象としたアニメーションだが、最近家族間のコミュニケーションが希薄化しつつあるなか、サザエさん一家を通して青少年に家庭の暖かさ、大切さを伝えられる番組。
「熱血!平成教育学院」
日曜日 19:00〜19:58(58分)

お茶の間から熱い支持を受け続けてきた『平成教育委員会』、その兄弟ソフトとして2006年1月に放送スタートしたのが『平成教育2006予備校』。そして2006年10月からは1時間番組となってさらにパワーアップ!
週末の夜、家族そろって楽しめる「元祖教育バラエティ」として定着。
“オトナたちが、小学生の解く中学校入試問題に挑戦する”というこれまでの基本コンセプトを保ちつつ、番組では学校の勉強が嫌いだという子も“楽しく勉強”することができるよう工夫。
大人と子供のコミュニケーションツールとしても有効である当番組を通じ、家族そろって楽しく“頭の体操”をしてください。


■人権についてのフジテレビの取り組み
 テレビの社会的な影響力と責任が大きくなったことを自覚し、近年高まる一方の国民の人権意識を尊重する立場から、フジテレビでは、視聴者や出演者、取材対象者の人権に充分配慮した放送を行うよう心がけております。


■放送倫理・番組向上機構について
 民放連とNHKは、放送界全体の自主自律体制の姿勢を明確に示すため、独立した第三者機関としての「放送倫理・番組向上機構(略称BPO)」を設置しました。
 このBPOの目的は、「放送事業の公共性と社会的影響の重大に鑑み、言論と表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情、特に人権や青少年と放送の問題に対して、自主的に、独立した第三者の立場から迅速、的確に対応し、正確な放送と放送倫理の高揚に寄与すること」です。
 BPOは、「放送と人権等権利に関する委員会(BRC)」、「放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)」、「放送倫理検証委員会」の3つの委員会を運営しており、視聴者から受け付けた意見や苦情を各委員会で審議し、その内容を放送局に伝えるとともに公表するなど、視聴者と放送局をつなぐ“回路”の役割を果たしています。
 「放送と人権等権利に関する委員会(BRC)」は、放送による人権侵害の被害を救済するため、苦情申立人と放送局の話し合いが相容れない状況になっている苦情を視聴者の立場から審理し、「見解」または「勧告」を出し公表します。
 「放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)」は、視聴者から寄せられた青少年に対する放送のあり方や、放送番組への意見をもとに、各放送局への意見の伝達と審議をおこない、その審議結果と放送局の対応等を公表します。
 「放送倫理検証委員会」は、放送倫理を高めるための審議を行うとともに、虚偽放送と疑われる事案が発生した場合には、放送倫理上の問題の有無を調査し、審理する目的で設置されています。

BPO連絡先
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町1-1 千代田放送会館7階
視聴者応対専用電話 03-5212-7333
FAX 03-5212-7330
URL http://www.bpo.gr.jp

 フジテレビでは、BPOに寄せられた視聴者のご意見に関して、各委員会からフジテレビあてに問い合わせがあった場合、その問い合わせ内容とともにフジテレビが回答した内容も、このホームページで公表することにしています。

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フジテレビホームページをご利用される方へ
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